「台湾支持」。その一言が、中国では命取りにもなりうる。
英国政府はこのほど、「台湾独立支持」とキリスト教信仰を理由に、中国人男性(39歳)の難民申請を正式に認める判断を下した。
この男性は2022年に英国へ渡航。渡航前の中国本土でも「台湾独立支持」の立場を公言し、すでに2度の拘束歴があった。英国到着後も台湾支持のデモに参加し、SNS上でもその主張を続けていた。さらに彼は、中国国内で当局が認可していないキリスト教の教会にも所属していたことから、帰国すれば迫害に遭うリスクも高いとされた。
【続きはこちら】
「台湾支持」でキリスト教徒の中国人男性 英国で難民認定
英国法廷は、いまの中国がどれほど思想と言論の自由を脅かし、個人の尊厳を踏みにじっているかを、世界に突きつけた。「台湾支持」でキリスト教徒の中国人男性を英国で難民認定。
【関連記事】
「毅然とした態度でのぞまなければ邪悪は勢いを増す」 北朝鮮拉致問題で国連シンポジウム開催
北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を訴える国連シンポジウムが開催。被害者家族の高齢化や国際連携の重要性が強調され、迅速な対応が求められた。
アムネスティ報告書 カンボジア詐欺拠点で中国系犯罪組織が暗躍 政府は黙認か
奴隷労働、拷問、臓器収奪、未成年の被害――アムネスティが報告したカンボジア詐欺拠点の実態。中国系組織と当局の癒着も指摘。
駐日米大使 フェンタニル日本経由の密輸「防止すべき」 「中共が関与」
ジョージ・グラス駐日米大使は26日、米国内で深刻な社会問題となっている合成麻薬フェンタニルについて、X(旧ツイッター)で日本を経由した積み替えや流通を防ぐ必要性を強調した。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます