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VIVA! かすかびあん

「かすかびあん」が春日部をレポート。お店や街なみ、風景などジャンルを問わず春日部の自慢をお届け。あなたも春日部通に!

夏祭りの心得~ちょうちん編「春日屋際物店」~

2010-06-16 10:15:56 | おすすめのお店
家にちょうちんありますか??

ちなみに我が家はあります。
頑丈で、もう何年も使っています。もちろん、家紋入り!
昔から春日部にある「春日屋際物店」さんで作ってもらいました。
個人だけでなく、町内やお店などのちょうちんも作っています。

普通の書道とは違い、文字も「江戸文字」です。
先代はもともと器用な方だったようで、すぐにその技を習得したようですが、
“昨日より今日、今日よりも明日の方が巧く書けるように”と仕事の時以外でも勉強されていたそうです。
そうやって、熟練の技が磨かれて行くんだなと思いました。

お話してくれた、奥さんは良い言葉などがあるとメモしているそうです。
見せてくれたのは、人生5訓。
『あせらず・いばらず・くさらず・おこらず・おこたらず』

単純なようでムズかしい・・・。

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春日際物店

住所:春日部市粕壁東1丁目5-8
   (春日部東口徒歩5分)
TEL:048-752-4267
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夏祭りの心得~浴衣編「芝屋呉服店」~

2010-06-11 19:09:48 | おすすめのお店
7月10日(土)と11日(日)は、第38回春日部夏祭りですね。
皆さんは担ぐ派ですか?見る派ですか?

ちなみに私は、両方です!
2日間あるので1日は担いで、もう1日は浴衣を着て勇姿を眺める!などと欲張ってみたりします。
不思議なことに、着るものによって自分自身の立ち振る舞いが驚くほど違ってきませんか?
浴衣を着ると、おしとやかになった気がします。

気がするだけかもしれませんが・・・。

ちょうど、春日部夏祭りの神輿コースにある呉服屋「芝屋呉服店」さんでは、着物はもちろんのこと、夏は浴衣やその反物が並べてあります。
もう100年以上はやられている老舗店で、佇まいもモダン家屋で立派!!一瞬入るのに勇気が要りますが、明るい奥さんが迎えてくれますよ!

生地の柄も伝統的なものからモダンなものまであり、見てるだけでワクワクしてしまいます。
大人になって、もうこれ以上背が伸びることもないので、一張羅の浴衣を1つ持っていたらカッコイイなと思いました。昔は、着古した浴衣を広げて、赤ちゃんのオムツにまで使ったらしいです。
エコですね。

そして、染め直しやメンテナンスをしてくれるところも老舗ならでは。
自分の店の商品をお客様の手に渡った後も、できるだけ長い間着られるように手を尽くしてくれるというのは最高のサービスでありながら、受け継いだ伝統でもあるのだろう。

今度は着物の並ぶころにもおじゃまします!!
でも・・・欲しくなっちゃうんだよな~。

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芝屋呉服店

住所:埼玉県春日部市粕壁東1丁目22-16
   (春日部東口徒歩9分)
TEL:048-752-2115
営業時間:10時~18時
定休日:水曜日・毎月12日
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あっさり系たこ焼き「あま太郎」

2010-06-11 19:08:10 | おすすめのお店
春日部に創業43年の「あま太郎」というお店がある。

名物はたこ焼きと甘太郎焼き。
甘太郎焼きは他にも、今川焼き、甘太郎焼き、花見焼き、太郎焼き、太鼓焼き、ピーパン、大判焼などと言うらしい。

甘党ではない私が、特に押すのは「たこ焼き」!春日部の老若男女に長年愛されている味である。

小さい時、祭りなどの屋台でたこ焼きを買おうとすると、
必ず母に「あま太郎のたこ焼きにしなさい!」と言われていた。
それだけ母にとって、子供が食べるのにも安心なお店ということなのだろう。
それに、ご夫婦の人柄が優しい。
今でもたまにそれを思い出し、他のたこ焼き屋では、つい伸びた手も引っ込む。

味も確かで、いつも焼き立てで美味しいし、サイズもパクっと食べられるサイズなのが後を引くので、なかなか手が止まらない!
ソースも普通の中濃ソースではなく、ウースターのようなサラっとしたものなので染み込む感じが他には無い特徴です。
味もあっさりしていて、お腹いっぱい食べ過ぎて、しばらく食べなくていい!!とは全くならずに、近いうちにまた無性に「あま太郎のたこ焼きたべたいな~」と思う波が押し寄せる。
さらに、1箱250円(税抜)なので、ともすると2個買いしてしまう勢いである。

