みーばぁ整体室より: 体の謎とバトルの日々

みーばぁ整体室の現場では、病気や痛みや体の謎を解きつつ施術が進みます。謎が解けると施術も上手くいく。それが楽しいの。

ピアノ:「指を長くしたい」「疲れにくい手にしたい」

2012-11-12 | 体づくり/筋肉づくり

Mちゃんは、ピアノ教室に通っていますが、

オルガンの演奏を頼まれて、只今、練習中です。でも、

「オルガンは、弾いていると疲れてしまう」と言って、

オルガンの日は、家に帰ると、グタ~っとしていました。

 

ピアノは、キーを叩くように弾けば、音が出ます。

オルガンは、キーを、ある程度押さないと、音が出ません。

その分、手が疲れるのです。

当時(2ヶ月前)の、Mちゃんの手の形です。

 

 

「オルガンを弾いても、疲れにくい手にしましょう。

ついでに、ピアノが引きやすい手にしましょう」とMiz が言うと、

 「えぇっ、よかったわね、Mちゃん」・・とお母さん。

 

Miz は今、新しい整体テクニックを開発中です。

新しいテクニックは、お客様自身が体を動かしながら、自分の体を補正していくというもので、Miz は調整役にまわります。

このテクニックは、まだ開発途中ではありますが、

これを2回ほど、Mちゃんに応用しました。

~~見事に成功です!~~。

 

Mちゃんの手が、2ヶ月で、こんなに変わりました。

 

ピアノを弾く時の、指のポーズも、力強さが感じられますよ、ね。

指が180度近く広がります

 

 「オルガンを弾いても、疲れなくなったでしょ」とMiz が聞くと、

「全然、平気で~す」と、Mちゃん。

「お友達がね、『Mちゃんの手、長くていいわねえ』って、言うんですって」とお母さん。

-----ここでMiz 注釈:--------

Mちゃんは、手の指が長くなったのではなく、

指が横に広がるようになったのです。(写真を見比べて下さい)

 それと、「指の力を強くした」ということよりは、

「5本の指に体の重みを乗せられるようにした」のです。

ピアノは指先で弾くのではなく、体全体で弾くということが、Mちゃんの5本の指の表情から想像できるでしょうか。


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「ピアノをもっと上手に弾きたい」「音楽学校に行きたい」

という夢を抱く人の中に、

指を長くしたい、指が短くて1オクターブが届かない、

などと悩んでいる人が、けっこういるようです。

 

指の股を手術で切って、指を長くする人もいるとか・・。

 

そんな方は、指の間を切って長くする前に、

手の幅を広げる=母指と小指の間が180度近くに開くようにする

という方法に、まずはトライして欲しいと思います。

ピアノぶらぼー!というサイトに、

「手の幅は、努力である程度広げることが出来る」という記事があるので、参考にしてみては、いかがでしょうか。

 

知人のピアニストからお聞きした話ですが、

西洋音楽は、指の長い人種のぶんで育った音楽なので、

指の長い人向きに作られた曲が多い、ということです。

ラフマニノフの曲など、彼の大きな手で弾くのは易しくても、

ふつうの日本人の手で弾くのは、とても難しい、ということです。

  



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