「NANA」#37

ハチのシロガネーゼの回ですね。
楽しみにしてましたっ。

ハチの相手がわかってない淳ちゃんたちが、
トラネスのタクミか？と訊く章司に、
「ありえないってーっ！」
って言うのが笑えますよねぇ。

ナオキがハチに一目会いたいってついてくるとこ、
甘え方がなんか、シンちゃんちっくだよね。
ハチが出迎えたらとたんにキラーンと
別人になってるナオキが面白い。
タクミの「誰やねん」の突っ込みもね。
タクミとハチの楽しそうなやりとりを見て、
ナオキが穏やかに微笑んでたりするじゃない？
好奇心だけじゃなくて、ちゃんとナオキなりに
心配して、２人の仲を見定めようと思ったのかなって
思いました。

タクミとハチの「一緒にお風呂」も好きなんだ。
ハチの両親の反応に大ウケしてるタクミがイイ。
アニメでは、膝でほらほらってハチの膝を小突いてましたねー。
原作には無いのだけど、あー、タクミならやりそうって
思った。原作以上に浴槽での２人の絡みに動きがあって、
それが自然な感じでとても良かったと思います。

この２人、けっこう良いカップルだと思うんだがなぁ。
でもベランダで煙草吸ってるタクミの表情は何か考えてる
様子だし、ハチは携帯が鳴れば、ナナかもしれない、って思うんだよね。

シンちゃんの「僕は何があってもハチの味方だよ」は、お気に入りの台詞です。
シンちゃんとハチの関係は男と女じゃなくて、純粋に人間と人間。
そして互いを大事に思ってる。この２人の関係も好きだな。
電話の向こうでタクミの声がして、シンちゃんは全てを悟る。
そして今、一人で泣いているのは誰か、自分がするべきことは何か、
気付くシンちゃんは偉いな、大人だなって思うよ。

「ヤスの携帯の番号教えて」

は、堪えたよね。相当ショックだったはず。
一番辛い時に君を求めてはくれなかった女（ひと）なのに、
傷ついてる彼女のもとへ、それでもいかなきゃって思うんだね。

レンの
「かわいいよねあいつ。色気あるし。同居してるとムラムラしない？」
はウケたよー。
確かにおっしゃる通りだと思いますが（え？）
ノブだから、それはありえない

ハチのラブレター。

　あたしは誰に恋をしていても
　　あたしにとってのヒーローはナナだけだよ
　ナナ程カッコいい人は他にいないから
　　今までも
　　　　これからもずっと

ほんと、レンの言うとおりです。
凄い熱烈なラブレターだよねぇ。
ハチの一番は、タクミでもノブでもなくてナナ。
でも別に「百合」なわけじゃなくて。
人と人の関係って、言葉では説明できるものが全てでは
ないよね。

ナガシのシンちゃん、カッコいいです。
原作では楽譜なんて見ないで歌ってて、
何を歌ってるのかも書かれてないのだけど、
何の曲か、読んでる人にはわかる。
アニメではわざわざ楽譜を置いてましたね。
もう少しわかりやすくするためでしょう。

この後、また大変になるのよねぇ…。
あー、でももうこれで原作9巻まで終わったんだよな。
アニメって、どこまでやるんだろ。
まだ進行形なんだものね、NANAは。
って、10巻までしか知らないのだけど…
続き、買わなきゃ～。