「書く」に行く前に、もうちょっと練習がありました。
エーゴをモノにしようとするときには、ゴール設定があった方が良いです。
と書きました。
ゴールがない、そんな方のためにプチ宿題です。
時制を学習するときに、My lifeという宿題を出すのは初めの頃に書いたと思うんですが、すると、結構みなさん変化がないというか、どこそこで生まれて、学校に行って、高校に入って、大学に行って、今の会社に入って、結婚して、子供が生まれて・・・。
まあ、平均的な歩き方を説明されます。
つまんない!
と思いませんか?学校の英語と同じ。
そこで、もう少し発展させて欲しいんですね。
例えば、
子供の頃はどんな子だったとか、親をこんな風にして困らせた、とか、学校に好きな子がいて、でもその子は違う子と付き合っていて、とか、いろんなエピソードがあるじゃないですか。で、聞いている englico に、「じゃあ、englico 先生はどうだったの?」とか聞き返したり、
それと、だいたいこの辺だと、
I was born in Tokyo. とか、それからずっと千葉に住んでいるとか、もう、日本全国広いのに、ちまっと東京か千葉あたりで固まっちゃってるの。なら、お父さんはどこから来たの?お母さんは?父方の祖母とか、母方のひいおじいちゃんとか、
すると、必ずと行っていいほど、うちの婆さん、東北の出身で~、とか、祖父は九州でXXをしていました、とか色々出てくるわけです。ある中学生は自分のおばあちゃんが語ってくれた戦争体験まで作文して来ました。田舎の周りには有名なXXがあって、そこの近くのコロッケ屋さんが、これまた美味しくて・・・。
いやあ、そんなこと言われても、うちは代々東京ですし、別に変わったことないし、と言われる方でも、
じゃあ、あなたは仕事で何してんですか?
と聞くと、色々出てくるんです。
なければ、趣味です。
I love skiing!
なら、いつもどこに行くの?雪のコンディションはどう?どんなスタイルで滑るの?スキーウェアはどこで買うの?予算は?毎年買い換えるの?今の相場でいくらくらい?
映画ファンなら、最近見た映画から、一番好きな映画、嫌いな映画、印象に残ったエーゴ、好きな女優、もし会えたらどんな話をする、
こんな感じで話すことをどんどん広げて行くのです。わからない単語はもちろん調べます。
世の中には、ビジネス英語のフレーズだとか、今日の単語だとか、スラングのリスト化とか、いろいろありますが、果たしてそれを覚えたところで実際の場面で使うことってどれだけあるのでしょう?
年中スラングや熟語が入った会話をするなんてことは、あまりないと思うんですよね。
それよりは、自分のことを少しでも言い表せたほうが、人と出会ったときの会話になるのではないでしょうか?ひょんなことから、同じ趣味だったりすれば、そこで話も弾むというものです。
それでも何もない、なんておっしゃる方には、
じゃあ、宝くじに当たったらどうする?
東京オリンピック、暑い夏にやっても大丈夫?
あなたが総理大臣になったら、どう政治をやって行く?
これからは持ち家?借家?それはどうして?
相撲は日本人だけにしたほうがいい?
さあ、お好きな宿題をどうぞ。難しい単語は必要ないです。Get、have、take、do、そういう単語だけでも話はできますよ。ただし、現在、過去、未来、現在完了に進行形、いろいろ混ぜて、ご自分だけのユニークな自己紹介をしてみてください。それもプレゼン形式で、聴衆とのやりとりも混ぜて。
ということで、次回はプレゼンの仕方。