どうなる2012年

今年はいったいどうなる2012年。
でも変わらずだらだらと。

誰も知らない

2006年09月06日 02時43分26秒 | Weblog
これが公開されたのは、2004年やから二年前になるんやなぁ。
当時、深夜かなんかの映画紹介でたまたま見かけてから、ずっと気にはなっていた映画なのである。
その間に、なんかの映画の賞とかとったらしいけど、そこんとこはよくしらね。
んでたまたま今回、妹が借りてきていたので見ることにした。
妹談では、
重くて泣くこともできない
とのことやったけど、
まあなんとか見れるやろう
と、少し軽い気持ちで見始めた。

最初の方は、境遇やありえない家族のルールに驚いたものの、まだ母親がいたのでそれなりな幸せ?はあったと思う。
そりゃ、その境遇や家族のルールだけで十分不幸にも感じるけど、その先に比べれば全然序の口ってなモンだ。

途中から母親は恋人のとこから帰ってこなくなり、兄弟4人だけでの生活が始まると、もう見るのが辛くなってくる。
特に・・・って全部キッついから特定して描くことが出来ね。まあそんくらい見ているのがきついってことで。

見終わる頃には、母親に対する怒りと、自分がただの観客であることの悔しさでいっぱいになった。
そして少し間をおくと、今度は頭痛が置きだした。
これはたぶん、普段考えへんなこと考えた反動やろうね。軟弱な頭だ。

あと、この映画って一部ノンフィクションらしい。
日記書く前にチラッと映画のこと調べてみたけど、実際にあった事の方がもっとえぐそうだ。興味がある人は各自調べてみてくださいな。
なんていうか、とても後味の悪い事件ですよ。
そして見てない人がいたらみてみる事をお勧め。重たい映画とかが嫌いな人は駄目やろうけど・・・

妹も言ってたけど、
見終わったあとにみた事を後悔するかもよ
って言葉は、あながち間違いじゃないような気がする。
でもいろんなことは感じ取ることができた。
少なくとも、映画の中のような親には絶対なりたくないと思う。