Corugen's Workplace

日常の風景をつづり、社会の非道を断じ、自らの趣味を披瀝するアナーキーな広場

■負け犬の遠吠えと読書

2006年09月30日 | 003批評・書評
図書館で見つけ、以前話題になったこともあったため借りて読んだ。こういう本を読んで慰められている人がいるんであればまたそれもよしだが、文章としてはきわめて雑。こんな文章を書いて稼げる人たちっていったい何?「勉強のために」この本は読んでほしい。30代以上・未婚・子ナシ女の"負け犬"の生態を自己確認するというより、こういう駄文でさえも上市されちゃう商業主義の現実を見るために。 人間のある一つのカテゴリ . . . 本文を読む

■一番行儀が悪いのはオマエだっ!

2006年07月02日 | 003批評・書評
もちろん悪いのは一部だといわれるかもしれない。行儀がよく上品な人も確かにいる、私の知る人たちは寧ろよくできた方ばかりだ・・・・・・とはいえ世間一般を眺めて圧倒的に多いのはこの逆を行く連中だ。電車の中、バスの中で一番行儀が悪いのは50~70歳の爺と婆である。その次がハイティーン。こいつら、世の中なめているとしか思えない。こいつらが戦後を支えてきたなどとよく言われるが、こういう世代に支えられたら、確か . . . 本文を読む

■「XOOPS入門」(坂井恵・天野龍司/翔泳社)

2005年10月10日 | 003批評・書評
自分のWebサイト構築は5年来の夢であり、ホームページビルダー2000購入に始まり、構想を暖めつつ、作りこみをしていたが、なかなかまとまった時間もとれず、そのままになっていた。そうこうしているうちに昨年はgoo blogに手を染め、今年はmixi。それぞれに妙味はあるのだが、やはり最終的には自分のサイトを作りたい。突貫作業でも何でもやって今年は是非やるぞ。 ある日、博多駅近くの紀伊国屋書店のW . . . 本文を読む

■「りょうりちょうがしごとをやめたわけ」(みやざき ひろかず)

2005年10月10日 | 003批評・書評
家の近くに「とん吉」という食堂があるんですが、そこの前を通るたびにこの絵本を思い出します。この本は子供に買ってあげた絵本の一冊、何回読んでも楽しめるし、笑える。料理長トンヌールプッペが仕事をやめたわけをここで書くと面白くないので描かないが、うーん、職人だね、という感じはする。トンヌール料理長が腕を振るうメニューの名前も面白いが、食べる時の「うまうま」という擬音もお気に入りです。 . . . 本文を読む

■自爆テロ&華氏911

2004年07月07日 | 003批評・書評
自爆テロのニュースが後を絶たない。今の日本からすると自爆テロも北朝鮮の金正日体制も常軌を逸したものと報道されているが、それはかつての日本の姿だったのでは? 神風特攻隊もありゃ自爆テロだ。戦前の天皇制や軍部独裁だって主体思想に近いものがある。テロルとウルトラナショナリズム。幸いにも他人事に見られる今日ではあるが、すべてにおいてそれでいいのかという疑問もある。おい、特にマスコミ、もうちょっと頭ひね . . . 本文を読む

■上宮聖徳法王帝説ぅ?

2004年06月15日 | 003批評・書評
何やら難しそうな書名を出してしまったが、要は皆さんご存じの聖徳太子の伝記でございます。 写真は岩波文庫60周年の時に記念復刊で出たものです。初版は戦前ですが、基本的に現在の底本にされることが多いものです。何でこんなのを買い求めたかですが、以前にマンガ好きです、山岸涼子好きですと書きましたが、まさにその代表作「日出ずる処の天子(略称「処天」)」の内容を検証してみようと、この本と日本書紀を買い求め、 . . . 本文を読む

■好きな作家・興味ある学者

2004年05月19日 | 003批評・書評
・作家でいえば、石川達三、柴田翔、三島由紀夫、永井路子、村上春樹、村上龍、カフカ、高杉良、佐高信 ・漫画家でいえば、(最終フェースやどとーの愛を描いていた頃の)小林よしのり、手塚治虫、松本零士、星野之宣、大友克洋、山岸涼子、川原泉、大和和紀、槇村さとる、松苗あけみ・庄司陽子 ・思想家で言えばウンベルト=エーコ、ロラン・バルト、ジャン・ボードリヤール、今村仁司、西研、橋爪大三郎、丸山真男、塚原史、 . . . 本文を読む