いろいろ空(宇宙)ブログ

愛機N-BOXと以前乗っていたプジョー206やストリーム。趣味の写真や気象の事などで綴られた日記の様な物です。

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2005-11-27 22:09:40 | モータースポーツ
WRCドライバー、2001年度チャンピオン。リチャード・バーンズ氏が、亡くなりました。まだ34歳でした。
バーンズ選手は、2001年にスバルでチャンピオンになった後、プジョーに移籍。2002年にグロンホルムのチームメイトとして、シーズンを戦いました。
時には、見事なドリフト走行。そして時には、しっかりとグリップ走行でクレバーな走りを魅せてくれた、凄いドライバーでした。
僕が特に印象に残っているのは、2003年のカタルニアラリーでした。カタルニアの名物ヘアピンでのシーン。パニッツィが、観客の目の前でわざと一回転してみせて走り去った後、バーンズはタイムを稼ぐために、あえてグリップ走行して走り去ったというシーンです。
「魅せる」パニッツィに対し、あくまでチームの事を考えての慎重な走り。バーンズという選手が、良くわかるシーンでもありました。
その2003年のシーズンが終わった後、ごく普通の道路を走行中、いきなり意識不明となり、同乗していたマルティン選手のとっさの機転で事無きを得ました。
その時の、意識不明の原因が脳腫瘍。その後即入院して、今年の11月25日まで闘病生活を送ってきました。
僕も、身近に脳関連の病気で未だに通院中の人を知っています。ですから、決して他人事の様には思えませんでした。
時々入って来る、バーンズ選手の容態は、決して悪いものではありませんでした。ですから、間もなくWRCに復帰。もしくは、ごく普通の生活には戻れるんだろうと思っていました。
そこに、いきなりの訃報。愕然としました。本当に「何故?」と言いたい。ですけれど、少し時間が経った今は「お疲れさまでした。どうか、ゆっくり休んでください」という気持ちに変わりました。
向こうに行っても、やはり走るんでしょうか?故ミカエル・パーク氏をナビに、元気で走ってくれるといいんですが…。

リチャード・バーンズ氏のご冥福を、こころからお祈り申し上げます。
コメント
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