90歳近いおばあちゃんも、箱をみるだけで「あぁ~、ひさしぶりに美味しそうね~」とすぐに“あま太郎のたこ焼き”だと見分けられるのがすごい。

春日部の地元の人が、最後に帰ってくるのはこの味だと思う。

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あま太郎

住所:春日部市粕壁1丁目9−32
   (春日部東口徒歩3分)
TEL:048-752-1310
営業時間:9時半~20時
定休日:月曜日
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160年以上受け継ぐ伝統「筒井豆腐本店」

2010-06-11 10:15:26 | おすすめのお店

春日部には古利根川という川が流れていて、早朝川沿いを散歩する地元の人たちも結構います。
橋の近くには、昔ながらの商店が点在していて風情を感じられる場所も残っています。

その商店の中で、今回は「筒井豆腐本店」さんにおじゃましました。
お店にいたおかみさんと息子さんに「創業何年くらいなんですか?」と尋ねると、はっきりとは分からないがもう、160年以上は経っているそうです。
今から160年前の時代は、寛永。ペリー来航・・・坂本龍馬・・・。
教科書で見た歴史上の人物が生きていた頃から豆腐を作っていて、今でも少しずつカタチを変えつつも、その伝統技を受け継いでいる。
それはマネできることではないがゆえに、とても尊いことに思いました。

早朝、5時頃から仕込み始めるそうでお店には豆腐だけでなく、油揚げ、厚揚げの揚げたても用意してくれます。
この日は家族で、妄想タイムスリップを楽しみながら、買って帰った厚揚げにネギやオクラ、生姜をのせて食べました。
ジューシー&濃厚で美味しい。

今度は、早朝にできたて豆腐を買いに行こうと思います!

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筒井豆腐本店

住所:春日部市八丁目29
   (春日部東口徒歩8分)
TEL:048-752-2481
営業時間:朝6時頃~夜7時頃まで
定休日:日曜日
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粕壁の路地裏酒場「ます久」

2010-06-10 10:28:19 | おすすめのお店
春日部に住んで四半世紀以上経っても、知らない場所がある。
すぐ目の前にあるのに気付かず、遠くのところを探してしまうことってよくある話である。
めがねをおでこにかけたまま、めがねを探しているおばあちゃんを思い出した。

粕壁の路地から奥へ奥へと進んで行くと、もう25年以上も夫婦で営んでいるという「ます久」という古典酒場がある。
春日部東口を出て3分くらいなのに全く知らなかった。
店内はもうサラリーマンのおじさんで満席状態だったが、おかみさんが席を空けてくれ、カウンターに座らせてくれた。
若造2人で飛び入りしたのだが、「お~!!若いコが来てくれていいね~マスター。」とテーブル席のおじさんが笑っていた。

ご主人もおかみさんも、昔は(もちろん今もだが)さぞモテただろうな~と想像できるほどのイイオトコとイイオンナだった。
そして何といっても人柄が温かい。
カウンターの奥の席には常連と思えるお客さんがいて、終始我々のことを「若大将」と「聖子ちゃん」と呼んでいた。
聖子ちゃんとは松田聖子のことだったので、悪い気がしなかった。が確実に似てないので恥ずかしい・・・。
その方はやたら声が渋いのと、饒舌だったので私たちは「談志」と呼ぶことにした。
そしたらどうやら、どこかの住職さんだったようで合点がついた。

料理もすべて手作りで、家にいるような雰囲気でだいぶくつろいでしまった。
ご主人が、「こんな小さい店は大手チェーンにないことやらないとな~」と言い、さらに
「手作りのもん出して、こうやってカウンターで会話してさ、こういうのってないでしょ?」と続けた。

全く、その通りである。

「お疲れさま~」とおかみさんがビールを出してくれてオヤジの小言を笑顔で聞いている。
春日部に住むオヤジの癒し空間なのだろう。

最後に「どうでもいいけど、アンタたちお酒強いね~。」とご主人に見送られ家路に着いた。

こんど、借りた傘返しにいきますので・・・。

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ます久

住所:埼玉県春日部市粕壁1丁目9-21
TEL: 048-761-8026

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