エナリ家の笑う食卓日記

料理ともの作りと育児日記

優香の登校拒否

2014-09-30 12:27:51 | 日々のこと

引っ越してきて1か月ほど経った頃、

次女の優香が「学校へ行きたくない」と言い出した。

なんとか支度して登校班に加わろうとするが号泣。

私は始め「なんで?」

「まだ1年生なのに、このまま学校に行かなかったら勉強が遅れる」

「このまま一生外に出られない子になってしまう」

と思って、優香を責めるような言葉ばかり投げかけていた。

原因がわからず、聞いてもはっきり答えない。

「ママと一緒にいたいの」と泣いて言う。

嫌がる優香を無理やり車に乗せ学校まで送る日々が続いた。

なんとか学校まで行ってしまえば「楽しかった~!」とルンルンで帰ってくる。

学校での様子は、お友達ともトラブルがある様子でもなく、

さんすうは苦手のようだが、決して遅れているわけではない。

休み明けはいつも遅刻して登校するようになった。

突き放すべきか、甘やかすべきか。

「行きなさい!!」と怒ってみたり、

「わかった。優香が行きたくないなら行かなくていいよ」と言ってみたり・・。

私自身がブレブレだった。どうしたらいいのかわからなかった。

ある時、どうしても車から降りようとしない優香を

先生2人と私で無理やり降ろして、泣き叫ぶ優香を置いて私はそのまま帰った事があった。

その時思った。(これで本当にいいのか??これが正しいことなのか??)

答えは今もわからない。

でも本を読んだり、先生と話し合ったりして、すこしづつ自分自身がどうすべきかがわかってきた。

私にできることは優香に寄り添う事。

優香をたくさん抱きしめ、宿題に付き合い、美味しいごはんを作ること。

生きていてさえくれれば、1日くらい学校を休んだって大丈夫だと思おう。

勉強ができなくたっていい。一流の大学一流の会社に入って欲しいなんて思ってない。

病気せず、元気に走り回って笑っていてくれさえすればそれでいい。

長い長い人生のほんの数日間、学校に行かなかったからって大丈夫。

きっと優香が一番行かなきゃいけないってわかっている。

優香が一番苦しんでる。

優香が生まれた時、ハナはまだ1歳半だった。

チョロチョロ走り回るハナを追いかけて、優香は泣いていても放置する事が多かった。

そのうちに一人で寝てしまい、なんと手のかからない子供だろうと思っていた。

大きくなっても優香は赤ちゃんの時を取り戻すかのように、いつも甘えてきていた。

「ママ、抱っこして!」「抱きしめて!」「優香の隣で寝て!」

日常の雑事に追われて私は優香のサインを見逃していた気がする。

小学校入学という優香にとっては大きな環境変化の上にさらに引っ越しが重なり、

優香の心が不安定になるのは当たり前だった。

2年生になっても状況は変わらず、今現在も月曜日は朝起きてこない。

でも、私の優香へ接する態度が変わったからか、

優香自身も少しづつ変わってきている気がする。

ある本に

「子供が学校へ行きたくないと言い出したら、お母さん自身

今までの子育てを見直す時。」

と書いてあった。

優香の登校拒否が教えてくれた事、私は胸に刻みます。

 

↓夏祭りへ行く前の優香とゆたか。いつもその笑顔でいてね。

 

 


