母親がうどん派だったので小さい頃から家ではうどんばかりでした。
その反動というわけではないのでしょうが、外で立ち食いソバなんかを利用するようになると蕎麦かうどんかなど迷う余地もなく蕎麦ばかり。
うん、立ち食いの場合「蕎麦」というよりも「そば」といったほうがなんかしっくりきますね。
高校生時代の山岳部の合宿。朝食のメニューにうどんがあったのですが、せまいテントの中でまだ真っ暗い早朝から作るうどん。ただ醤油だけの味付けでもちもほうりこんで。
無理して食べましたけど、これでうどんが苦手になったということもあり、そのあとはずっと蕎麦ばかりでした。
最近、といってももう１０年近くはなりますか、はなまるうどんとか丸亀製麺とか、そんなところのうどんを食べてみて、あれ、けっこういけるかな、とうどんを再評価したところ。
はじめてその手のうどんを食べたあと、ためしに家でもうどんをゆでて、大根おろしをたっぷりのせて、それに冷蔵庫にあった濃縮の麺つゆをそのままかけて、なんてことをやってみたら、これが結構いけるのですよ。
でも、やっぱり蕎麦。
去年くらいからダイエットで主食の量を半分に減らしたのでさすがにやめましたが、たまに車のお出かけで高速道路を走るときは、たとえご飯を食べたあとでも、まずは一番初めのサービスエリアでかき揚げ蕎麦を食べるというのが、もう習慣というより儀式のようなものでした。
