50歳になったころだと思うのですが，何かの本で「人間の脳は年齢を重ねても記憶力というのは落ちるものではない」といった内容を読んで，もともと暗記なんて不得意というか嫌いというくらいだったのに，なぜか「よしそれなら試してみよう。」という気になったのでした。
実験材料は英単語。パソコンで無料でできるP-STUDYというソフトを見つけたので，主にそれが中心。日本語から英単語を4択で選ぶような設定もあるのですが，別に急ぐわけでもなし，何回失敗してもいいので，日本語を見て英単語をキーボードから入力する方法を採用。とにかく深いこと考えないで，毎日少しずつ，時間としては10分以内くらいです。とにかく続けること。続くときには1年以上続いたり，半年途絶えたあとでまたやり始めたり。
そんなことを続けているうちに，何年か前にこのブログにも書いたのですが，何かの拍子に「あれ，結構単語力ついてるみたいだぞ。」と思うことが。
最近またスマホのアプリが無料でもいろいろ出てきたので，暇つぶしのゲーム感覚で英語のお勉強を始めたので，P-STUDYも再開。設定した問題集の英単語約２０００を全部即座に回答して入力できるSランクにすべく継続中です。
そんなわけで，結構単語力がついてきたかなぁと言う自覚もあるので、当面の目標として英文を普通に読めるようになること。そうは思っても実際に英文を前にすると，構えてしまうというか、何か億劫でなかなか挑戦する気になれませんでした。
YouTubeで英語学習の動画を探しても、ほとんどがリスニング。そんな中から，物語が音声と一緒に英文で流れ，リスニングというよりリーディングに役に立ちそうな動画を発見。それで英語の音声を聴きながら、英文を読んでみると、結構スムーズに読めるというか理解できてしまうのです。以前も同じような動画で同じような努力をした事はありますが、理解度というか、読み方がそのときと全然違います。普通に日本語の動画を見るような感覚で理解できている気分。
その気になって、最近毎晩酒を飲みながらずっと見ている異世界物のアニメの古典とも言えそうなナルニア国物語をkindleでダウンロード。
読みだしてみるとそうそう調子よく読めるようになれるもんではないことを自覚することになりました。
だけど、ちょっと頑張って取り組むと、多少時間はかかってもそれなりには読めます。
頑張らなくて読めるようになることが目標。そのためにもうしばらくは頑張ってみることにします。
