みーばぁ整体室より: 体の謎とバトルの日々

みーばぁ整体室の現場では、病気や痛みや体の謎を解きつつ施術が進みます。謎が解けると施術も上手くいく。それが楽しいの。

冷たいものの食べ過ぎで、ふらつきや吐き気・・

2011-09-11 | 夏の健康管理

Sさんからお電話がありました。

「今朝起きようとしたら、目が回ってふらふらして起きられない。

吐き気があって、頭がぼーっとしている・・」と。

Sさんは、一昨日に整体をしたお客さま・・・。

もし、整体が原因の症状なら、修整しなければならない。


息子さんの運転で、Sさんが急きょ、来室しました。


Sさんの体を両手でセンサーすると、・・ムムッ・・?

・・お腹の真ん中に、何やら組織の塊のようなものを触感しました。

この塊が、体の正中ラインをブロックして、症状が発生している可能性が考えられます。

「昨日、冷たいものとか、消化の悪いものとかを、食べましたか?」

「この夏は、冷たいものを滅茶苦茶、飲んだ」

「原因は多分、それだわね。・・腸の動きが異常を来たしたのね」

原因はともかく、、、

~~この塊のようなもの(おそらく腸が腹腔内でこんぐらかっている状態でしょうか)を、ほぐす必要がある。


ベッドに仰向けに寝ていただき、

お腹の真ん中にある組織の塊のようなものの上に両手を置き、

特殊な作業=「脈動の共振ワーク」に入りました。

(この作業は、トック、トックという脈動に耳を傾けながら、お腹の中の組織を3Dで感じ取っていくというテクニックを使います)


少しづつ塊がほぐれ、やがて緩解していきました。

(おそらく、腹腔内でこんぐらかっていた腸などの組織が、ほぐれて、元の位置に戻ったのでしょう)

Sさん、いわく。

「ああ、楽になってきた!」


続いて、”おへそのワーク”に入ります。

”おへそのワーク”は、ひと言で説明できませんが、簡単にいえば、臍(おへそ)の管は、腹腔内に伸びていますので、腹腔内の状況がおへそに反映されていることがあります。おへそのワークは、その因果関係に基づくワークです。

「あ、頭がスーッとしてきたよ。。。うん」


一連の整体作業が終り、Sさんにベッドから立ち上がっていただきます。

Sさん、体を左右に曲げたり、頭を振ったりして--------。

「うん、大丈夫。頭がスッキリだ。・・こんな風に立ち上がることが出来なかったんだよね」と。

Sさんが言うには、

「明日、大事なイベントがあるので、どうしても治らないといけなかった」そうで、息子さんに、

「整体より、病院に行った方が良い」

と言われたけれど、押し切って来室したのだそうです。

~~初期症状の場合は私の整体でもいいけれど、症状が進んでいる場合は病院へ行って下さいよ。


さて、Sさんの症状の原因ですが、

やはり、冷たいものの摂り過ぎの結果でしょう。

腸などの組織が冷えて、キュッと縮み、互いに絡まりあったりして、周囲の機能にもダメージを与えたのでしょう。

Sさんいわく。

「そういえば、先週の夜中に急に吐き気がして、これでもかという程に吐いた。

あれは今日の前兆だったんだなあ・・」と。

冷たいものを摂り過ぎると、こんな症状が出る危険もあるんですね。


8月の猛暑ほどではないにしても、

暑い日がまだあるでしょう。

冷たいものの摂取は、ほどほどにしようね。

 



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