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山形大、複数の教授間でパワハラか不当評価や成果「横どり」職員組合発表

2020-11-04 11:23:39 | ちょっと問題ですよ!
学術会議があまり意味を持っていないと思う所以。

そして、日本の英語教育が戦後あまり進展がない理由の一つ。
何が始まりかと言えば、日本を咎める教育をGHQが始めたことが原因なんでしょうけど、英語教育自体が世界的に見ても比較的新しい分野でざっくり言うと、翻訳、文法重視の教育から会話を重視した方法に移り、そして今は英語に関係ない分野でも英語で学習できる方法へと移ってきているわけですが、日本もそれに伴いあちこちで
「英語で教授できる人」
を募集しているんですね。
この数年、4技能とか言ってますが、4技能云々なんてのはもっと昔から話が出てるんですわ、英語教育の世界では。

ところが、多分皆さんご存知だと思うんですが、学校の先生になるには大学で教員免許を取得しなければならなくて、大学で教えるとなると博士号などが必要になってきます。で、昔ゼミの先生が言ってましたが、助教授から教授になるんだって、大ボスの推薦やら何やらが必要なんだそうですね。一緒に論文をバンバン出すと教授に推薦してもらえる。
縦割り!

実際のところ、大学教員の募集なんか見ても、博士号を持っていて論文をいくつか書いていて、ほんでもってどこかの学会に所属していて、なんてことを聞いてくるわけなんですね。すると、大学院出たての論文だって修士論文ぐらいしかないほやほやに仕事が回ってくるわけもなく、またはエーゴが喋れて修士号持っていたとしても学会なんかに入っていなきゃそこに入り込むこともできるわけがなく・・・

と言う具合に、理想は掲げながらも実際のところは日本のやり方で日本語で英語教授法みたいなものを学んだガチガチの日本人がエーゴ教育を担っているんですね。ざっくりですから違う人だっているとは思いますが。

だから、周りには日本のエーゴ教育を変えたいと言う理想、理念を掲げて良い授業をする先生たちがたくさんいるのに、こう言う人たちはメインの大学教育なんかに入っていかないわけですよ。

っつーわけで、これでも90年代なんかに比べて日本のエーゴ教育も遥かに進化したと言われてますから、親の世代に比べたら今の子供たちの発音なんかは良いかもしれません。それでもハウアーユー?と聞かれていまだにアイムファインとしか答えられないと言うか教えられないのがエーゴ学会率いる日本の英語教育ってやつでしょうね。

短絡的に業者に4技能テストの入試問題を作らせるなんてことを考えちゃいけませんよ。大学の先生は自分のところで学ぶ学生を選ぶ入試問題ぐらい自分で作って自分で採点してください。博士なんだから。(笑)



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