知之者。不如好之者。
好之者。不如楽之者。 学生時代,↑ 「論語」の世界 に ハマりました
![]() 中でも印象深かったこの言葉。
これを知る者は
これを好むものに如かず
これを好むものはこれを楽しむものに如かず
私も幼い頃から 音楽の道 を歩かされ(?)て来て・・・,
その最中には 本当に好きか?どうか?
・・・が自覚できなかった。。。
その道を目指す時は,辛いことのほうが多く
![]() 「楽しい」と思う余裕はなかった。。。
やがて,
道を志すことが苦しくなり,
「私が求めている世界ではない。。。」
という境地に陥る。。
ず~っと昔の女子プロゴルファー全盛期に
岡本綾子さんがTVで語っていた。
「ゴルフに取り組むこと事態が苦しくなり
一度離れてみたいと思った。。。」
「その間は,まったく
ゴルフのことは考えず,
もちろん練習もしなかった。。。」
「でも,次第に自分の中で
ムズムズとしてくる感情があった。」
そういう本能的な感情の高ぶりが
効を奏す
結果を生んだ・・とのこと。
こういう話は他でもよく耳にする。
あるプロ野球選手も,
「バットを自ら握りたくなるまで
バッティングの練習はしない」
と話していたことがある。。。
なんとなく,
私にはその感情が理解できる。。。
「趣味」とは言うものの,
奥は深い!
と
常々思うところがあった。
「趣味」=「たのしむ」と言うことに対し,
安易に会得しようと言う人も多い。。
でも,真の「楽しみ」の世界は,
孔子が言うところの
楽之者
を意味すると思っている。。
そういう境地を
音楽の世界で味わった
![]() 一度離れたからこそ,
心から楽しむ技術も感情も培われた!
と 思うところがある。
そこに至るまでには,
技術(テクニック)を磨くべき相応の期間は不可欠!
そのことを客観的に理解し,
自覚のある取り組み方に転じた時,
はじめて その道の楽しさを知り,
あとは成すがまま・・・
の域に到達するであろうと思う。
私も 再度,真の「趣味」として
取り組みたいものごとがある。。。
そして,息子=中1Swimmer少年にも
そういう心境が芽生えてきているようだ
![]() そういう感情を大切に見守りたい!
と思う
今日この頃です。
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![]() 親しい友人と
こぢんまりとした 新年会をしました。
偶然にも
同じ年頃の男の子を持つ
Working Mother
という共通点があるからか,
話が尽きません。。。
フルタイムの事務系の職業柄,
話題は
仕事(職場)のこと
が 中心になりますが,
子を持つ主婦=母親という立場と
一個の人としての理念などにおいて
共感し合うところが多い人です。
考えてみれば,
自己のポリシーと言えるものは
10代の頃から
ほとんど変わっていません。
少しずつ世間が広くなり,
自分の立場が変わってきてはいるけれども
「自己」の内面は
そうそう変わるものではありません。
10代で夢見たこと
感動したこと が
自己の礎となっていて
様々な出逢いと体験を通して
立場は歳月と共に変わりながらも
確かに
10代からの延長上にある自分を
感じることができました。
いつまでも変わらない自分。。。
そんな自分を大切にしたいと思いました
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![]() ![]() 実家の故郷にある
K取神宮に初詣に行きました。
何年ぶりのことでしょう?
いまは亡き母の生家にも
立ち寄って来ました。
息子にとっては
祖母に連れられて訪れた
夏の思い出と
私の叔父の葬儀の光景が
記憶にあるようです。
母の生家は
私や姉兄らにとっては
幼いときの安らぎの場所。
明治時代の厳格な祖父,
祖母がいつも別室に配膳を用意し,
孫達とはほとんど
親しく言葉を交わす人ではなかった。
口髭を生やし,
気難しいそうな無口な祖父が
怖かったっけ。。
でも,そんな祖父には
バイオリンを奏でるたしなみがあり,
私の七五三のお祝いの席で
オルガンを弾いてくれたのを
思い出したりした。
いまは まさしく
兵どもが夢の跡。。。。
荒れた中庭
母屋に上がる石畳。。。
大家族が集合すると
何時もそこで写真を撮っていた。
ひさびさに
故郷に帰った気持ちになりました。
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![]() きょうは大晦(おつごもり)。
大晦日(おおみそか)と言えば
年越しそば と 除夜の鐘。
年越しそばを食べる習慣は,
江戸時代中期頃から始まったらしいです。
「年越し」のイメージからだと
除夜の鐘を聞きながら
年を越しながら
夜中に食べる??
と考えそうですが,
「年が変わらない内」に食べる
のが縁起のよい食べ方だそうです。
我が家では
大晦日の夕食時に
「年越しそば」を頂きます。
「年越しそば」にも
好みがいろいろあるようですね。
「天ぷらそば」を頂く方,
「ざるそば」を頂く方・・・etc.
我が家の「年越しそば」は,
比較的あっさりと
「山菜そば風」で頂きます。
よいお年を
お迎えください
![]() いよいよ,
2006年も残すところ
18時間余り・・・
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