キャンプはじめました!

ある日突然、パパがテントを衝動買い。。。
そこから始まる我が家の週末キャンプ生活の記録^^;

瓦礫よりも人☆ 川崎市民の声

2011年04月12日 | ニュース
先日、『キャンプをしていて気になる事☆』(→こちら)というタイトルで、私達一家が抱いている素朴な疑問を書かせていただきました

我が家にも、二人の小学生の娘がいます

放射線がとても心配です

キャンプをしていて、とても気になります

避難区域外が本当に安全なのかどうか、とても気になっています



パパは言います

「1ミリシーベルトというのは、ざっくり言うと、1年間に1万人に1人が癌になって亡くなるって言う事で、確率の問題なわけ」・・・えっ!?

「10年間で1万人に10人は癌になって亡くなる、50年間で1万人に50人は癌になって亡くなる、確率的に見たら、交通事故みたいなもん」だと・・・

意味がわからず、どういうことかと聞いてみました

「1年間に1ミリシーベルトという基準は、極めて低い確率だって言う理由で設けた基準のことで、100%安全だっていうことじゃない」

「例えば、2010年に交通事故で亡くなられたのは4863人、日本の総人口は1億2752万2千人やから、1万人に0.38人が交通事故で亡くなられた計算になるやろ?」

「で、1ミリシーベルトは、1万人に1人やから、1年間だけでみれば極めて低い死亡率になるわけ」

「でも、すでに、交通事故よりも確率は高いやろ?」

「ましてや、避難区域を20ミリシーベルトうんぬんって言ってるけど、その20ミリシーベルトと言うのは、1年間に1万人に20人が癌で亡くなるという意味で、それでも100%安全って言えるか?」

話を聞いていて、怖くなって沈黙していた私・・・



そんな私に、追い打ちをかけるようにパパが教えてくれた事があります

私たちが住む川崎市に、福島県の瓦礫が運ばれるかも知れないというのです

驚きました

以下は、パパに教えてもらった大学の先生のホームページ(→こちら)の記事です



生活と原発 07 汚染された瓦礫の処理


震災で汚れた福島の瓦礫を、川崎市が処理するという話が出ています。

震災で苦しむ福島を少しでも助けようという川崎の人の心はとても良いと思います。

ただ、福島の瓦れきは放射性物質で汚染されている可能性が高く、それが川崎まで来るということに川崎とその周辺の人が不安を感じるのも当然のことと思います。

・・・・・・・・・

わたくしは福島の瓦れきを川崎で処理するのに賛成できません。

たとえ、川崎が瓦礫の受け入れに当たって瓦れきの放射性物質を測定し、それが基準内であっても、わたくしは川崎に持ち込むのは問題と思います.

通常では「規制値以下」の放射性物質を含む野菜を食べても良いのですが、現在のように身の回りに放射性物質が多くあるときには、「可能な限り放射性物質に接しない」方が良いからです。

つまり現在は、空間、内部、食品、水などからの被曝の「足し算」をせざるを得ない時期です。

川崎や横浜の放射性物質の量はなんとか安心できる範囲ですが、それにさらに放射性物質が加わるから問題なのです.

・・・・・・・・・

福島の瓦礫や土壌は放射性物質で汚れました。それは「福島原発という限られた場所に閉じ込められていたものが、福島県を含めて広く散らばった」ということを意味しています.

これからは、「散らばった放射性物質をできるだけ、福島原発の近くに集める」ことをしなければなりません.従って、福島のゴミなどは早く原発の近くに放射線物質を回収できるフィルターのついた焼却炉を作って、そこでドンドン放射性物質を回収する必要があります。

そうしないと放射性物質が徐々に日本全体に拡がります.その第一歩を川崎がすることになり、同情は良いことですが、決して放射性物質を「拡がらせる」ことになってはいけません。

それは今、福島の人が苦しんでいることと同じ事なのです.

川崎に運ぶ予定の瓦礫などから「拡散させない」という行動を開始するべきで、これは東電に期待しても、到底できませんから、自治体もダメで、政府が指導力を発揮しなければならないと思います.

(平成23年4月12日 午後1時 執筆) 武田邦彦


パパは言います

「いま大切なのは、瓦礫なんかよりも、福島原発に近い人達を一刻も早く遠距離に避難させることなんや!」

「瓦礫はそのまま放置! 被災地の人こそ、川崎市へ連れて来い、そして保護しろ! こんなこと言う政治家って、なんでおらんのやろう?」



我が家の結論。瓦礫よりも被災者を!では、ないでしょうか?

とっても、不思議な気がします



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