大紀元エポックタイムズ・ジャパン

「真実と伝統」をモットーに、明日を生きる上で判断材料となる有益な情報を日々発信しております。

出版された歴史書を慌てて回収 理由は「明末の皇帝が、習氏を連想させるから?」

2023-10-22 | 中国社会・政治

歴史書「崇禎:勤政的亡国君」が事実上の販売禁止となった。その理由は、書名が習近平氏を連想させるからだという。(NTD新唐人テレビの報道番組よりスクリーンショット)

 

北京の故宮(紫禁城)の北側に「景山公園」という美しい公園がある。その公園内の丘は、紫禁城の堀からとった土を盛り上げて築いた「人工の山」であるというから驚く。

中国人の誰もが知っていることだが、この景山公園の丘の麓に、明朝最後の皇帝・崇禎帝(すうていてい)が、李自成の反乱軍に追い詰められ、首つり自殺をした槐(えんじゅ)の木がある。もちろん、明の滅亡は約380年前(1644)のことなので、現代に伝えられる「槐の木」は当時のものではない。

ただし今、その史実が、別なかたちで中国人の記憶のなかに、生々しくよみがえってきている。380年前の歴史が繰り返されることが、いよいよ現実味を帯びてきたからだ。

中国で先月出版された、崇禎帝を題材にした歴史書『崇禎:勤政的亡国君(崇禎帝:勤勉な亡国の君主)』が、当局によって全面的に回収され、販売禁止になったことがわかった。回収の理由は「印刷の問題」という。

この本は、実は2016年に『崇禎往事』という書名で、すでに出版されていた。当時から人気があった本であるが、今回、再版されるにあたりタイトルを変更し、そのうえ表紙には「愚策に次ぐ愚策。勤勉であればあるほど、国は滅びる」という宣伝コピーまで付された。

【続きはこちら】

 

出版された歴史書を慌てて回収 理由は「明末の皇帝が、習氏を連想させるから?」

中国で先月出版された、明末の崇禎帝を題材にした歴史書が、急遽回収された。自殺した明のラストエンペラーが、習近平氏を連想させるからだという。

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中共の洗脳から解かれた退役... | トップ | 米ニューヨーク 中国の「秘... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

中国社会・政治」カテゴリの最新記事