引っ越し後のこと

2014-09-29 13:10:59 | Weblog

佐渡での住まいは、以前から話のあった私の叔母の家。

叔母は独身で一戸建てを購入し、一人では広すぎるからと

私たちと同居してくれる事に決まった。

初めは、子供たちと旦那との同居は、叔母にきっとたくさん迷惑をかけてしまう気がして

躊躇していた。

叔母は快く全てを受け入れてくれた。本当にありがたい。

叔母のきれいなおうちに私たちは転がり込んだ。

実家からは車で40分。兄の家とは徒歩30秒の位置。

学校、市役所、病院、図書館すべて1分以内の場所にある。

地図でいうと佐渡のど真ん中に位置している。

子供たちは今までの狭いアパート暮らしから一転

一戸建てに大喜び。

アパートでは騒音を出さないようピリピリしていたが、

今は子供たちが大声で泣こうが笑おうが走ろうが自由だ

佐渡へ帰ってきて良かった。

空気が全然違う。

山と海があって、なんて素晴らしい。

佐渡に住んでいた頃には見えなかったものが、18年離れたことによって

たくさん見えてきた。

佐渡の人口は減る一方だそうだ。現在は約6万人。

実家はいわゆる限界集落で、子供がほとんどいない。

私が生きている間に、なんとかお役に立ちたいなぁと思った。

↓出産の4日前のお腹。


引っ越したこと。その3

2014-09-29 12:53:03 | Weblog

引っ越し…今までも何度か経験してきたが、今回は家財も多いし、子供もいるし、

とにかく何から手を付けていいかパニックになる程忙しかった。

引っ越しの業者さんを決める時、驚いたのが営業合戦。

インターネットで見積もりを依頼したら、わずか1分くらいで家の電話がジャンジャン鳴って、すぐに4社との見積もり日が決まった。

2社目で決めたのだが、

ポイントは

・価格

・廃棄も金額内でやってくれる

・バイクも運んでくれる

・全国展開で圧倒的社員数(プロって感じがした)

横浜市から佐渡島まで、30万円でやってもらう事になった。

やはり、海を越えて行くのはなかなかのお値段。

その他、エアコンの廃棄代別途。

よろしくお願いします。引っ越しのサ〇イさん。

あと、私たちはレンタカーを借りて新潟まで乗り捨てすることになった。

旦那は、車を売ってくれた。旦那が愛してやまない車。

子供たちが泣くほどつらい思いをして引っ越すから、俺も大事なものを手放していく

ってことだったらしい。

車は思わぬ高値で売れた。想像していた金額の倍くらい(゜o゜)

 

横浜を離れる時に、本当にたくさんの人に送別会をしていただいて、

こんなにも温かく皆さんから支えられて生きていた事を今更ながら痛感した。

近所のママ友のユキピーさん、一緒に子育てした仲間。いろんな相談に乗ってもらった。ありがとう。

保育園のママ友エミリー、卒園の謝恩会で一緒にがんばったよね。部活みたいで楽しかった、ありがとう。

パートでお世話になった古物商の皆様。娘みたいにみんなでかわいがってくれた。ありがとう。

旦那の会社の皆様。大変な時にいつもいつも助けていただきました。ありがとう。

佐渡へ向かうレンタカーの中でみんな無言。

それぞれがそれぞれの気持ちで新しい出発をした。

もうきっとここへ来る事はこの先ずっとないんだろうな。。。不思議な気持ちだった。

佐渡での新生活。旦那の仕事。不安もいっぱいだったけど、前を向いて行くしかない。

↓最後のパートの日、送別会で泣いてしまった。

↓パートの会社の会長さん。古物商の倉庫で。

 

 


引っ越したこと その2

2014-09-26 11:39:42 | Weblog

引っ越すなんて思っていなかった。

優香は4月に入学したばかり。

それなりに生活にも慣れてきたところだった。

4番目の妊娠を思い切って両親に伝えた。メールで(^_^;)

意外なほど喜んでくれた。

母は「せっかく授かった命なんだから、大切にしなさい。」と言ってくれた。

涙が出た。

夏休みだから、里帰り出産しなさいと母に言われてそのつもりでいた。

引っ越しが決まったのは5月だった。

旦那が4月の終わりに「俺は仕事を辞める!佐渡へ引っ越す!」と突然言い出した。

ついていけない私(゜o゜)

旦那は決めたら行動は早い。あっという間に佐渡の両親と話をつけ、会社に辞表を出し、

5月の終わりに引っ越すように、業者もさっさと決めてしまい

あっという間に話が進んでしまった。

旦那は7月の出産までには引っ越したいという気持ちだったらしい。

なにもかもが慌ただしく、あれよあれよという間に話が決まった。

小学校の転校手続き、お世話になった方々へのご挨拶、引っ越し準備、私の勤め先への報告、

1か月以内にすべての手続きを終わらせなければならなかった。しかも仕事しながら(/_;)

妊娠7か月~8か月って一番体重が増える時期に私の体重は減った

それくらい忙しかった。分刻みのスケジュールだった

引っ越しは5月28日に決まった。私の退職日は5月24日になった。

ビックリしたのは子供たちだったと思う。突然引っ越すことになったから。

今までも「佐渡に住みたーい」と言っていたので、きっと喜んでくれると思っていた。

ところが、いざ引っ越すよと言うと、「絶対に嫌だ!!!!お友達と離れたくない」と

ハナも優香も号泣。

そうだよね…現実を受け入れるには時間がかかるよね…

→つづく

↓桃さん、保育園最後の日。

↓ハナ、学校最後の日。

↓いつも一緒に遊んでくれた近所の子供たち。

 

