みーばぁ整体室より: 体の謎とバトルの日々

みーばぁ整体室の現場では、病気や痛みや体の謎を解きつつ施術が進みます。謎が解けると施術も上手くいく。それが楽しいの。

成人偏平足(ためしてガッテン)& バレエの足づくり

2012-06-26 | 体づくり/筋肉づくり

先週の「ためしてガッテン」は、「成人・偏平足」の話でした。

加齢や立ち仕事で、足首に異常な力がかかると、

内くるぶし(足首の内側)に、腫れや変形や下垂が起こり

歩くと痛みが出て、歩けなくなる、という「成人・偏平足」。

 

成人・偏平足は、土ふまずのアーチ力が低下すると起こり、

「後けい骨筋腱」=膝の内側と土ふまずを結ぶ強力な腱= が弱まると、アーチ力も弱まると、「ためしてガッテン」では言っています。

 

  

土ふまずの アーチ力が弱い     土ふまずの アーチ力が強い

 

なぜ、後けい骨筋腱(膝~土ふまず)が弱まるのでしょう。

それは、足~足首の内側~母指に、過剰な力や体重がかかり、

それは、かかと~足の小指側への筋力が弱いことの現れ、

~とMiz は考えています。

 

6回のバレエの講習会を受けてみて、

バレエの基本動作には、土ふまずのアーチを作るための工夫が沢山あると感じました。

 

バレエでは、まず、かかとへ重心を乗せることが基本となります。

その上で、立つときは、

足の内側(土ふまず側)を伸ばすと同時に、

足の外側(小指側)にも体重を乗せて、しっかりと立ちます。


 

この基本動作を踏まえて、

つま先立ちという動作を行います。 

  

かかととつま先の間に、アーチがくっきりと出来ていますね。

 

「つま先立ち」は、しかしながら、体が前傾しやすい動作です。

かかとに重心が乗っていないと、体は前傾します。

頑張って行うと、土ふまず部がスジっぽくなります。

アーチ力はかえって弱まり、足が変形する危険があります。

~~基本を踏まえてつま先立ちをしないと、逆効果ですね。


Miz の感想ですが、

かかと~足の外側(中指~小指)への筋力をアップして、

「正しいつま先立ち」が出来るようになると、

お尻、腰、背中の筋力がキュッと締まる!ように感じましたよ。

ただし、脚力アップの代償として、

太ももが太くなるかも・・!

・・それって、好いことなんですけどね。

内転筋も強くなるし。足底のアーチ力もアップするし、

成人偏平足にならないコツ、の一つではないでしょうか。

 



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