魂とは何か さて死んだのは誰なのか
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池田 晶子
トランスビュー
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ようやく読み終わりました。
何冊か同時に読んでおり,普通の小説だと,例えば「おいしいコーヒーのいれ方」などは,10月に入ってから読み始めて,シーズンⅡの最新刊まで18冊を読み終わっているというのに,遅々として進まない本もあります。
前々からもしかしたらと思っていたのですが,うーん,やっぱり私は頭が良くない。学校の成績が良くなかったのは,もう取り返すことのできない事実として,仮にそのころに戻ることができたら,もっと真剣にやれば,もう少し何とかなったのではないか,なんて思いもあったのですが,考える力がないのでは,何回やってもおなじだろうなあ,なんて思いました。
まあ,自分でそこまで言わなくても,もう少し具体的には,「考える」という習慣がついていないということが問題なのかなと思います。
池田晶子の文章は,難しい言葉を使わずに哲学について語るということなのですが,考えるといことに慣れていない私には,「存在とは何か」とか簡単な言葉で言われてもなかなか頭に入ってきません。はじめに読んだ「14歳からの哲学」は正解でしたが,そこから先がたくさんある著作の中から面白そうなものをと適当に選んだのが失敗でした。
まあ,何度か読み返す種類の本なんだろうなあと納得して,いつものように読み終わったら処分ではなく大事にとっておきます。
先にもう少し入り易そうな本を購入して,考えることにも慣れてからもう一度読んでみようと思います。
これならすんなり読めるかなというのがこの本。