 


引っ越ししたこと

2014-09-26 11:02:08 | Weblog

横浜から佐渡へ昨年の6月に思い切って移住した。

それまでも移住の話はちょくちょくあった。私も旦那も子供たちを自然の中で育てたいという

漠然とした想いがずっとあった。あったが、実際なかなか行動できるはずもなく

引っ越しのお金がいくらかかるかさえ未知数。

子供達を転校させる事になるから、できるなら子供が低学年のうちがいいとは思っていた。

旦那の仕事も佐渡ですぐに当てがあるわけでもなく、今の仕事を全部辞めて引っ越すと言うことは

それなりにリスクもあった。

でもそれを含めてなぜ大決断したかというと、まさかの4人目妊娠が一番の決め手だったと思う。

正直、子供はもう3人でいいと思っていたし、このまま横浜でずっと暮らすつもりでいた。

平成23年の11月、妊娠がわかった。

びっくりびっくりびっくりだった。喜びよりも戸惑いの方が大きかったかもしれない。

(そう言えばこの年の初詣の時に、長女に神社でなにをお願いしたの?と聞いたら

「あのね、ママがあと3人男の子を生みますように。って神様にお願いしたの!」

って言ってたのを思い出した!願いがかなったね。でも3人は無理だわ

私はパートの仕事に慣れてきたところだったし、またあの悪阻を経験するのかと考えたら辛くなった。

でも、奇跡のようなタイミングでこのお腹にやってきた命。

大切な大切な子供をどうにかするなんて選択は私の中にはなかった。

どんなに生活が大変になっても、この子を産もう!と覚悟した。

私が守る!絶対産む!!悪阻にも耐える!!

両親にはなかなか言えなかった。喜んでもらえない気がした。

3番目を産んだときに、悪阻が大変だったので母から

「あんた、避妊手術せぇや~」なんて言われてたから。

しかも旦那にパイプカットしてもらえってヒェ~絶対旦那に言えない。

妊娠中は4人の子供の中で一番順調だった気がする。

悪阻もあったが全然軽くて、ご飯も食べられたので体力が落ちず仕事も休まずに行けた。

空腹になると気持ち悪いので、仕事のデスクの引き出しには常にリンゴやミカンやクラッカーをしのばせ、

ちょこちょこと食べていた。

臭いは相変わらずダメで、お風呂が一番苦手。シャンプーの臭いが最悪。

お風呂は2~3日おきにしか入ってなかったかも(汚いけど…)

歯磨きも苦手。歯磨きもあんましてなかったかも(汚いね…)

どこで産もうか。予定日は8月5日。ちょうど夏休み。里帰り出産するには36週までに佐渡へ行かないといけない。

私はまた横浜の助産院で産みたいなぁと思っていた。

産む場所も決まらないまま、年が明けても両親には言えなかった。

→つづく

↓ 4月優香は横浜の小学校へに入学。わたし妊娠7か月。2か月で転校することになる。

 

↓ハナは小学2年生に進級。

 


チョキチクフェルト

2014-09-24 14:57:31 | もの作り

昨日は朝から優香まで気持ち悪いと言い出し、桃さんも咳が出始めたので病院へ。

ホント病院ばっかり行ってる気がするな。

そして今日、やっとみんな元気になって、桃さん1週間ぶりの保育園。

家の中がやっと静かになった~!

ゆたかの全身ポツポツもようやく消えて機嫌がなおって、昨夜はぐっすり寝てくれた。

私も看病疲れで昨日は子供と一緒に9時には寝てしまい、洗濯物を干す予定が

朝まで放置。夕飯の片づけも朝まで放置。

朝、洗濯物から異臭が…(/_;)

 

さてさて、ずっとずっと注文したかったチョキチクさんのキット。

ついに思い切って手を出してみた!

まだ全然すすんでないけど、子供を寝かしてから夜な夜な楽しみに進めてます。

どれを頼もうか迷って迷って、メロンパンに惹かれて定番パンを注文。

↓すぐに届いた!!ご丁寧に糸までキットに入ってる!

↓まずは型紙をコピーして切って、フェルトに並べて裁断。

裁断図まで付いてるからありがたい

早く縫いたいなぁ。

子供たちの具合が悪くて全然進まなかったから今日からまたがんばろう


突発でした。

2014-09-23 23:04:08 | 日々のこと

先週金曜日の夜、突然ゆたか発熱。

それまでとっても機嫌良く元気だったのに突然39℃

もうその夜からはグズグズで、夜中も何回も起きて泣き

昼間もずっと抱っこ抱っこで機嫌は最悪

この機嫌の悪さは覚えがある。

突発性発疹!!!

