Error110の家から受信できるAP2件。そして家から出ると・・・・・




Error110の家から受信できるAPは2件あります。
以前は、2件ともWEP(セキュリティ)は掛けていなかったのですが、今は・・・



WEPが掛かっていました。
「私の記事が役に立ったのかな」などと考えながら、ちょっと嬉しい気分になりました。
実際には見ていないのかも知れませんが・・・・・

さて、以前6回に渡りNetwork Stumblerを紹介しましたが、自宅での実験でした。
皆さんの中には、「自宅だったら当たり前」と、思われている方が多くおられるでしょう?
今回は、野暮用で私の実家に行くことになったので、パソコン片手に行ってきました。
車に乗り込み、Network Stumblerを起動、約十分間のレポートをいたします。

=準備=
今回は各環境に対応する為に、出かける前に設定を変えていきます。
*ここで言う「各環境に対応」とは、[IEEE802.11a][IEEE802.11b][IEEE802.11g]の各周波数で、ネットに繋げるまでの意味。
*現在の無線LANカードは、上記規格に当てはまります。と、いう事は下記設定をすれば・・・・・・
*下記はError110のPC環境の場合です。
*当然ですが、Error110は悪い事(犯罪)はしていません。また、この記事を見ての悪用はやめてください!

1.サービス「DHCP Client」を自動にします
2.接続プロパティから「IP アドレスを自動的に取得する」にする
3.NXパッド(by N○C)を、BIOSより「使用する」に変更
4.仮想デスクトップ[alpha]にNetwork Stumbler[beta]にサテライトマネージャ(by N○C)を、それぞれ起動

PC環境によっては違いはありますが、チューニングした環境から通常に戻しただけの話です。

さて、結果は下図の通り。



読者の皆さんは、この結果が何を示すか判りますね!
たった10分間で

総HIT数100件=暗号化なし58件+暗号化42件 

何とも、驚いた結果が出てしまいました!
しかも、もっとも電波状況が強いポイントには(勿論暗号化なし)、怪しい1BOXの車が・・・
いや~。犯罪の臭いが「ぷん、ぷん」します。お~怖。

では、どの様にネットに繋げるか?
それは、もう簡単!

1.暗号化なしのポイントを見つける
2.電波状況を確認
3.各無線LAN(Error110の場合サテライトマネージャ)で見つけたネットワークを指定

これだけです。

さてNetwork Stumblerに関して「ネットに侵入」を記事にしてきましたが、実際にはこれだけでは終わりません。
どう言う事かと申しますと、ネット侵入=PC侵入と、なるからです。
詳しく書くつもりはありませんが、いとも簡単に出来ます。

では、PCに侵入されるとどうなるか!?
これは、ありとあらゆることが、考えられます。
以前記事にした「NASA攻撃」「クレジットカード、通帳、などの暗証番号の個人情報漏洩」
「ウイルスを仕掛けられる」「パソコンを壊す(クラッシュ)」「気づかれずメールを読む」などなど
考えれば、何でも出来てしまいます。
要するに、「あなたがパソコンでおこなっている事すべてが出来る」という事になります。

何度も言います。
もう一度あなたのパソコン環境を見直してください!


=悪用厳禁=
もし、この記事を見て悪用を考えている人がいらっしゃるなら、絶対にやめて下さい!
犯罪者になるという事ですよ!
あなたより、スキルのある人は世の中にはいっぱい居ます。
その人達の中には、「わざと侵入させ、逆に攻撃する強者」もいます。
そうなったら、パソコンが使い物にならなくなりますよ!

=過去の犯罪記事=
ワイヤレスハッカーは足跡を残さない
無線LAN“ただ乗り”で不正アクセスに悪用したケースが発覚
“無線LAN乗っ取り事件”が投げかける警告


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