外国に征服されると聞いて、多くの人は何を思い浮かべるだろうか。隊列を組んだ兵隊や戦闘機など、軍事侵攻の様子をイメージするかもしれない。しかし、実際に仕掛けられた戦略に気づくのは、全てが白日のもとに晒された後だろう。国民が目覚めない限り、自国の政治、経済、法律、メディア、そして文化が、外国政府によって支配されていく。
これは現実離れした遠い話ではない。中国共産党はこうしたことに戦略的に取り組んでいる。それがいわゆる「超限戦」だ。
エポックタイムズのベテラン調査記者で、番組「クロスロード」の司会を務めるジョシュア・フィリップは、2008年以来、こうした中国共産党による他国への浸透工作の実態を暴露してきた。彼は最近、こうした戦略が韓国で全面的に展開されていることに着目した。
昨年、韓国国民は未来へと繋がる選択をした。中国共産党の影響からの脱却と、米韓同盟の強化を掲げたユン・ソンニョル氏が新大統領に選出された。この新政権の動きを阻止するため、中国共産党は水面下で工作活動のネットワークを展開しているようだ。
その最初の標的とされているのが、米ニューヨークを拠点とする神韻芸術団だ。神韻は、中国共産党が破壊し続けてきた中国伝統文化の復興を掲げている。しかし、韓国での神韻公演を標的にしたことで、中国共産党はかえって自らの手の内を明かすことになった。
この番組で示されている見解は、解説者とゲストの意見であり、必ずしもエポックタイムズの見解を反映するものではありません。
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