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erimo★日記

(@_@)のいろいろ日記

26巻

2024-04-10 | ★Book
ということで呪術単行本26巻が発売されてしまった・・・

発売前から公式さんがヲタクたちの心をあの手この手で抉ってくるのですが、発売前日には11時間ちょっと!の長尺動画も配信されてました。
基本静止画なのですが気になって仕事中もバックグラウンドで再生・・・5⃣先生の人生をみんなで振り返ってる感じでした😢
(25巻の時は、最強決戦開幕!みたいな感じでもう少しお祭りっぽい雰囲気だったのになぁ・・・)

本誌で知った当初は、うすうす覚悟はしていたものの、突然やってきた推しのいない世界への喪失感が凄かったのですが、単行本はもう少し穏やかな気持ちで読むことができました🥺
下々先生が5⃣さんを最強にし過ぎて扱いに困っていたのは有名な話ですが・・・実際退場させてホッとしているのかもしれませんが、26巻の表紙・表紙裏・中身も含めて5⃣先生で溢れかえっている😢

そして結果は結果として変えられないのだけど、25~26巻の長きにわたるバトルは、全てが強くてカッコ良くて、本人もとても楽しそうで(いい意味で)クレイジーで・・・何回も何回も読んで、推しの雄姿を目に焼き付けたいと思います。(✈の回は読めないけど)
これ・・・そのうち映像化されたら一旦どうなってしまうのか?!?!気絶しそう・・・


この1対1のバトルって滅茶苦茶痺れるのですが、鬼滅を振り返ると、基本は皆で協力して鬼に立ち向かうことが多いので、その中でほぼ唯一のタイマン勝負だった、煉獄さんと猗窩座のバトルはとても異質で・・・だからこそ惹かれる人が多いのかなと思いました。

しかし呪術下げとかそういう意図では全然なく、鬼滅って本当に色んな意味でよく出来てる話だなーとしみじみ。
共闘バトルが多く、最終決戦に至るまで誰が欠けても(一般隊士も含めて)絶対に勝てなかったと思える総力戦の数々・・・
そして全てのキャラクターは作者様に心から愛されていて、そのバックグラウンドや人生が何て言うんだろうか・・・吾峠先生の中には完全に存在し完結しているんだなと確信できるというか・・・
キャラの掘り下げってことなのかもしれませんが、それを超えての存在感が凄いなといつも思います。


途中で話が変わってしまいましたが、とにかく25巻~26巻は読みまくって推しを沢山吸収したいと思います!!
そして人気投票は4票権利をゲットしているので、5⃣5⃣5⃣5⃣でいきます!目指せ1位~👑

鬼滅夜話

2021-12-29 | ★Book
久しぶりの漫画じゃない本の話題だけど、やっぱり鬼滅関連💦

本編に入りきらないくらい、設定とか関連エピソードが沢山あるので、ファンの皆さんの考察も盛んでして(こういう想像する余白を沢山持たせてくれる吾峠先生に感謝✨)、YouTubeや考察系サイトも山ほどあるようですが、
その中でもお気に入りの植朗子さんの考察シリーズが「鬼滅夜話」という本に纏まったので、早速購入♪

元々AERA.dotに連載してたものがYahooに流れてくるのを読み始めたのがきっかけでしたが、着眼点がなるほど!と思うところが多いのと、登場人物に対する愛に溢れているところがお気に入りです。人間だけじゃなく、鬼側の考察もしっかり入ってます。
登場人物の魅力を再認識させてくれるので、、かまぼこ隊と同期達はより愛おしくなるし、柱達はより尊いし、鬼(一部除く)もより一層感情移入してしまいます。
そして読むと必ず原作を見返したくなるという💦
人物についてすごく丁寧に深掘りしてくれるので、大体読みながら泣きそうになってしまう、、特に不死川兄弟のところは泣きそう、、じゃなくて泣きました。

本に纏まっていると何度も読めるので、時間がある時に原作片手に読み返したいと思います!
AERA.dotの方は新記事も出てくるのでそっちも楽しみです。

YouTubeはあまり見ないですが、遊郭編開始と共に時々チェックしているのがSICKHACKさんの鬼滅大学というシリーズで、今週はこんなアニオリがありました みたいなところから深掘りされていくので、詳しい人とお喋りしてる気分になります笑
細かいところまでよく見てるな、、と毎度感心します。。


