第11管区海上保安本部(那覇)は24日、沖縄県・尖閣諸島周辺で領海侵入した中国海警局の船2隻は24日午後10時5分頃までに領海外側の接続水域に出たと発表した。
侵入時間は92時間8分で、2023年の80時間36分を上回り、2012年の尖閣諸島国有化以降で最長となった。
第11管区によると、21日午前1時56~59分ごろに海警2隻が領海に侵入。機関砲を搭載し、操業中の日本漁船に接近しようとする動きを繰り返した後、別の2隻が領海に入り、23日までに領海を出た。残る2隻も24日午後10時すぎ頃までに退去した。
【続きはこちら】
中国海警船が連続侵入 尖閣国有化以降最長の92時間 海保「退去させた」
24日、沖縄県・尖閣諸島周辺で領海侵入した中国海警局の船2隻が24日午後10時5分ごろまでに領海外側の接続水域に出た。侵入時間は92時間8分で、2023年の80時間36分を上回り、2012年の尖閣諸島国有化以降で最長となった。
【関連記事】
中谷防衛相 台湾行政院による岩崎元統合幕僚長の顧問任命に関する見解表明
25日、防衛省の記者会見が行われ、台湾行政院が自衛隊のトップを務めた岩崎茂元幕僚長を顧問に任命した件について質問が寄せられた。中谷防衛相は政府としての立場を明確にしつつ慎重な姿勢を示した。
日米防衛相 初の対面会談へ 硫黄島慰霊式にも参加予定
中谷防衛相は25日、記者会見を開き、アメリカのヘグセス国防長官が3月30日に防衛省を訪れ、日米防衛相会談を行う予定であることを発表した。
自衛隊の新組織「統合作戦司令部」が発足 陸海空全隊を一元的に指揮
現代の安全保障環境では、グレーゾーン事態が多発しており、従来の軍事力だけでは対処できない状況が増えている。こうした事態に対応するために、平時から全体の状況を一元的に把握し、適切に判断・指揮できる統合司令部の存在が不可欠となっている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます