
卵は、私たちの生活の中で最も身近な食品のひとつです。中医学の食養生の知恵によれば、鶏卵をさまざまな食材と組み合わせることで、五臓(肝・心・脾・肺・腎)を調和させ、健康を保ち、病気を予防する効果が期待できます。
台湾の宜陞中医診療所の院長・呉宏干(ご こうかん)医師は、『卵療:中医秘伝 五大内臓に効く卵の食養生法』という書籍を出版しています。呉医師によると、この本を出すきっかけになったのは、薬を服用しても改善が見られない貧血の患者がいたこと、とくに食事の組み合わせが適切でない菜食主義者に多く見られたことだそうです。卵を食べる卵乳採食の人に、卵を使った食養生を積極的に取り入れるよう勧めたところ、貧血の症状が比較的早く改善されたといいます。
呉医師自身も卵が好きで、毎朝ゆで卵を2〜3個食べているそうです。「卵を食べると気分が良くなります。卵が体にたくさんの良い効果をもたらしてくれると思うと、心も明るくなるんです」と語っています。
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