アメリカ:闇の支配構造と略奪戦争

社会構造を分析しています。

『アメリカに使い捨てられる日本』森田実著

2012年11月17日 | 記事
アメリカに使い捨てられる日本」~日本の真実を国民に訴える!
(森田実/著)

●本の内容http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=31879706
アメリカによる日本の格差社会化、教育・医療・農業破壊はここまで進んでいる―安倍政権の正体と危険性を徹底的に糾弾。

●目次http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=31879706
第1章 やがてアメリカに使い捨てられる日本―食い尽くされ、見捨てられる?安倍政権の行方
第2章 安倍晋三首相の「美しい国づくり」の欺瞞―混乱・動揺・わがまま・暴走を繰り返す安倍首相
第3章 安倍政権の「格差是正」政策では国民は救われない―希望なき格差社会を救う手立ては、もはや政権交代のみ
第4章 日本を破壊した小泉構造改革の正体―アメリカの対日改革要求はここまで進んでいる
第5章 安倍政権はなぜ「教育基本法」改正を急いだのか―愛国心涵養の陰で進んでいるアメリカのための教育改革
第6章 安倍政権はなぜ「憲法改正」に固執するのか―アメリカ従属下の憲法改正は絶対に阻止すべき
第7章 アメリカに操られ「戦争国家」へと暴走する安倍政権―北朝鮮・中国に強硬路線で突き進む安倍外交の愚かさ
第8章 次の政権は小泉・安倍政治の「負の遺産」を是正せよ―国民の幸せを強く願う憂国政治家3人の熱血語録


●森田実の言わねばならぬ[245]http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C03361.HTMLより部分転載します。

>1945年から1952年までの占領下だけでなく、その後も日本の政治はアメリカ政府の支配下にある、という厳然たる事実からわれわれは目をそらすべきではない。
日本の政・官・財界と学界、マスコミ界の指導層は、戦後一貫してアメリカ政府にゴマをすりつづけてきた結果、健全なる批判精神を失ってしまった。アメリカ政府が何をしても不満をもたず、批判しない体質に染め上げられてしまった。しかも、この流れは指導層にとどまらなかった。従米的体質は大多数の日本国民の精神に染みついてしまっている。

>ブッシュ大統領が戦争を始めてからも、日本人のアメリカ崇拝の感情は大きくは変わらなかった。アメリカ国民がブッシュの戦争が間違いであることに気づき、2006年11月の中間選挙でブッシュ大統領に「ノー」を突きつけ事実上不信任したあとも、日本人のアメリカ崇拝感情はあまり変わらない。政府の方針もなんら変わらない。政治家もマスコミも一般国民も思考停止状態になっているように感じられる。みんなが鈍感になっている。いまの日本、鈍感が評価される時代になった。倒錯している。

>平和は最も大切なものである。私は戦争には絶対に反対だ。日本国民なら、みんなそうだろうと信じたい。ブッシュの戦争は大きな過ちだと考え、ブッシュ・小泉・安倍政治反対の論陣を張ってきた。
ブッシュが推進する弱肉強食の新自由主義にも私は反対である。人間を差別する不平等政策には絶対に賛成できない。だからブッシュ政治を批判し、ブッシュ大統領に忠実に従った小泉前政権をきびしく批判してきた。そしていま、小泉政治を継承した安倍政権への批判をつづけている。私の現実の日本政治への批判をまとめたのが拙著『アメリカに使い捨てられる日本』である。

>日本の与党(自民党と公明党)の政治家は、日本国民のために働くという政治家魂を失ってしまい、ただただアメリカ政治に追随している。健全な批判精神を失い、思考停止状態に陥っている。民主党内にも一部に与党のような従米政治家はいるが、野党政治家の大多数は目を覚ましている。
このままでは日本の行き先は危うい。従米政治をつづけていれば日本の富はアメリカに食い尽くされ、日本全体が使い捨てられてしまう。おそろしいことである。

>日本の政治の現状を正すには、健全なる精神をもった地方の人びとと、戦争を知っている高齢者層と、戦争を何よりも嫌う女性層と野党議員が総結集する必要がある。

>日本国民が「鈍感とあきらめ」から脱し、考える日本人、そして自分の判断で行動する日本人になることを切に願うのみである。

(以上)

猛獣王S