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使えれば何でもOK? 他人の目なんて気にしない、中国の「春運」風景

2024-02-07 | 中国社会・政治

「春運」の今、さまざまなモノを利用して荷物を運ぶ人々。緑のゴミ箱、塗料バケツに麻袋、段ボール箱など、何でもありのようだ。(SNSより)

 

旧暦(農暦)の正月休みを意味する「春節」は、中国共産党が1949年につくった言葉である。つまり、もともと中国に「春節」という名称の節句があったわけではない。

もちろん中華圏の人びとは伝統的な旧暦の正月を重視し、家族や親族が集まって盛大に祝う。この日(時期)は年越しであるため、昔から「過年(グオニェン)」と呼んで来た。中共がつくった政治用語である「春節」には、伝統的な年越しの意味は全くない。

ところが今では大陸中国だけでなく、シンガポールやマレーシアなど華人が多い東アジアの中華圏で広く使われているばかりか、日本の各メディアもそれに倣うかたちで「春節」を使っている。

台湾(中華民国)では新暦(グレゴリオ暦)のほかに、1912年1月1日を民国元年1月1日とする「民国暦」がある。ただ台湾でも、中共がつくった用語である「春節」を全く使わないわけではないらしく、日常の会話のなかで「農暦春節」「過年春節」などを適宜つかっている。

  • 「緑のゴミ箱」に荷物を入れて引く学生
  • 使えるものは「何でも使う」の中国
  • 「赤いビニール袋をかぶる」バイクのおじさん

【続きはこちら】

 

使えれば何でもOK? 他人の目なんて気にしない、中国の「春運」風景

「春節」は、中国共産党が1949年につくった言葉である。つまり、もともと中国に「春節」という節句があったわけではない。

 

 


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