その昔、先輩ママが「とっぱつでさぁ」と話していて、

とっぱつってなに?????すごい専門用語っぽい。かっこいい。

と思っていた私ですが、今や「とっぱつだな!これは。」とかっこよく(?)使いこなしています。

 

たぶん、いや絶対そうに違いない。この機嫌の悪さは間違いない!

我が家の子たちは優香以外やっている。

熱が下がって発疹が出て初めて「あぁとっぱつだったね」とわかる病気。

とにかく機嫌が悪い。夜泣きがひどい。

一度罹れば生涯かかることがないのだが、なぜか桃さん土曜日から発熱。

2人の看病で家事が全然すすまない。常にどちらかが泣き、一人を寝かすと一人起き、

もうクタクタ

月曜日2人を連れて病院へ。

先生曰く、「ゆたかくんは突発かな?ももかちゃんはヘルパンギーナっぽいね。」

 

そして今日、ゆたかはやっと熱が下がって全身ボツボツ。まだ機嫌悪し。

桃さんも微熱があり保育園はお休み。桃さんはただの風邪でした。

衣替えが全然すすまなーい

↓機嫌の悪いゆたか。おなかにポツポツ。

 

↓背中もポツポツだらけ。

 


一日が早い

2014-09-19 10:54:11 | 日々のこと
今は仕事もせずに家で毎日何をしているかと聞かれると、

何もしていない…

いや、そりゃいろいろしているんだろうけど、
午前中は拾い物をして終わるかも…

我が家の床にはいろんな物が落ちている。

さぁ掃除機をかけようと思っても、細かい物がたくさん落ちている。

ミニカー、シルバニアファミリーの細々した椅子とかウサギとか、消しゴム、鉛筆、
お菓子のごみ、お菓子自体、ハンカチ、プリント、絵本、ガチャガチャのおもちゃ…

子供4人がそれぞれにいろんなところから引っ張り出して放置したものが
いろんなところに落ちている。

それを一つ一つ拾って元に戻すだけで結構な時間がかかる。

まだ保育園に行っていない長男ゆたかが、だいたい10時くらいからお昼まで寝ているので
その間にいかに家事を終わらせられるかで
その日一日の流れが決まる。

そのゴールデンタイムにうっかり一緒に寝てしまう事もあるのだが、
起きた時の(しまった!!寝てもーたー!)(/_;)自己嫌悪。。。。

そしてそんな事をしている間にアッという間に昼になり、
ご飯が終わればあっという間に小学生が帰ってきて
保育園へお迎えに行って、
犬の散歩へ行き、
夕飯を作り、食べ
風呂に入って寝る。

なんて一日が早いんだろう。

そうやって年をとっていくんだろうなぁ。

↓ゆたか初めての海、号泣。水が冷たすぎたらしい。
波が足に寄せてきた瞬間泣いた。


↓桃さん。3歳。先日の結婚式にて。
用意したドレスをとうとう嫌がって着なかった。一人だけ普段着ちっくなワンピース。
会場の床を転がり回り、新郎新婦の高砂席の下へ潜り込み、自由を謳歌していた桃さん。

ご無沙汰しております。

2014-09-18 12:05:48 | 日々のこと
ブログをかれこれ2年放置してました。
過去の記事を読み返して、日記っていいなと思ってまた書いてみようと思います。

この2年は我が家にとって激動の怒涛の2年でした。

なんてったって、まさかまさかの4人目妊娠→横浜から佐渡島への民族大移動。

毎日ドタバタですが、我が家は皆今日も元気です。

長女ハナは小学3年生→しっかり者だけど、家のお手伝いはあまりしない。
次女優香は小学2年生→登校拒否気味。甘えん坊です。
三女桃さん保育園年少→わが道を突っ走る桃さん。地獄のイヤイヤ期もようやく落ち着いてきた。
長男ゆたか1歳2か月→奇跡のような妊娠で我が家に彗星の如くやってきた男子。

私は今は仕事もせずのんびりと毎日を過ごしていますが、そろそろ働かなきゃやっていけない。
なんせ、4人の子供たちの将来が私と旦那にはかかってる!

ところが、ゆたかの保育園空きがない!
佐渡だから、すぐに入れると思っていたら甘かった。
どの保育園も定員いっぱい(T_T)

どうなる!?我が家!?

長男ゆたか↓