結局のところ行政のすべきこととは．．．

@tokumura_satoru
「大阪市は被災地へ瓦礫撤去のためにごみ収集員を送っているんですが、
瓦礫撤去という単純作業のためにはるばる大阪市から大挙して新幹線で出掛けるのなら、
新幹線の料金を寄付すればいいじゃないですかね？」
　
このツイッターから一時燃え上がった大阪市の被災者支援の是非。
　
そこでこの１週間でアンケートを行いました。
　
その結果はこちら。
　
まず、
「さも、新幹線で悠々と行ってるかのように誤解させた上で
庶民の僻み感情を煽るようなアンケートは政治的意図による悪意ある誘導ではないか？ 」
との意見がありましたが、
私自身は新幹線で行くことに対して異を唱えているわけではありません。
　
実際に職員の出張旅費の手続きもしたことがありますが、
原則として、
行きは朝６時８分新大阪発のひかり、
帰りは夜２３時１６分新大阪着のひかりに間に合う行程を組むことが前提となっています。
　
のぞみや飛行機はよっぽどの理由をつけないといけませんし、
逆に夜行バスは前泊扱いにもなるため認められません。
（もし利用した場合は差額返金ですし、
夜行バス乗車中に事故が起こっても役所は責任を負いません。
それどころか現地に着かないということでの処分を受けることになります。）
　
職員が業務としていく以上は新幹線で行くことは当然と思っています。
　
私はそのことよりも、
大阪市職員が被災者支援する形として、
正しかったかどうかを問いたかったわけで、
その結果として、
「大阪市職員が行ってまでする仕事ではない」という意見が大勢だったと思います。
　
震災から３ヶ月、
そろそろ行政の業務のシフトを変えていかなければいけないのかもしれません。
　
私たち公務員がすべきことは何か、
今後も模索していきながら進めないといけないと感じています。
　
今後も、
公務員に対する忌憚なご意見をよろしくお願いします。
　
こんなアンケートも実施してます。
公務員の適正給与
公務員にいらない休暇
国歌斉唱時に起立しない教員に対する処分は？
ぜひ参加してください。