結核患者のX線写真を確認する医師 (Spencer Platt/Getty Images)
米国疾病予防管理センター(CDC)は28日、米国における結核の感染者数が過去10年間で最も高い水準となったと発表した。相対的に増加が最も大きいのは小児だと述べた。
CDCが3月28日に発表した報告書によると、2023年に結核に感染した人は前年に比べて16%多い9615人となった。米国では結核の罹患率が27年間減少していたが、一転して2020年から増加傾向にあるという。
CDCの結核撲滅部門のディレクターであるフィリップ・ロービュー博士は、2023年の結核感染者数について、増加は予想していたものの「想像を超える数だ」と、AP通信に語った。
2023年の結核罹患率は、前年に比べてすべての年齢層で増加した。いっぽう、最も相対的増加が大きかったのは14歳の子供で、42%増加した。
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