そんな感じで本も読みつつ、毎週日曜のアニメも楽しみにしていますが、毎度毎度ufotableさんの作画に感動しまくり、年末年始もお休みなくやってくれるのでありがたや〜です。次回は1/2、いよいよ宇髄さんも剣を抜くか?!というところまできました。
この後はずっとバトルなので、アニメで動く技の数々を堪能したいと思います🌪

作画といえば、エンディングに出てくる反物がひたすら美しい、、👘 エンディングテーマの「朝が来る」も安心の梶浦さん作曲なので、発売日を首を長くしてお待ちしているところです。

そうこうするうちに2021年が暮れていきそうです。。はよ掃除しなくては💦

勝手に心配している

2019-05-22 | ★Book

先日、燃えよ剣の映画化の話を聞いて、気になることをつらつらと書きましたが、久々に原作を再読。

 

やっぱり幕末&新選組は面白いな〜。フィクションだとわかっていても、こうであって欲しいと勝手ながら思ってしまう。。

そして改めて思うのは、、映画化無理では?!

 

新選組の話だけでも、京都の結成時から函館まで相当長い道のり(しかも歳ちゃんの本領発揮は局長がいなくなってからなのでそこは絶対はしょれない)だし、

彼の人となりを形成する大事な要素は多摩にいる頃からたくさんあるので、そこも外せないだろうし。。

お雪さんと出会うまでにどんな恋愛遍歴だったのかは、運命の恋 とか前面に押し出すならば必須。

話の核となる七里との戦いも、八王子界隈でわいわいやってる辺りでもう2時間くらい経過するのでは?!と思ってしまいます。

 

最近は色んなアニメが実写映画化されたり、小説の映画化も山ほどあるので、だいぶ脚本家の方が丸っと纏めているのですかね。。

本の映画化で印象に残ってるものといえば、容疑者xの献身 がすぐに思いつきますが、こちらは推理のキーとなる要素は残しつつ

他はいい感じに纏められていたような。。

 

でも燃えよ剣の場合は、話の本筋+歴史的な流れ のダブル要素なので、なかなか丸っとできないような気がしてなりません。

まさか七里とのやり取りを省略するとは思えないので、そうすると思い切って新選組の活動を丸めちゃう?!

歴史上の出来事も、西郷どん並みに秒速で切り抜けるとか。。

 

と、一方的に心配しまくってますが、とりあえず続報を待つか。。。

令和最初の駄作にならないことを祈るばかりです。。ほんとに原作大好きなので。

 

 

ちなみに三浦春馬くんのインスタで、亮平さんと一緒に殺陣の稽古?をやっている写真が出ていたので、春馬くんも出るのかしら?!

斎藤一??


読解力

2015-10-30 | ★Book
ちょっと前ですが、幕末の彰義隊のことが描かれた映画「合葬」が公開されてました。
偶然、割と最近に原作漫画を読んだのでびっくりー。

息子の昼寝中に急いで読んだので、内容がなかなか理解できず。。
3人の男子が出てくるのですが、顔が似てて区別がつきにくい!あれ、これは誰だ。。といきつ戻りつつして結局読了まで時間かかりました。。
でも、それって最近読書してない自分の読解力の低下か!?と思ったり。

ストーリーは普通の若者たちが時代の波に飲み込まれていく様子が静かに淡々と描かれていて、読みごたえがありました。
彰義隊って新選組と違って、最初からある意味時代の流れに逆行してるというか、勝てない戦を仕掛けてるような気がして、あまり好きではないのですが、その悲しい運命が普通の若者の目を通すとこんな感じなのね、というのが興味深かったです。それが彼らの日常というか、選択の余地がなかったというか。。
新選組も、高邁な志の集団ではなく、ちょっと背伸びした若者たち、くらいだったのかなと思ったりもしたのでした。


原作漫画の最後に番外編的なものがついているのですが、これが本編の前の出来事だというのを理解するのに相当時間がかかりまして。。(わからなすぎてネットで調べた。。)
これが最初からわかったら、すごーく泣けるシーンだったのに、自分にがっかりです。
電車で本でも読むか。。

再:地頭力

2011-09-11 | ★Book
最近、電車で座れるとすぐ寝てしまうので、読書タイムが減っているのですが、
久々に本でも読もうかなーと思ってたら、家で「地頭力を鍛える」を発見!

