月餅のイメージ画像。(宋祥龍/大紀元)
本日(9月29日)は「中秋の名月」である。夜空が晴れれば、日本でも中国でも、美しい月が見られるだろう。先ほど覗いた日本のスーパーにも「お月見だんご」と「ススキ」が並んでいた。
中国では、この日を「中秋節」と呼ぶ。家族団らんで夜空の月を見ながら、満月をかたどった焼き菓子の月餅(げっぺい)を食べるのが慣わしとなっている。ところが今年は異変が起きている。その「月餅」の売れ行きが、非常に芳しくないのだ。
今年の「中秋節」を前に、中国のネットでは「流通期限の過ぎた月餅が、市場に大量流通している」「多くの中国産月餅の黄身の餡(あん)が人工的に作られた偽物で、化学物質が大量に含まれている」といった投稿が拡散された。
こうした「危険な月餅」の話題がSNSのホットリサーチ入りするなど、食品安全の問題が再び注目されている。関連投稿には「月餅なんて二度と買わない!」といった消費者の声が殺到している。
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