ひろうさぎのヒトリゴト

ヒトリゴトなのであまりツッコまないでください(笑)

覚悟と責任

2011-04-23 15:13:21 | 日記
【YouTube動画】
なぜ警告を続けるのか~京大異端児1/4
http://www.youtube.com/watch?v=-pqrpabtm4s&sns=em

なぜ警告を続けるのか~京大異端児2/4
http://www.youtube.com/watch?v=a4c2Dca-Brg&sns=em

なぜ警告を続けるのか~京大異端児3/4
http://www.youtube.com/watch?v=e0AFOOyglC4&sns=em

なぜ警告を続けるのか~京大異端児4/4
http://www.youtube.com/watch?v=kjvmsnVqAPg&sns=em

「原子力を選ぶか選ばないかというのは科学者だけの問題ではなくて、一人一人の人たちがどういう生き方、どういう地球を造りたいというそういう問題ですから、皆さんお一人お一人が考えていただくしかないのですけれども、私は科学という場所に携わっていますので、その特殊な場所にいる人間として、私の『責任』を果たしたいと思っている訳です」

 ビデオの最後に、小出裕章助教は自分の立場をこう明らかにした。

 今まさに、私たちの生き方そのものが問われている。

 原子力推進にしろ、反原子力あるいは脱原子力にしろ、ただ漫然と必要とか不要などと主張するだけではなく、そこに「覚悟」を持って、なおかつ現世のみならず後世に対しても「責任」を果たさなければならないということだろう。

 なぜなら、私たちの生きる地球という星は、この宇宙上にたったひとつしか存在しないかけがえの無いものだから。

必要な情報とは?

2011-04-17 15:47:47 | 日記
心からの叫び!元原発技術者菊地洋一さん中部電力靜岡支店で訴えた
http://www.youtube.com/watch?v=gNWVljrvl3o&sns=em

■NILU■ノルウェー気象研究所による放射性物質の飛散予想■16_20日 Radiation from FUKUSHIMA NCLP
http://www.youtube.com/watch?v=nmSDFwP31XU


 マスコミは「頑張ろう」などと精神論や情緒的なことを言う前に、こうした情報を国民に伝えるべきではないか?

 なぜ、震災のドサクサに紛れて「復興税」という名目で増税しようとする政府(財務省や財界)の片棒を担ぐのか?なぜ、官邸の福島原発事故に対する過小評価(チェルノブイリ事故との比較)に異議を唱えないのか?

原子力発電の持つリスク

2011-04-15 18:12:14 | 日記
【福島原発】2011/4/14/木★汚染水の循環と被曝限度量の基準について 1/2
http://www.youtube.com/watch?v=yEkI-jUGHmE&sns=em

【福島原発】2011/4/14/木★汚染水の循環と被曝限度量の基準について 2/2
http://www.youtube.com/watch?v=e0W1bUENhfo&sns=em

福島原発事故の現状について、京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く

「小出さんに本当に素朴なことをお聞きしたかったんですけれども、このような事故が起きて、日本のエネルギーをどうするかということについて抜本的に考え直さなきゃならない時期だと思うんですけれども、震災の以前から原発をやりましょうという方の中でも、例えばビル・ゲイツさんが『もっと新しい形の安全なタイプの原子炉開発に投資をしましょう』とか、日本でも私がお伺いした方の中には『ウランじゃなくて、トリウムを使ったもっと安全な原子力発電というのが可能なんだ』というようなお話をされる方もおいでなんですけども、ずっと長い間、原子力の研究をなさってこられた小出さんから見て、原子力というものが、そもそも人間がコントロールしうるものなのか、あるいは、もう原理的に人間が扱ってはいけないようなエネルギー源なのか、そのあたりどのようにお考えですか?」

「私は使うべきではないと思っています」

「要するに、安全な原子力発電というのはあり得ないということですね?」

「そうです。原発が安全なら、原発は都会に建てればいいのです。電力の消費地に原子力発電所を建てて、そこから電気を送れば良かった訳です。ところが、今回福島の原子力発電所で事故が起きている訳ですが、福島という所は東京電力の給電範囲ではないのです。東北電力の給電範囲に、東京電力が原子力発電所を建てて、東京に電気を送るということをやっている訳です。福島第二原子力発電所も、同じく東北電力の給電範囲ですし、東京電力は他に柏崎刈羽原子力発電所を持っていますが、そこも東京電力の給電範囲ではありません。東京電力は、沢山の火力発電所を東京湾に林立させていますけれども、原子力発電所だけは、遂に一基も自分の範囲に建てることが出来ないまま、東北電力の給電範囲に押しつけて、長い送電線で東京に電気を送ったのです。それは、原子力を進めている人たち自身が、都会では引き受けられないリスクを原子力発電所が持っているということを知っていたからです。私は、そうであるかぎりは原子力発電所は認めません。都会に原子力発電所を建てるならば、まあやってみてくださいと思います」