だんなが買って読んでた当時は、本に出ているような 思考過程を意識して
物事を考える ということの良さがあんまりわかっていなかったのですが、
会社でロジカルシンキングを意識しだしてから、相手を説得するには論理的
思考力が必須ということをしみじみ感じていたので、今なら楽しく読める気が
してきました。

あとは寝ないで読めるかどうかだ。。

+++
本日の一曲♪Mr.Children「星になれたら」

明日からも、また前向きに頑張ろう~。

みんなの山

2011-06-15 | ★Book
かなり遅ればせながら、マンガ「岳」を読みました。第1巻だけですが。。

山好きなら読んどけ!と何名かに薦められていたのですが、なかなか読む機会がなく
そうこうするうちに映画化されてました。。

1話が短いので読みやすく、30分くらいで読み終えました。
しかし、電車の中で読むと大変なことに。。なぜなら泣けるからです。
短いストーリーの中に、いろんな人間ドラマと、三歩(主人公)のじーんとする
言動が詰め込まれてます。
山登りしてなかったら、ここまで感動しないかも と思います。

読む前は、三歩のキャラを真面目な山男と勝手に思ってましたが、風変わり?な感じで
映画の主演:小栗旬 は結構合ってるかも。


ちなみにマンガは第14集まで出ているみたいですが、ネタがよく続くな。。と感心中。
貸してくれた人が1巻しか持ってなかったので、2巻以降どうしようか、悩み中。。
さすがに買うのはなぁ。。

エロイカより愛をこめて は、全巻買っちゃいましたが。。

ローマ人の物語 途中経過(ようやく帝政)

2010-04-22 | ★Book
ローマ人の物語、亀のようなペースでこつこつと読んでいます。。

前回の日記はカエサルのところまででした。
その後、共和制ローマは初代皇帝アウグストゥス(オクタヴィアヌス)から密かに帝政に突入。

共和制時代の、元老院(今の国会みたいなものか)+市民集会の意見が絶対というのは
維持しつつ、実質的に皇帝に権力を集め、帝政にしてしまったアウグストゥス。
元老院の皆さんも自分たちも尊重されているので文句も出ず、いよいよローマ最大の繁栄時代が
始まった感じです。パクス・ロマーナってやつですね。
このカエサル→アウグストゥスが凄すぎて、ローマって何て才能に溢れた人達の集まりなんだろう
と思っていたら、やはり同じ人間です。。イマイチな皇帝もいました。
この”隠れ帝政”と呼べるような状況では、皇帝は相当注意深く(=自分が独裁者ではないかのように)
行動しないといけないわけですが、それがわかってない皇帝も中にはいたようです。
作者の塩野さんが言うところの「デリケートなフィクション」ってやつですが、まさにその言葉が
ぴったりですね。

その辺りが「悪名高き皇帝たち」シリーズ(文庫で4巻)に書かれているのですが、「悪名高き」とは
この時代の100年くらい後に著書を残した人の評価がイコール後世までのイメージになってしまって
いるのが原因のようです。
そこを、丹念に一つずつ検証しながら本当に悪い皇帝だったのかを書いていく作者。。
文章力も構成力も素晴らし過ぎます。。
そうして読んでいくと、ネロなんてローマを火事にした悪者っていうイメージだったのが
意外と政治上はちゃんとしていたり、憎めない一面もあったりと、本当に一人一人の
人間性までもがよくわかる内容になっていて、かなり面白かったです。
作者の好みも微妙に入っていて、特に2代目皇帝ティベリウスの評価は高いです。

ネロの死後は、しばらく混沌とした時代が続きますが(「危機と克服」シリーズ)
その感想はまた今度まとめて、、

でもこうやって普通に読書してるだけで、世界史の授業で暗記してた皇帝の即位順なんて
さらっと出てきます。
アウグストゥス→ティベリウス→カリグラ→クラウディウス→ネロ→ガルバ→オトー→ヴィテリウス。。

興味があれば暗記しなくても頭に入るということですね!


read or sleep?

