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韓信――兵仙(5)韓信は密に陳倉を渡り、漢王朝が天下を征服するための第一歩【千古英雄伝】

2023-03-30 | 文化・歴史

前回:韓信――兵仙(4)なぜ劉邦は項羽を倒せたのか? 韓信の戦略は「隆中対談」の戦略に匹敵する【千古英雄伝】

 

(続き)

紀元前206年6月、漢中で盛大な任命式が行われ、漢軍陣営の長期にわたる空席となっていた将軍の候補者がついに確定しました。思慮深い韓信は劉邦の関中への行進をし、天下を制覇するための国士となりました。韓信の計画では、劉邦の軍の最初の標的は三秦地区でした。

漢軍が最初に決めなければならないことは、軍隊を進行するタイミングでした。漢中を離れることがなかった韓信は、常に天下の動きと情勢の変化に注意を払っていました。項羽が領土を分割したとき、不当な分割が原因で、1年の内に反乱が発生していました。まず、齊の長の田栄が自ら王となり、齊の内戦が勃発すると、続いて魏の彭越と趙の地区の陳餘が応戦し、項羽の覇権を揺るがしました。項羽はすぐに田栄を攻撃し、劉邦に注意を向ける時間がなかったので、漢軍に進軍反撃の絶好の機会を与えてしまいました。 

そして......

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韓信――兵仙(5)韓信は密に陳倉を渡り、漢王朝が天下を征服するための第一歩【千古英雄伝】

紀元前206年6月、漢中で盛大な任命式が行われ、漢軍陣営の長期にわたる空席となっていた将軍の候補者がついに確定しました。思慮深い韓信は劉邦の関中への行進をし、天下を...

 

 


 

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