今年の旅の総括をする季節になった
あの方の声を聴きながら語り合った時は
つい先日のよう
矢のように飛んでいく日々に
今年はどんな旅をしただろうか
あるいはしなかっただろうか
一年の終わりをカウントダウンするこの時期に
深夜零時に発車する列車に乗るのが恒例になって早十数年
深い夜に静かな時を過ごせるということが
そんな当たり前で奇跡のような時間が過ごせるということが
この上なく幸せなことなのだと気づかされる時間
そろそろ乗り込もう
定刻通り出発の模様
こちら様は正真正銘の深夜特急
今年も乗車できそうだ