昨日は早朝から山古志~栃尾~八方台周辺には多くのローディーがいらっしゃいました。
走った後は、ワールドカップ観戦でしたでしょうか?ヽ(^。^)ノ
本当に残念でしたねぇ・・(ToT)/~~~
次戦はがんばってほしいです・・・。期待しましょう。
さて、今年のコースがきついということもありまして、
お店の中でも参加者の方からのご質問を多くいただいております。
その中から一つピックアップしてお伝えしていきます。
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「 身体のエネルギーについて。 」
「 ハンガーノックとは? 」
「 脚攣り防止対策。 」
この3点を書いていきます。
「 走っている途中で脚が動かなくなった・・・。 初めての経験でした。 」
始めて参加されるお客様より、昨日こんな相談をされました。
これは、「 人間の身体のエネルギーについて 」 と、「 ハンガーノック 」 という言葉が大きく関係してきます。
ロングライドや、山の多い地域を走られる時に、注意していないとやりがちなことなのですが、
では、エネルギー?ハンガーノック?とは、どんなものなのでしょうか。
人間の身体には、約1800kcalほどのエネルギーしか蓄えられないようになっています。
その1800kcalのエネルギーが全て使われてしまうと
「 ハンガーノック 」 と言われている 「 ガス欠 」 状態となりまして、体に力が入りにくくなります。
年齢や、日々の運動など、数値的に人によって違ってきますが ・・・ 例えば ・・・・
1時間の有酸素運動(平均心拍 70~80%ほど)を走ると、消費カロリーは約500~600kcal消費されます。
この状態で、3時間何も補給せずに走ると・・・ガス欠状態で走れなくなります。
脚を動かし続けようとすれば、1時間~2時間ほどに一度、補給をしなければいけません。
ここからがポイントです。
ではでは・・・・補給というと、どんなものがいいのか?というところです。
通常の食事は、内臓によって消化され、エネルギーとして使えるまでに約3~4時間ほどかかります。
「 身体が動きにくくなってきた・・・ 」 と感じてから、何か個形の食べ物を食べたところで
すぐにエネルギーとして使用できないので、身体の動きは全く変わりません。
すぐにエネルギーとして変化するものの中で、 「 ドリンク 」 や 「 エネルギージェル 」 などがあります。
ご協賛いただいております 「 コカコーラ 」 は、自転車選手が求める エネルギーが多く含まれており
トップ選手たちもレース中、レース後、練習中と飲んでいる選手が多いんです。
エイドステーションでの補給にぜひコーラを飲んでください。
そして、水で溶かすだけの高カロリードリンクもあります。
高カロリーと聞くと身体に悪そうな感じがしますが、これは長時間、身体を動かすための
ドリンクで、今回のイベントには最適な飲みものです。
そして、「 エネルギージェル 」 も、数分でエネルギーとして使用できるスグレモノ。
自転車選手たちは、これらのジェルをたくさん持って100~300kmという距離を走り続けます。
味がいろいろとありますので、始めての方は自分に合ったものを探すのがいいと思います。
これらのジェルは、通常市販されている 「 エネルギーゼリー 」 などと比べ、容器が小さくて
ジャージのポケットなどにたくさん入って、そして飲みやすいように工夫されています。
自分がどのくらいでゴールできるのか・・・ 何時間くらいかかるのか・・・
どの地域の山がつらいのか・・・など計算しながら、ジェルの数を調整しましょう。
今回、深谷産業さんよりご協賛いただきます 「 スポーツようかん 」。
などの個形の補給食は、2~3時間ほどかかってエネルギーとして使用されます。
こちらのスポーツようかんは、山古志エイドで提供されますので、
メインコースやミドルコースの方は道院高原~ラストの上りで、このエネルギーを使うことになります。
スポーツようかんには、普通のようかんと違って、塩分が少し多めに含まれております。
熱中症対策、脚攣り対策に効果的ですので、こちらもご利用ください。
脚攣り対策に関しての商品もでています。
脚攣りの原因の一つが、ミネラル不足。
お守り代わりに、スタート前、イベントの途中で飲むとよいでしょう。
ただし、脚攣りの原因は、これだけではなく
ペダリングや、ポジション、クリートの位置、普段の練習量などにも影響があります。
いつも以上にハードな山岳コースですので、この3週間じっくりと練習しましょう。
最後に・・・・朝食はいつも以上に食べてきてください。
朝食がイベント中のエネルギー量に直接関係してきます。
そして、前夜の深酒は脚攣りの原因となりますので、要注意です。
宜しくお願い致します。
最後に・・・
山の上りのコツは 「 無理をしないこと 」。
いつも以上に頑張るペダリングは、必要ありません。
頑張りすぎると、脚攣りのもとになってしまいますので、ゆっくりのんびり走りましょう。
ではでは、今日は以上です。
※ 最後の数キロの工事完了です。