chanting an air of joyous bliss

普段の生活で見逃しがちな面白いことを書いていく
そんなブログです

ARIAで学ぶヴェネツィアの歴史 生きている干潟2

2010-09-18 22:13:04 | 趣味

その1はこちら http://blog.goo.ne.jp/evergreen_1978/e/fbd486d8f6993ee7498bcdce548d00f8

ーーーーー翌日ーーーー
(アリス)昨日、お話した本、もって来ました
(藍華)どれどれ、みせてみて
(アリス)はい、・・・・ このページですね
(灯里)ちょっと、読んでみるね
・・・・・・
『水は恵みを与える』
(藍華)それはそうかもね。私たちがウンディーネとしてお仕事ができるのも、この街が水で覆われているからでもあるし
(アリス)マンホームのヴェネツィアでは、昔、水が城壁の代わりになっていたようですよね。この前、ミドルスクールの歴史の授業で習いました
(灯里)そうだよね。続きを読んで・・・ん?
(藍華)どうしたの、灯里?
(アリス)不思議そうな顔をしていますが・・・・・
(灯里)『水は災厄をも与える』
って書いてあるよ?
(藍華)どういうことかしら?
(アリス)でっかい謎です。
灯里先輩、続きはなんて書いているのでしょう??
(灯里)うん
『空から見たとき、ヴェネツィアがイタリア本島を流れる川からの水の流れと、アドリア海の海水の流れにぶつかるところに位置していることがわかるだろう。このとき、ヴェネツィアが単に干潟を埋めた街だったらきっと不都合なことが起こったに違いない。なぜなら、川と海、両方の水の流れがぶつかって、今以上に水浸しになるだろうから』
(藍華)アクア・アルタが今以上にひどくなるの?それは確かにいやよね
(アリス)水が引いた後の片付けも今以上に大変そうです
(灯里)もうちょっと読んでみるね。
『海からの海水の流れと川からの水の流れがぶつからないように水の通り道を作る、これがヴェネツィアの水路が複雑になっている理由のひとつである。』

次回に続きます
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