綱渡りの毎日

2011-04-14 21:48:27 | 日記
これだけ余震が頻発しているのに原発を止めない国の恐怖[斎藤貴男「二極化・格差社会の真相」]
(2011/4/12)

 もはや一刻の猶予もない。少なくとも太平洋岸に林立している原発は、この際、軒並み停止させるべきである。

 地震浸けの日々が続いている。福島県の浜通りを震源とする昨夕の揺れは特に激しかった。

 しょせんは余震と割り切れない。3・11と4日後に静岡県富士宮市で観測された震度6強、今月9日に鹿児島県種子島沖で発生したマグニチュード5・7との関係も、何もわかっていないのだ。

 残る東京以西の太平洋岸。いわゆる東海、南海、東南海に、南九州まで連動した大震災の恐怖に怯えているのは、筆者だけではないはずである。
――などと口走ると、またぞろ「科学的でない」「情緒的に過ぎる」「バカ、アカ、サヨク」の悪罵が飛んでくるのだろう。だが、すでに結果は出てしまっているではないか。

 原発は危険に過ぎるのだ。日本のような地震国ではコントロールが不可能で、また火山活動なども考慮すれば、現在は地震の頻発期らしい、と。

 周辺住民は逃げるしかない。農業や漁業は壊滅的な打撃を被った。今後も場合によっては東京を諦めざるを得ない可能性を示唆する専門家もいる。

 せめて浜岡原発だけでも停止されなければならない。中部電力が静岡県御前崎市で運用する5基の原発群は、かねて巨大地震が想定されてきた東海地震の、なんと震源域のど真ん中にあった。

 過去に大津波を経験した地域の原発も。とすれば太平洋岸だけでなく、瀬戸内海も、北海道の日本海側、秋田、新潟。なぜか「津波はない」と信じ込まれていた北陸でも、最近は電力会社自身が対策の必要を口にし始めた。

 統一地方選では、原発銀座の福井県でも大消費地の東京都でも、現職の推進派が多選を果たした。彼らを操る財界の野望を有権者たちは知らない。「原子力行政は胸を張れ」と吐いた日本経団連会長の妄言は前回で紹介した。経済同友会はといえば、さる6日に発表した「緊急アピール」で、原発の停止どころか、4年前の中越地震で休止した柏崎刈羽原発の3基を再開せよと迫っている。

 道州制の導入や消費税増税も重ねて強調していた。要は従前のまま、飽くなき利潤追求を目指した国家改造を、ドサクサに紛れて強行してしまおうという代物だ。

 筆者はヒューマニズムだけでは発言していない。この期に及んで人間を顧みない経済成長一本槍の価値観が、相当の確率で起こり得る次の災厄の前に、経済はもちろん、日本という国をも終わらせかねない近未来を危惧している。

《ゲンダイネット4/12より》


 福島第一原発では、今も必死な綱渡りの作業が続けられているが、私たちもまた、地震による原発事故に怯える綱渡りの毎日を送らされているのだ。

 ひと握りの強欲な者たちの利権を守るためだけに…

デタラメ

2011-04-13 20:58:56 | 日記
【福島原発】2011/4/12/火★最悪の「レベル7」引き上げの意味
http://www.youtube.com/watch?v=ruTVbPCGAxw&sns=em

 福島原発事故の評価をレベル7に引き上げたことについて、小出裕章・京大原子炉実験所助教のコメント
「あまりにもバカバカしくてコメントもしたくありません。とっくの昔にレベル7だと言わなければいけなかったと思います」

 事故発生当初からの国によるごまかし、デタラメな発表には本当に呆れるばかり。

 そして、それを全く検証することなくタレ流した記者クラブメディア、安全だとくり返し言い続けた御用学者達はいったいどう責任を取るつもりなのか?