つわりが始まったのはちょうど6週目あたりだった。
妊娠検査薬で妊娠が判明した日はまだ余裕だった。
今のうちに食べられる物を食べておこうと思い
大量のにんにくとニラたっぷり餃子を作って食べたのも
懐かしい。
その2日後つわりは始まった。
まず職場で数回吐いた。
ウィダーインゼリーはのどごしもよく
スルリと入るが
スルリと出る事も判明。
なんとかエネルギーを採らねばと思い
飴をなめるも
飴もムカムカして吐いた。
ポカリスエットも吐いた。
水分は炭酸でとっていた。
ミツヤサイダーはOKだが
キリンレモンはNG。
コーラはOKだが
ダイエットコーラはNG。
自分でも基準は不明。
そして8月に入り、つわりは本格的になった。
食べたいものがわからない。
なにか食べたいがなにも食べたくない。
常に気持ち悪い。
ご飯は見たくない。
子供たちが食べていた納豆巻きを偶然食べられたりしたが
翌日にはもう食べられなくなっていた。
かろうじてスイカなら食べられた。
フラフラになりながらも
子供たちを保育園に預け
家に帰ってきてずっと眠る日々。
朝、洗濯機を回すも、夕方になっても干せず
そのまま干からびていく洗濯物。
翌日また回すも、また干せず。。
たまっていく洗濯物。
掃除もできずどんどん荒廃していく部屋。。
マイナス思考がマイナス思考を呼び
涙が止まらない。
妊娠して嬉しいはずなのに
泣いてばかりいた。
子供たちが食べているポテトチップスを偶然食べて
いける!事が判明。
その日から、スイカとポテトチップスで生命を維持していた。
ポテトチップスもカルビーなら塩もコンソメもいけるのだが
コイケヤは駄目だった。
ポテトチップスは1週間ほどいけたが
その後はまた食べられなくなった。
点滴に行きたいけど、病院まで行く気力がない日が続いた。
朝から晩まで
「つわりはなぜ起こるのか?」
「いつ終わるのか?」
「なぜ旦那と結婚したか?」
悶々と考える日々。
子供たちのご飯は旦那にまかせていた。
コンビニのおにぎりやスーパーのお弁当。
たまに卵焼きを焼いたり
お味噌汁を作ったりしていたようだ。
旦那が見るに見かねて
洗濯してくれた。干してくれた!!
すごい!!
結婚後初かも!!
その姿を見れただけでも
妊娠した意味はあったように思う。
お隣のゆいたんママが病院まで送ってくれたこともあった。
本当に感謝感謝。
点滴をすると2~3日は調子が良かった。
上の子たちを妊娠した時はこれほどまでに寝込んではいなかった。
気持ち悪くても、ご飯くらいは炊けたし、
洗濯もできた。
ハナを妊娠した時は仕事だって行ってたし
もっと食べれたように思う。
なんだろう。
やっぱり年齢か…
圧倒的に体力が落ちた気がする。
8月後半から母が佐渡から来てくれた。
子供たちは大喜び。
家事を全部やってもらえたので本当に助かった。
不思議と母が作ってくれた物は
少し食べられた。
母が来てから吐くこともほとんどなかった。
主に食べていたものは
・そうめん
・すいか
・ぶどう
・なし
・桃
・野菜スープ
・レーズンパン
食事と保育園の送り迎え以外はずっと横になっていた。
9月に入りやっとムカムカが落ち着いてきた。
つわりがない生活ってなんてすばらしいんだろう
このつわりを乗り切った末に生まれてくる子が楽しみで仕方ない
↓つわりが始まる前にあったお弁当の日。だいぶ前。