ほんの気持ちのエーゴです。@ goo

Just a little bit of English *almost* everyday!

喋りたい! 1

2018-08-09 07:56:45 | エーゴ学習のヒント

朝ドラじゃないですよ。

日本人のエーゴを話したいと思う人の何と多いことか。中学高校と少なくとも6年勉強するのにエーゴができないと思わせてしまう教育、どこか違うと思いませんか?かくいう私だって、どれだけの時間とお金を費やしたことか。知らない単語だってあるし、未だに勉強中です。日本語だって知らない言葉ってあるじゃないですか。

 

と言って、観光客を相手のおもてなしをすれば話す機会はある!と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、日本を訪れる観光客の多くは、中国語か韓国語かその他のアジア圏の言語を話してくれた方がはるかに良いと思っている人たちですね。エーゴじゃないっす。

 

そこで、欧米人を見かけたらガンガンに話しかける・・・ちょっとこれも引いてしまいます。

 

エーゴをモノにしようとするときには、ゴール設定があった方が良いです。

まあ、TOEIC でも良いんですけどね、会社から言われたとかでない限り、他に向けた方が良いと思います。無駄にはならないですが。受験料とテキスト代が勿体無い。

 

私が受け持たせていただく方々の多くは、海外赴任前のビジネスマンや家族、または仕事で海外に行く方々です。すると、目的は現地での暮らしであったり、商談であったり、プレゼンであったりとご自分で設定ができます。それに向けて努力されるので、ほとんどの方がある一定の期間を過ぎるとグングン伸びていきます。エーゴを話すことにためらいがなくなるというか、自信がついてくるというか、まあ、私の仕事はそのお尻を叩くことだと思っているのですが。

 

じゃあ、海外赴任も商談もないし、英検受けるわけでもないし、そんな人はどうするのよ、ってことになりますが、これからの大学入試と同じで、4技能を地道にトレーニングすることです。

読む、聞く、話す、書く、です。

 

まずは多読。読むこと。興味のあるものを片っ端から、翻訳せずに音読する。わからない単語はとりあえず置いておいて、読む。そのときに、(なんの根拠もありませんが)左目で今読んでいる単語を見つつ、右目で先の意味の塊を取りながら読みなさい!と指示を出します。マジか!?左目と右目はまあ極端な話として、次に来る単語たちが今あるその単語とどういう関係にあるか掴みながら読むんですね。例えば、

Once when I was six I saw a magnificent picture in a book about the jungle, called True Stories. (from "The Little Prince" by Antoine de Saint-Exupery) 

これを、

Once when I was six / I saw a magnificent picture in a book about the jungle, / called True Stories. とできたら◎

で、そんな風に読む一番の理由は、頭の中で日本語に翻訳している脳みその一部にちょっとお休みしてもらうためです。この読み方をさせると大体の人は日本語に翻訳する暇がなくなります。文を意味の塊で捉えながら読むということは、翻訳するというよりも、画像として捉えているのに近いのでないかと思っています。

 

エーゴを読むときは、いちいち翻訳しなくて良いんです。ですが、日本での教育がそうさせてきてしまったんですね。特に英文科を出た方は翻訳しないとならないような強迫観念があるみたいで、全部翻訳しようとする癖がなかなか抜けません。誰もテストをするわけではないので、読むときは、この方法で読んで見てください。良いんですよ、日本語にしなくて。

 

その代わり日本語を話すときは何でもかんでもエーゴやアルファベットにしないで綺麗な日本語を話しましょう!政治家の偉い先生たちを真似してはいけませんっ。

 

次は「書く」かな?



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。