2009-07-02 | ★Book
ついに、、「エロイカより愛をこめて」を読み終わってしまった(ToT)
何度読んでも新たな発見がありそうなので、再読モードに入っているのですが
しょんぼりしている私をどうやら不憫に思ったらしく、だんなちゃまが本をいろいろ
買い与えてくれます。。

まずは今話題の「1Q84」。恐ろしく重たいハードカバー2冊組です。
まだ読み始めたところですが、村上ワールド全開で、この後の展開が楽しみです。

あとは英会話教室で英語の本を借りているので、それもコツコツ読んでいます。
電車の中を、睡眠タイムか読書タイムにするかで悩むところです。。

そして本日、下記3冊がAmazonから届きました♪
・魔弾の射手→エロイカ番外編
・Z(ツェット)→エロイカ番外編。部下Z君の奮闘が描かれているらしい
・エロイカより愛をこめての作り方→作者青池先生の書き下ろし本。(マンガじゃない)

某首相のせいで、マンガ脳は悪い意味に捉えられがちですが、マンガだって立派な
読書の対象です!
しばらく読書漬けの日々が続きそう~~~


from Eroica with love

2009-05-19 | ★Book
本。。といっても、漫画の話なのですが、久々に漫画を読みふけっております。

会社の人から借りている、「エロイカより愛をこめて」。
どうやら昔流行ってたらしいです。

画風は典型的な少女漫画(髪の毛くるくるー目がきらきらー)なんですが、
内容がなかなか濃くて、西側の泥棒貴族の伯爵 と NATO所属の硬派な少佐 が 
東西冷戦時代という歴史的背景も絡みつつ大活躍 するというストーリーです。
(ちなみに伯爵は同性愛者。)

まだ3巻目(全20巻以上)なのですが、コメディチックでもありつつ、微妙な
人物描写も細部までされていて、大人でも(というかむしろ大人が)楽しめる
話ですねー。
さらに少女漫画なのに、登場人物にLed Zeppelinをモデルにした人達がいたりで、
男性もたくさんファンがいる模様です。
同じ部署にも男性でかつてハマったという方がいらっしゃいました。。

電車の中での楽しみが増えました。。読破したらまたUpします。

Do you know what Caesar did?

2009-01-23 | ★Book
ローマ人の物語、ようやくカエサル編の感想を書けるようになりましたー。
何しろ、文庫で6冊!カエサルだけでその量ってすごすぎです。

理由としては、
1.それほどカエサルの人生および功績については書くことが多い
2.カエサル自身がたくさん書き物を残している
3.作者(塩野さん)がカエサルを愛している
の3つがあげられるかと。。

自称世界史が得意科目の私でしたが、こうしてカエサル編を読み終わって、
私が知ってたことってほんの一部にしか過ぎないんだなーと思いました。
というか、クレオパトラと「ブルータス、お前もか!」しか知らなかったのですが。。。

ガリア人との戦いとか、政治上の制度とか、読めば読むほどすごい人です。
塩野さんが何回も書いている、「人間は見たいと思う現実しか見ようとしない」
というカエサルの発言がありましたが、カエサル自身には全く当てはまらない。。
どうしてこの時代に、これほど広い視野・考え方で物事を見れたのか、、
2000年後の今考えてもかなり尊敬です。

そして驚きその2は、カエサル自身が残した書き物の素晴らしいこと!
信憑性という意味では、歴史的資料としても貴重なんでしょうけど、当時の様子が
生き生きと伝わってくるような著作を残せるって、これまたすごい才能だなぁ。。

書き物といえば、カエサルの友人でもあり、政治上はライバルでもあったキケロの
膨大な手紙の数々も、当時の様子をうかがい知ることができる貴重な資料のようです。
キケロといえば、、私の記憶では弁論家という肩書きしかないのですが、政治上も
かなり重要人物だったのですねぇ。

そして、誰もが知っている「ブルータス、お前もか!」の暗殺シーン。
このあたりから話としてもどんどん面白くなっていくのですが、、なんと、
ブルータスって、あのブルータスのことじゃなかったらしいのですー。
これまたびっくり~~
別人でブルータスというカエサルが信頼していた人がいて、そっちのことを
言っていたのでは、というのが通説のようです。
うーん、歴史は奥が深い。。

その後は、カエサルの後継者オクタヴィアヌス vs アントニウス&クレオパトラ
の争いが始まるわけですが、このオクタヴィアヌスがまた素晴らしい。
そして塩野さん、、よほどクレオパトラが嫌い?なんですね。
低評価っぷりが面白いです。

そんなこんなで書ききれないほど感想はあるのですが、全体を通じての感想は
やはりカエサルが凄いだけでなく、性格的にも魅力ある人物だからこそ、現在に
いたるまで、たくさんの歴史家が魅了され、研究されているんだなーというのが
よくわかりました。

それにしても、、前にも書いた気がしますが、2000年たっても人類って大して
進化してないですね。。むしろ退化してるような。

続く帝政時代編も2冊目の後半から俄然面白くなってきました。
一気に読めそう~♪

we need more bookstore!!

