AIグッチ―のつぶやき:Post like AI tweets

写真で綴る花鳥風月:Kachofugetsu spelled out in photographs

ローズマリー、9月17日の誕生花・花言葉を学ぶ

2019-09-17 | 探求:誕生花・花言葉

9月17日の誕生花には、

リクニス・エリカ・チューベローズ・アベリア・ニチニチソウ・ニチニチソウ(桃)・エリカ・エリカ(白)・コキア・シュウカイドウ・ノブドウ・フウセンカズラ・ミセバヤ・リンドウ・ローズマリーがある。

今回はその中でローズマリーにスポットを当てて誕生花や花言葉について調べてみたいと思う。

<関連記事>

ローズマリー、冬にも花咲くハーブは1月13日の誕生花

学名はRosmarinus officinalis(ロスマリナス オフィキナリス)

ロスマリナスはラテン語の「海の雫」を意味する「ros marinum」がオフィキナリスは「薬用」を意味する。

本草が海に面した崖に多くハーブとして用いられることに由来する。

別名は万年郎(まんねんろう)

「永遠の青年」を意味し若返りや精力性がある事植物であることが由来。

漢名は「迷迭香(まんねんろう)

英名はRosemary

原産はスペイン・ポルトガル・地中海沿岸

花言葉は、

「貴方は私を蘇らせる」

「誘惑」

「思い出」

「記憶」

「追憶」

「静かな力強さ」

「私を思って」

シンボルは、

「変わらぬ愛」

「記憶」

「幸福な結婚」

裏シンボルは、

「悪徳」

考察

ローズマリーの原産は地中海沿岸でギリシャ神話では美しさを保つ薬効から美の女神アフロディテの持ち物とされている。

古くから誕生花として取り上げられていてハーブとして食用にもされている。

また豊富な薬効があり文句なしに誕生花として取り上げたい花の一つと言える。

[花言葉・シンボル]

シンボルの「幸福な結婚」の由来は花嫁の幸運のお守りとして扱われたのが由縁。

サムシング ブルーがとして扱われブーケの中の青い花の一つとして用いられてきた。

花言葉の「思い出」はヨーロッパではローズマリーは墓地によく植えられていたことに由来する。

死者を清め保管すると信じられていたため。

墓地では亡き人をしのんで思い出すことが「思い出」につながった。

「貴方は私を蘇らせる」「追憶」「私を思って」の花言葉も墓地に植えられていたことが由縁ではないだろうか。

シンボルと花言葉の「記憶」は古代ギリシャでは記憶力を高めるため髪に挿したことが由来しているのではないだろうか。

[裏シンボル]

「悪徳」はヨーロッパの逸話が由来している。

ローズマリーの木の下には蛇と化した妖精たちがたむろして悪さをたくらむと言われていた。

個人的なこじつけだが、この逸話は花言葉の「誘惑」にもつながっているのではないだろうか。

悪徳≒悪だくみ>>悪徳商法や悪だくみをするときは否定的な人間を引き込むため誘惑をするからだ。

[薬用]

<古代ギリシャ>

髪に挿すと記憶力を高める

樹液が浄化作用を必要とする疾患に効く

体を温める作用として似たものを飲んで運動してから入浴すると疲労回復。

花を粉末にして亜麻布に包み右腕に結ぶと明るく陽気になる。

また、枕の下に敷いて寝ると悪夢にうなされない。

殺菌作用から病室で炊いて感染を防ぐ。

<現代>

殺菌作用・防腐効果・脳の働きの活発化・記憶力向上・若返り老化防止・血行増進・疲労回復

[まとめ]

