
乗務員さん、投炭が済んで
束の間のくつろぎタイムでしょうか?
九州の桜はここ数年で1番の遅い開花となり
思い描いていた景色とは少し違うものとなりましたけれども
暖かい日差しと鮮やかな菜の花の黄色が
春の空気を思いっきり感じさせてくれてました
北海道じゃ出発の前日に季節外れの大雪が降り
ようやく道路に雪が無くなったと思っていたトコロに
また舞い戻ってしまった雪景色にうんざりしてましたので
肥薩線の沿線で見る色とりどりの景色が嬉しくてしかたありませんでした
もう白だけの風景は見飽きたんじゃー(笑)
そして今回はカマをもう1両ご紹介↑
撮影初日は桜の咲き具合がまだまだで
しかもお天気もあんまりよくなったので
往路の運転は人吉市内でサクッと済ませて
その後は矢岳駅へとD51 170号機に会いに行ってきました
集煙装置がカッコよか~
足回りにはちゃんと油も差されており
今は静かにここで時を過ごしていますが
見つめていたら
このカマが走る姿を見てみたいな~なんて妄想が…
いやいや、夢が広がります
※ 肥薩線 ※
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速さがよく表現できるサイドバックで流したね。
この先に5分停車の白石があるから、そこまでの缶水も十分。
やる時は思いっきりやる乗務員は、
こんな時こそわずかでも休んでてもらわないとだね。
それでも時々きちんとくべてくれて、見事に煙を引いてくれてる。
で、足元には菜の花。
とくれば、あとはこがねっちがまんまといただきだったね
で、D51 170
火を落としてからもう45年が経つのに、まだあの存在感はさすがだよね。
足回りの給油はしっかりされてて、
(眼に見えない給油個所は給油扉がきちんと動いた!)
幸せなカマなんだとつくづく思うよ。
復元の話も一時は「正式に」持ち上がったんだけどね
あんな迫力あるD51はほかでは見たことない肥薩山線。
迫力では函館山線のC62重連よりも間違いなく上だった、
こっちの山線のD51プッシュプル。
そこで活躍してた人吉機関区のD51の中でもべっぴんなのが170号機なんだよね。
こがねっちがさかんに言う集煙装置は、敦賀式と同じに造った鹿児島工場式。
九州で集煙装置を装備したのはここだけだったよ。
これと重油タンクがアクセントね
スマホの写真だろうが何だろうが、
こうして改めて見せてもらうとホロリとくるね。
(あ、排障器とブレーキ管コックは白く塗っちゃだめよ
それとサクラの開花が遅かったおかげでもあるのかな
思いがけず矢岳駅のD51 170号機を見る事が出来て
これはこれでいい時間を過ごす事が出来たよね
火を落としてからもう45年も経つのかぁ…
本当、それだけの時間が経ってもこれだけの存在感を感じさせてくれるのは
さすがって感じ
私が前回…と言うか、この170号機を初めて見たのは
一昨年だったか、車ではなく特急列車に乗って
観光停車の数分間だけ
(丁度、私達が見ている合間にその観光列車、停まってったね
その時はたくさんの人にまみれて時間も無くて
駆け足でただ眺めるだけが精一杯で
全然落ち着いて見る事が出来なかったのだけど
今回改めてゆっくりと170号機を見る事が出来て嬉しかったな
そのおかげでちゃんと油を差して手入れをされている
170号機の足回りなんかも気付く事が出来たしね
お師匠はこのカマが実際に煙を吐いてそして
この肥薩山線を走ってる姿をその場で見てるだけじゃなく
肌で感じてきてるんだよね~
このカマがどんな風に煙を吐いていったのか
(お師匠の170号機の画像は見せてもらったけれど)
だからこそ尚更、想像が膨らんで
空を焦がすまでに太く上がった煙を
私もこの目で見てそしてこのカマの熱をこの場所で体感してみたいなと思うよ
この場所近くの線路を見るだけでも勾配を実感できちゃう位の凄いトコロ
長い貨物を牽く姿そして押す姿、見てみたかったな~
そして58654号機
これまた久しぶりに来れて見られたけれども
相変わらずに颯爽と走り抜ける元気な姿を見られて嬉しかったよ
だた惜しむらくは桜がねぇ~…
こればっかりはお天気と一緒で思うようにはいかなかったけれども
その代わり鮮やかな黄色の菜の花を見れたから
それはそれでよかったかな
そう、出発の前日には本当に飛行機が飛べるんだろうか?…と、
思いっきり不安になる勢いで雪が降りまくってたからね
もう来シーズンまで雪は見たくない~(苦笑)