2009-01-19 | ★Book
前回の日記でYOUNG GUITARが届いて、、と書きましたが、amazonで注文しました。
我が家の最寄り駅はデパートもあるし、駅ビルもどしどし建設中なのですが、
唯一の不満は本屋が少ないこと!

デパートに唯一の本屋が入ってますが、小さめなので品揃えもイマイチな上に、
20時で閉まってしまう。。平日には絶対に行けませぬ。
前住んでたところは23時までの本屋があっていい感じだったのに。。

イマドキ本屋は需要が少ないのかもしれませんが、ぜひニュー駅ビルには入って
ほしいです。

本といえば、、ローマ人の物語がようやく帝政に入りました。
カエサル編の感想をまた別途書きたいと思います。

+++

ハセキョーとハルイチの挙式のニュースを読んだのですが、場所が広島県福山市!
笠岡市(福山のお隣)出身としては感涙。おめでと~~


本→映画?

2008-11-17 | ★Book
容疑者Xの次は、堤真一つながり~ということで「クライマーズ・ハイ」を
読みました。

感想を一言で表すと、深イイ!
一冊にいろんなテーマが凝縮されていて、ものすごく濃かったです。

日航機墜落事故を題材に、新聞社の全権デスクを任された主人公。
報道の裏側・そのあり方がリアルに描かれつつ、職場の人間関係や家族・友人との
過去・現在・未来の様々な感情が交錯。。そして山。
ラストは電車で読んでいたにも関わらず落涙です。(かなりやばかった。。)

でも、これが映画化されるとどうなっちゃったんでしょう。。
何せ事故のところだけでクライマックスが4つか5つあって、その上人間模様も
表現となると、5時間くらいかかるのではと思います。
原作は細やかな感情表現とか描写がすごく絶妙なので、映像化は難しそう~
本の中には、本のままであるべき話もあるんだなぁとしみじみ。

さすがに堤真一主演でも、見たいような見たくないような、という感じですね。

昔の日記に書いた、私の大好きな「燃えよ剣」(司馬遼太郎)も過去に何度も
映像化されているようですが、これも本で楽しみたい話ですー。

ちなみに私のPCで「しばりょうたろう」を変換したら、

芝量多量

と出ました。ちょりーっす!

容疑者xの楽しみ方

2008-10-28 | ★Book
かなり出遅れてますが、、容疑者xの献身の本&映画を読み&観ました。

私の場合は映画が公開された後に本を読み、そして映画を観るという順番でした。
東野圭吾作品は初めて読んだのですが(これまた出遅れ。。)、かなり面白かったです。
おバカな私には最後のトリックは全く読めず、まさにハラハラドキドキの展開。。
それでいて深く重い人間模様も丁寧に描写されていて、読んでいて苦しかったです。

本を読んでストーリーがわかってからの映画になったわけですが、湯川先生=福山は
しっくり来たのですが、石神=堤真一 ってどんな感じなんだろうなぁと観る前は
思っていました。ちょっと原作とは見た目からして違うというか。。
と思ったのですが、堤真一恐るべし!
原作のイメージを壊すことなく、彼なりの解釈が加わって、さらに深い感じになって
おりました。
原作の石神先生の方が魅力的に書かれてる部分もありましたけどねぇ。両方合わせて
いい感じでした。

でも本と映画を比べるって土台無理というか無駄だなと今回改めて思いました。
本は登場人物の細かい感情表現だったりを文章で表わさないとですが、映画は
顔の表情・しぐさから読み取らないといけないので、、比べようがないんですよね。
同じ視覚なのに、全く違うものだとしみじみ思います。(今さら?)

