アメリカ:闇の支配構造と略奪戦争

社会構造を分析しています。

米財務省による、1998年大蔵落城→金融支配完成

2012年11月12日 | 記事
なぜ、日本の金融政策が支配されるようになってしまったか?

以下の記事は1999年のニューヨーク・タイムズ紙の記事。これは、米財務省による大蔵支配の勝利宣言だ。榊原英資の役回りも見もの。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今世紀で二回目だが、アメリカ合衆国は、今や日本を占領した。
アメリカ上陸部隊は、ロバート・ルービン財務長官を最高司令官とし、ローレンス・サマーズ統合参謀本部議長によって率いられている。上陸するや、アメリカ軍は、ただちに日本銀行と大蔵省を占拠し統制下に置いた。アメリカの貿易赤字は、年額換算でついに過去最高の350億ドル(3.5兆円)にまで膨張した。この事実が判った30日後に、この侵攻作戦は敢行された。

アメリカの巨額の貿易赤字を憂慮して、投機家のジョージ・ソロスは、米ドルの25%の暴落を見越して投機を仕掛けた。ソロスは、米ドルを大量に売ってヨーロッパのユーロ通貨を買い込んだ。他の投機家たちもソロスの動きに呼応して米ドルを売り込んだ。さらには、米国債をも投げ売った。そのために、たった一晩で、アメリカの金利は12%に跳ね上がった。……

サマーズ将軍は、ハーバード大学の経済学者だったのだが、彼は自ら手を下して、榊原英資財務官(大蔵副大臣)に対して再教育(洗脳教育)を施した。噂によると、在日アメリカ大使館の中の一室で、榊原英資は拷問を受けた。彼は、まぶたを閉じられなくするために額にテープを貼られ、休むことも許されずに、ずっと大声で、マネタリスト政策を日本で実行しつづけるように、ミルトン・フリードマンの文章を読みつづけることを強制された。榊原が閉じこめられた部屋からは、恐ろしい叫び声が聞こえた。
以上、ニューヨーク・タイムズ紙「アメリカが日本を侵略する」トーマス・フルードマン記者。

1998.7/、サマーズ、ハーバード大学学生評議会から、マッカーサー元帥のコーンパイプと同型のレプリカを贈呈される。
1999.8/19日経、榊原英資談。サマーズとの度重なる会談、市場主義より規制管理主義を理解。
サマーズの大蔵支配は、ペリー、マッカーサーに続く、第三の日本占領。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(「堕ちよ、日本経済」 より引用)

彼らのつながりは、
>ルービン財務長官がコンビを組むサマーズ副長官は、ハーバード大学で榊原英智財務官と旧知の間柄である。BB、CFRの会員でもあり、金融政策の執行役として日本に不良債権処理、規制緩和、景気対策を矢継ぎ早に、かつ強硬に申し入れるその姿は、まさしくペリー、マッカーサーと並ぶ者である。ルービンを補佐するのが、表がこのサマーズ副長官、裏がジョージ・ソロスという編成なのである。(http://blog.goo.ne.jp/2005tora/d/20060907)

>榊原氏がビックバンを始めたのも、橋本総理を説得して日本の銀行を外資に売り飛ばすための陰謀だったのだ。ジョージ・ソロスがイギリス・ポンドを売りたたき、サッチャーに命じてビックバンをやらせて、イギリスの金融機関は全て米系金融機関に買収された。それと同じ陰謀が日本に仕掛けられている。(http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu34.htm)

★1998年は、まさしく大蔵省が落城し、金融支配が完成した年だった。
1998年2月
・ノーパンシャブシャブ事件→愛国派大蔵官僚の屈服(大蔵落城)
1998年10月
・外為法の大改正(金融ビッグバン、金融自由化)
 →その後外資による銀行・証券・生保買い漁り(※事前に株価暴落
  させている)
・同時に新生銀行(旧長銀)外資(ロックフェラー直系のポールボルガー指
 揮)による乗っ取り。(http://www.im-sendai.jp/archives/2005/09/post_170.html)

★政治家は既に1990年代初頭にアメリカに弱みを握られ、抵抗力を失っていたが、日本の官僚の抵抗線もこうして崩された。(http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=122172)


南風小僧☆