「配達する前に電話してこないし、ドアをノックもしなかった」ーー。配達間違いで注文客がクレームつけたら その日のうちに担当配達員がナイフ持参で客の家に乗り込んできた。
耳を疑う「事件」だ。しかし、クレームをつける客の態度が悪かったのか、あるいは配達員のほうがあまりに多くのプレッシャーにさらされて精神的に崩壊寸前だったのか。いずれにしても、中国では近年、配達食注文客と配達員の間のトラブルが絶えない。
今月17日、湖北省武漢市のある集合住宅の1室の玄関先に取り付けられたカメラがそんな氷山の一角を捉えていた。
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【動画あり】中国で「配達間違い」でクレーム 逆恨みで配達員がナイフ持参
湖北省武漢市で、配達食注文に対するクレームが原因で、配達員がナイフを持って客の家に押し入ろうとする衝撃的な事件が発生した。監視カメラには、ドアを内側から押さえる家主と、外でナイフを振り上げながら脅す配達員の姿が記録されている。この事件をめぐり、SNSでは中国社会のストレスや労働環境への懸念が噴出。「極限状態にある人々の行動は予測不能」といった声も広がっている。 至るところに「火薬庫」の中国、言動を慎まないと、いつどこで殺されるかわからない。
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