Corugen's Workplace

日常の風景をつづり、社会の非道を断じ、自らの趣味を披瀝するアナーキーな広場

■恋は遠い日の花火ではない

2004年07月04日 | 002思い出
というコピーで1994年サントリーオールド(いわゆるタヌキ)のCMがあった。長塚京三が演じる中年の男。そしてマドンナは?バックで流れるのは・・・・・・このCMの定番「夜が来る」(サウンド付:40年代は宇津井健とかが出てましたね。小林亜星さんの作曲だそうです。)

それはそうと、このCMは会社員になって間もない頃のもので、自分には今ひとつピンとこないところもあったけど、一方で何かしら夏の暑さとあいまってけだるさを秘めた切なさというか、何とも言葉に出来ない、そうキュンと来るものを感じた憶えがある。たぶん年齢に関係なく夏の日の苦い思い出みたいなものも感じさせる雰囲気があったからだろう。

簡単にストーリーを説明すると中年上司(長塚)が、部下の若い女性から飲み会の解散間際の中でヒョイと「好意」ともとれるメッセージを受け、独りになった帰り道に「やったー」と心弾んでピョンと飛び上がるというもの。別に数十秒のCMの中の話しだし、彼も思いがけないハプニングとも言えることに素直に喜んだだけの話であるが。ここで終わる、のりしろのある話だからいいのであったりするが。(詳細はサントリーのCMページで)

いや、それにしても長塚さんもこの辺から路線が変わってきましたよね。それ以前は「嵐シリーズ」(東海テレビヒルのメロドラマ:愛の嵐とか夏の嵐とか)で高木美保をめぐって渡辺裕之との宿命の対決などをしていた、どちらかというと悪役俳優だったのだけどね。

かくいう自分もそういう年齢に近づきつつ(いや真っ盛り?)ある。まあ名刺はインフレだから課長だ部長代理だといわれるものの、未だ部下なし一線のプレイヤーに過ぎない。課長~っ、とかいってくれる人はいない。たぶんこの先もないだろう。でもこんな私にもこのCMに近いドキッとすることってあるとばい(照れ隠しに博多弁)。勝手に感じているだけやろうけどね。たわいもないことでゴメンね。たぶんヤキが回っているんですわ。もうちょっと見解がまとまったらお話しします(笑)。

■しんぶんや堂(MIDIデータのページ:懐かしのサウンド満載です)
■サントリーのホームページ(サントリーのCMワールド)
■恋は遠い日の花火ではない by google  


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
箱崎 (me-mi)
2004-12-17 00:01:29
はじめまして。



実は他の記事も読ませていただいて

箱崎に住んでいてお父様が建築家、

友達!?

って一瞬ビックリしました。

(年齢が違いました/笑)



小学1年生までしか住まれてないんですね。

私は小5から中3まで箱崎でした。

そんな親近感もあってトラックバックのご挨拶かたがたコメントさせていただきました。
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