2時間の映画の中で原作の内容を全部表現できるわけもなく、読んでないと解釈に
苦しんだり、どうしてこのシーンやセリフが出てこないんだ!と思っちゃいますが
逆に映画だと自分なりに想像しながら観れるところはいいかもしれないです。
推理もの、という点では本の方が数倍ハラハラしますが。。

いずれにしても、ラストに向かうにつれて、他に違った方法はなかったのか。。
という救いようのない絶望感と、こうするしかなかったのよね。。という気持ちが
入り混じって、かなり泣けました。

両方みた後でのベストな楽しみ方として、個人的には
1.まず本を読む。映画の役者さんをイメージしながら読むとさらに感情移入できます。
2.映画をみる。原作とは違った部分を楽しむ。
3.再び本を読む。堤真一が石神という人物に加えた解釈を頭において読むと
 「献身」の意味がさらに深まる気がします。

というわけで後ほど3をやってみようと思います。
久々に映画が観れて良かったです!

+++

今ドラマで流星の絆を見てますが、こちらはクドカンが恐らく原作と全然違う
イメージにしてるのでは、、と想像します。
ドラマが終わってから本読んでみようかな。。

そういえば来年はクドカン作の舞台(蜉蝣峠)に堤真一が出演するので、、
「容疑者x」堤真一×東野圭吾
「流星の絆」東野圭吾×クドカン
「蜉蝣峠」クドカン×堤真一
ってな感じですね。何だか無限ループ。。(数学苦手)

ほっ

2008-09-18 | ★Book
前回の続きですが。。

クッキングママを読み終えたあと、畠中恵さんの「つくもがみ貸します」を読みました。
これが自分の中でかなりのヒットです!

最近の読書の傾向といえば、、ローマ人の物語は面白いのですが、読むのにものすごーく
頭を使うわけです。
何しろカエサルだけで文庫本6巻になってしまうくらい、詳細なことがたくさん書かれて
おり、、物語ではなく論文に近い勢いです。

その後が洋書。
そして今回の本を読むと、何だかすごくほっとするのです。
あらすじは、江戸時代、付喪神(つくもがみ)と呼ばれる妖(あやかし)達と
損料屋(今で言うレンタル屋)で働く姉弟の不思議なかけあいと人間模様を
描いた話です。。
なんのこっちゃだと思うのでとにかく読んでください。

つくもがみ達のキャラがどれも憎めなくて楽しいのと、江戸の人達の生活ぷりが
生き生きと伝わってきます。
プラス、切ない人間模様が加わって、読んでるうちにほっこりした気持ちになります。
あらすじがわかりやすいのも安心して読める一因かもしれません。

特に日本語の表現がすごく上手いというか、粋な感じで、日本語っていいな~と
本当に思います。
たとえば、

 「困りごと?」
 清次はすいと、片眉を上げた。


「すい」って良くないですか?英語にはないですよねぇ。

世界で一番美しい言語はフランス語らしいですが、日本語だって負けてません!

畠中さんの本は他に「しゃばけ」シリーズがあるらしいです。
こっちも読んでみようかなぁ。

+++

明日から遅ればせの夏休みです!国外逃亡してきまーす。


先読み

2008-09-12 | ★Book
ローマ人の物語、、カエサルまで読み終えているのですが、だんなが追いつくのを
待っている間、いろんな本を読んでます。

奥田英朗さんの伊良部シリーズは読み終えたので、次は洋物推理小説
「クッキングママの事件簿」を読んでみました。
独特の言い回しが多くて、読みながら頭が痛くなってきましたがストーリーは
わかりやすくて面白かったです。
クッキングママだけあって、途中で作られるお菓子や料理のレシピが時折登場
するのですが、これがアメリカ~ンな感じで。。
お菓子作りに油1カップ・バター1カップとか、、単位がおかしい~
実際作ったらひどいことになりそうです。

しかし推理小説を読んでて困るのは、ついつい先が気になってしまって、右の
ページを読みながら、目が左のページを見ているのです。。
クライマックスになると、この先読み癖がやめられない止まらない~。。
これだとハラハラ感も減ってしまうので、今回は手で左ページを隠しながら
頑張りました。
昔アルセーヌ・ルパンシリーズや、ホームズシリーズを読破した時代にはこんなこと
なかったのになぁ。

いつの間にか欲張りな人間になってしまったようです。。困った困った。