大紀元エポックタイムズ・ジャパン

「真実と伝統」をモットーに、明日を生きる上で判断材料となる有益な情報を日々発信しております。

医者の道徳

2023-05-31 | 暮らし

(1)

「医学の父」と呼ばれる古代ギリシャの医学家・ヒポクラテス(紀元前377年~460年)が書いた『ヒポクラテスの誓い』は西洋医学史の中でも有名な医者の倫理に関する文章で、『ヒポクラテス全集』に収録されています。米国の医学部生は卒業後、医療の道に進むにあたり、この『ヒポクラテスの誓い』に沿ってどのように道徳理念と人道主義を守るのか、という誓いの言葉を書かなければなりません。

 

『ヒポクラテスの誓い』にはこう書かれています。

「この医術を教えてくれた師を実の親のように敬い、自らの財産を分け与え、必要がある時には助ける。師の子孫を自身の兄弟のように見て、彼らが学ばんとすれば報酬なしにこの術を教える」

 「自身の能力と判断に従って、患者に利すると思う治療法を選択し、害と知る治療法を決して選択しない。頼まれても、死に導くような薬を与えない。それを覚らせることもしない」

 「どのような家を訪れても、男と女、自由人と奴隷の相違を問わず、不正を犯すことなく医術を行う」

 「医に関するか否かに関わらず、他人の生活についての秘密を遵守する」

 『ヒポクラテスの誓い』は医学者の道徳規範として、2千年余りにわたり各国の医学界の信条として尊ばれてきました。

 医徳とは医者の道徳であり、古代中国でも医徳においては厳格な要求がありました。

【続きはこちら】

 

医者の道徳

「医学の父」と呼ばれる古代ギリシャの医学家・ヒポクラテス(紀元前377年~460年)が書いた『ヒポクラテスの誓い』は西洋医学史の中でも有名な医者の倫理に関する文章で、...

 

 


 

◎合わせて読みたい:

 

3000年に一度咲くと言われる優曇華の花…「天上の花」それとも「昆虫の卵」?

3000年に一度咲くといわれる「優曇華(うどんげ)の花」。繊細で純白なこの花を見た人々はその美しさに感動し、出 […]

 
 

「神を敬い、過ちを改める」張道陵が明示した疫病に克つ方法

西晋(265~316)の葛洪(かつこう)が著した『神仙伝』には、100人あまりの神仙の話が載っています。

 
 

飼い主の仇を討った牛

積善の家には必ず余慶あり、積悪の家には必ず余殃(災い)あるものだ。

 

◎おすすめ:

 

李大師の文章は「道徳心を呼び覚ますもの」 中国人作家が感嘆

中国人作家の李勉映さんは法輪功の創始者である李洪志氏の文章を読み、「道徳心を呼び覚ますもの」であると感嘆した。

 
 

マイナス感情を放し、自分の内にある神様に目覚めるときが来た

今年の2月、法輪功の創始者、李洪志氏が文章「なぜ人類はいるのか」を発表した。この文章を読んでの感想をエポックタ […]

 
 

カナダの弁護士「人類に新年の最高の贈り物をくれた李先生に感謝します!」

カナダの弁護士ジョエル・エティエンヌ(中国名:周易天)氏は、李洪志先生の『なぜ人類が存在するのか』を読んで感動し、「人類に新年の最高の贈り物をくれた李先生に感謝...

 

◎トップニュース:

 

習近平政権が進める「宗教の中国化」 モスク改築めぐりイスラム教徒が猛反発=中国・雲南

今月27日、雲南省にあるモスクの改築をめぐり、反対する地元のイスラム教徒が警官隊と衝突。中共による「宗教の中国化」の一端である。

 

 


 

大紀元日本 LIFE

 
暮らし】 【健康・美容】 【文化・歴史】 【教育・道徳】 【自然・科学】 【エンタメ】 【コラム
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 米カ州のゼロカーボン政策…中... | トップ | インド太平洋地域の軍関係者... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

暮らし」カテゴリの最新記事