ひろうさぎのヒトリゴト

ヒトリゴトなのであまりツッコまないでください(笑)

ドーハの歓喜

2011-01-30 03:41:50 | 日記
 AFCアジアカップ決勝は日本代表が1 - 0でオーストラリアを下し見事優勝の栄冠を獲得した。

 ここまで交代で入った選手の活躍で勝ち進んだ日本だったが、決勝という大舞台で、FW前田に代わって出場した李忠成が芸術的なボレーシュートを決めてアジアの頂点に導いた。

 準決勝で120分の激闘を戦った選手たちは疲れていたと思うが、最後まで集中力を切らさずよく頑張って耐え抜いた。

 まさにチャンピオンにふさわしい素晴らしいチームだと思う。


 ちなみに応援団長の松木安太郎もかなり頑張ったが、最後はセルジオ越後の「ヤッター!」に持ってかれました(笑)

今夜の番組より

2011-01-28 21:08:15 | 日記
 今夜放送のTBSラジオ「ニュース探究ラジオ Dig」(22:00~)では、以下のテーマについて取り上げます。

1月28日(金)「ザック・ジャパン、あすオーストラリアと決勝」

大根仁さんと水野真裕美のコンビでお送りする金曜Dig。

 今夜のテーマは、「ザック・ジャパン、あすオーストラリアと決勝! ドーハの歓喜なるか!?」

 アジア・カップ準決勝の韓国戦で劇的な勝利をおさめたザック・ジャパン、サッカー・アジア・ナンバーワンまで、あと1勝!

 スタジオゲストは、ワールドサッカーキング編集局長の岩本 義弘(いわもと・よしひろ)さん

 また、お電話で元サッカー日本代表で、サッカー解説者の福田 正博(ふくだ・まさひろ)さん。

 さらに、現地カタールから日本代表の表情を、サッカー日本代表のサポーター団体「ウルトラスニッポン」の植田 朝日(うえだ・あさひ)さんに伺います。

 リスナーの皆さんから募集するメッセージは、「ザック・ジャパンのこれまでの試合を見ての感想」
「決勝戦、あなたの考えるキー・プレイヤーは?」

《以上、TBSラジオ「ニュース探究ラジオ Dig」番組ページ http://www.tbsradio.jp/dig/index.htmlより》

「美談」という衣

2011-01-11 03:19:13 | 日記
 誰でも他人には嫌われたくない、注目を浴びたい心理があるものだ。

 最近、伊達直人と名乗る人物がランドセルを寄付するというニュースがあった。以下引用。

 プロレス漫画タイガーマスクの主人公「伊達直人」を名乗る差出人からの文房具やランドセルなどの寄付が10日、福島県や横浜市、静岡市、鳥取市の児童養護施設と兵庫県の警察署などに相次いで届けられた。岩手県のスーパーには現金10万円が届けられた。

 児童養護施設などを運営する神奈川県立中里学園(横浜市青葉区)には、鉛筆削り器6台と24色の色鉛筆4セット、鉛筆10ダースが届き、同封の手紙には「タイガーマスク運動の志に大変共感させていただきました」と書かれていた。

 福島県いわき市の児童養護施設「いわき育英舎」にも20万円分の「こども商品券」が入った紙袋が届けられ「少し遅いお年玉をプレゼントします」と記した手紙が添えられていた。
(共同)

 このニュースを知った人からは「殺伐とした世の中で、明かりをともしてくれるような愛のある人だと思う」とか「感銘を受けた」などと好意的に受け止める人が多いようだ。

 だが、ことさら美談の嫌いな自分は批判を覚悟の上であえて言う。

 伊達直人なる人物が、一体なぜそのような行為をしたのかを考察しないのはおかしいと。

 欧米などと違って、寄付という行為が一般に根付いていない日本では、みな一様に美談として取り上げられる。

 伊達直人氏は、そうした社会の風潮に対して批判する意味でランドセルを贈ったのではないか?あるいは行政の不作為(怠慢)に対する抗議の意味を込めたのではないか?

 さらに言わせてもらえば、贈られたランドセルは氏自身がお金を出して買ったとは限らないだろう(なにも盗品であると言っているわけではない)。また、これから先、周りに寄付を半ば強制するようなことを言い出す人が出て来るかもしれない。

 マスコミに言いたいのは、「美談」として一面的な取り上げ方をするのはどうかということだ。

 それは、この社会における問題の本質を見誤らせる危険性をおおいに孕んでいると指摘しておきたい。

 それに、テレビや新聞の紙面が美談で埋め尽くされるような社会は、それこそ異常であるとは言えないだろうか?