春の終わりが近づき、気候は湿気を帯びて熱がこもりやすくなります。湿は脾(胃腸)を、熱は肺(呼吸器)を傷めやすく、のどの乾燥、胸の重さ、咳、食欲不振、だるさなど、さまざまな不調が出やすい時期です。
こうした不調を整えるには、「脾(=土)を養って肺(=金)を助ける」ことがポイントです。五行の理論では「土が金を生む」とされ、脾胃が整えば、肺の働きも自然と高まると考えられています。
そのため、日々の食事では「脾を整えて肺を養う」の原理で、胃腸を温めながら潤いとめぐりを整えることが大切です。
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