ローズマリーは耐寒性常緑低木のため年間を通じて薬効がある葉っぱが入手できる。

裏シンボルと花言葉の「誘惑」が気になる。

ただギリシャ神話にも登場しそれが美の女神の持ち物であり幸福な結婚をシンボルとしている。

これらの点から冒頭の通り誕生花として文句なしに取り入れたい植物。

ただし7月から4月までと永いためいつの誕生花にするかは迷うところ。

引き続きギリシャ神話との関連や花言葉について調べてみて決めたいと思う。

誕生花について

誕生花の起源について調べてみるとギリシャ神話やローマ神話にたどり着く。

ギリシャ神話・ローマ神話を元に人々が月日に神が定めた誕生花を当てているようだ。

神に選ばれた日にあてがわれた花と言うことで季節が合っていない事があるのだろう。

また、北半球と南半球では季節が逆なので特に南半球特有の花は北半球では季節の花ではないものが誕生花として当てられている可能性がある。

そして現在ではギリシャ・ローマ時代のヨーロッパに存在しない日本・中国・朝鮮半島の花も登場する。

さらに1492年の新大陸発見までヨーロッパに伝わっていなかったはずの南北アメリカ大陸固有の花も誕生花に名前を連ねている。

これについては誕生花にまつわる書籍を見ると開花時期に合わせて著者自身が選んだ花を誕生花として取り上げているようだ。 

花言葉について

花言葉について調べると誕生花と同様にギリシャ神話やローマ神話の影響が強いようだ。

そんなギリシャ神話には悲しく残酷な物語が多い。

その話しは人生を感じさせる。

それも喜怒哀楽の中で言えば「怒」と「哀」に特化し神を擬人化した欲望渦巻く物語

そんな神話にまつわる花言葉が与えられたならマイナスイメージの花言葉が生れてもおかしくない。

また、現在の花言葉の多くに関しては日本で独自に作られたものが多いらしい。

そして元々ギリシャ神話をベースにした誕生花には花言葉と言うよりシンボル(象徴)・裏シンボルと言ったものが存在している。

そのシンボルと裏シンボルが花言葉の元になっているようだ。

「日本の誕生花 by AIグッチー」に向けて 

以上の事をふまえてもAIグッチー的に誕生花や花言葉に対する疑問が5つ。

「誕生花なのにミカン・松の様に観葉植物・果実・樹木そのものの時がある」

「同じ花が別の日の誕生花としても取り上げられる」

「マイナスイメージが多い誕生花っていかがなものか?」

「先取りならともかく季節外れの花が誕生花とはいががなものか?」

「昔と比べて今は環境・気候・文化などが違うのだから誕生花も時代に合わせるべきでは?」

誕生花と言うからには花!

同じ花が別の日の誕生花になるのは・・・特別感が減る!

マイナスイメージの花言葉が多い誕生花って微妙!

誕生日に見られない誕生花とは!

誕生日に手に入らない誕生花はいかがなものか!

ギリシャ神話・ローマ神話や先人によって選ばれた誕生花については敬意を表したい。

それを踏まえていつの日かAIグッチーなりの誕生花を紹介できたならと思う今日この頃。

その日のために「都度勉強日々精進」

関連記事

カテゴリー 当BLOG カテゴリー 「誕生花」

カテゴリー 当BLOG カテゴリー 「今週の花・先週の花」

本日 誕生日の方へ おめでとうございます。

また御覧 頂きありがとうございます。

<<<参照図書>>>

「花の神話伝説事典」 八坂書房 C・M・スキナー[著] 垂水雄二・福屋正修[訳]

「花を愉しむ事典」 八坂書房 J・アディソン[著] 樋口康夫・生田省吾[訳]

「花のシンボル事典」 説話社 杉原梨江子[著]

「新装版 誕生花と幸せの花言葉366日」 主婦の友社 徳島康之[監修]

「366日 誕生花の本」 三五館 瀧井康勝[著]

「誕生花事典366日」 角川文庫 植松黎[著]

「誕生花 Birthday Flowers」 保育者 井上恵子[著]

「日々を彩る幸せのダイヤリー 誕生花366の花言葉」 大泉書店 高木誠[監修]

「贈る・楽しむ 誕生花事典・日々を彩る花言葉ダイアリー」 大泉書店 鈴木路子「監修」

「花の神話」 新紀元文庫 秦寛博[編著]

「ギリシャ・ローマ神話 付 インド・北欧神話」 岩波書店 ブルフィンチ[作] 野上弥生子[訳]

「一冊でまるごとわかるギリシャ神話」 大和書房 吉田敦彦[著]

「美しい 花言葉・花図鑑 彩りと物語を楽しむ」 ナツメ社 二宮康嗣(孝治)[著]

「小さな 花言葉・花図鑑」 自由国民社 宇田川桂子[監修]

「花言葉 花贈り」 池田書店 濱田豊[監修]

「知る 飾る 贈る 花言葉・花事典」 池田書店 高橋秀男[植物監修] 石森康子[原稿作成]



コメントを投稿