みーばぁ整体室より: 体の謎とバトルの日々

みーばぁ整体室の現場では、病気や痛みや体の謎を解きつつ施術が進みます。謎が解けると施術も上手くいく。それが楽しいの。

地震と土台・・「石の上に角材」の土台は、地震に強かった

2012-05-03 | 地震にまつわる話

地震で崩れた瓦屋根の修理工事は、終わりました。

次に心配なのが、古家の土台です。

 

わが家は、築100年。

昔の工法で、土台は石の上に角材を乗せたもの。

その上に床が乗って、家が立ち上がっています。

こんな感じ ↓ 。

わが家の土台のイラスト。

今風の建築土台 ↓ に比べると、何とも心もとない土台。

 

 

 次に大きな地震が来たら、崩れるのではないか?・・という不安。

大工さんは「大丈夫、心配ない」と言いますが、

床下にもぐって調べていただきました。

そして再度、「大丈夫。心配ないよ」と言われましたが、・・やはり不安。

 

不安が拭い切れない私に、大工さんが説明してくれました。

 

「地震の後、あちこちの家の修理をしてきて、

・・それまでは、俺も気づかなかったけど・・・、

コンクリートを流した今風の土台よりも、

石の上に丸太や角材の土台の方が地震に強い、ってことが分かったよ。

 

 よりも の土台の家が、被害が小さい、

 よりも 式の家の方が、地震に強い、

それが、分かった。

このような土台は、地震の揺れを逃がすんだろうな。

津波や液状化がない限りは、この土台は心配しないで大丈夫。

俺が太鼓判を押す」

 

地震による家の被害を、自分の目で確かめてきた大工さんの言葉には、

説得力がありました。

 

そういえば、あの大地震のとき、

ご近所の皆さんは、口々に食器棚や本箱などが倒れた恐怖を話していました。

でもわが家は、瓦屋根は崩れましたが、

家の中は、棚からコップが2~3個落ちて割れた程度の被害でした。

それは、昔式の土台のお陰?・・と思えば、なっとくかな。

 

ほっとして、安心しました。

ありがとう、大工さん。

この古い家は、私とともに、まだ生きてくれそうです。

 



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