のらりくらりSEVEN ART☆

40歳からのぼちぼち人生

某記事抜粋☆

2016-06-03 12:34:56 | 日記
coach


例えば、
ダメな現象を、ダメと言い。
点取ったり勝ったら、良いと言い、
頑張れない個には、ダメだと言い、
走れない個には、走れないと言い、
走った個には、頑張ったと言い、
頑張った個には、、頑張ったと言う。

ゲームは戦いで、ボコボコにしたら優越感を感じ、
負けたら嫌い、ミスジャッジをしたら恨む人もいる。

楽しそうに応援するお母ちゃん達や、
語尾を上げながら優しく怒るコーチ達、
負けると、「ダメだ~。」って余裕で笑う人、
大分点取られてても、「がんばれ~」って楽しそうに声を掛ける人もいる。

勝てとか、頑張れとか、
勝ったとか、頑張ったとか、だけは好きじゃない。
そこに、楽しさや美しさやカッコ良さが加わるのが好きだ。

昨日ある個と、
 「サッカー好きか?」
 「うん。」
 「どこが?」
 「・・・、楽しいから。」

コーチという言葉の語源に、「客車」ってのがあるらしい。
行きたい場所に運ぶのがコーチ。
行きたい場所はそれぞれであり、列車の行先もそれぞれ違う。
大人客は、過去の経験から良い列車を選べる。
子供客は、まずは近くの列車に乗るのだ。

意志が出てきたら、乗り換えの駅で行き先を変えればいい。


俺達育成列車は、拘り過ぎちゃいけないと思う。
右も左も分からない子供が客だから。

色んな行き先を教え、
乗り換えればどこにでも行ける事を教え、
行先を自分で決められるように導き、
自分に合った行き先を目指す事を祈る。

今乗っている列車が、その個に合っていないなら、
乗り換えるために必要な事を提供するのが与えられた役割なのだ。

育成列車の終点まで一緒に来てくれた客は、
また次の目標を目指して次の列車に乗り換える。

こんな感じだと思っている。