emitanの心にうつりゆくもの

日常のこと、テレビドラマのことなどを中心に・・・

ラストホープ 第7話

2013-02-26 23:50:25 | 2013冬ドラマ
第7話 「普通の女の子として生きたい…白血病患者の心を溶かす希望のノート」

波多野卓巳(相葉雅紀)は、荻原雪代(小池栄子)を患者・西村杏子(谷村美月)のいる診察室へ連れて行く。
杏子は、荻原が5年前研修医時代に診ていた患者で、骨髄異形成症候群ということで2週間に一度赤血球と血小板の輸血をしながらドナーを探していたが見つからず、今回「急性骨髄性白血病」で余命半年だと診断されてセンターにやってきた。
荻原は杏子に臍帯血移植を勧め、移殖可能なドナーが3人いると知らせるが、杏子はかつて自分と同じ病気だった人が既に亡くなっていること、これまでやりたいことを全部犠牲にして治療を続けていたのに白血病を発症したことなどから、どうせ治らないから治療を受けたくないと言い出す。
波多野は、虚血性心筋症の治療で入院しているインテリアデザイナー・坂崎多恵(石田ひかり)にお願いをして、坂崎が書いている「スターティングノート」のことを杏子に向けて話してもらう。
杏子が「助かるか分かんないのに、そんなノート意味ないと思う」と言うと、坂崎は「私はまだやりたいことがたくさんある、だから生きたい。だから病気を治したい。どうしても元の体に戻りたい。あなたはただひたすら死を向かえればそれでいいんでしょ?やりたいこと何一つないんだから。生きたいというより、死ぬのが怖い・・・その恐怖に負けているだけなのよ」と話す。
杏子は、坂崎の病状やこれまで坂崎がやってきた仕事を知って次第に心が動いていき、荻原に「私だって普通の女の子みたいに生きたい。普通に将来の夢持ちたい。先生お願い」と言って泣き出す。
そんなやりとりを聞いた副島雅臣(北村有起哉)は「患者同士が良い影響を与えるとは限らない。交流が深まれば深まるほど、一方の症状が悪くなればもう一方の患者も影響を受ける。二人とも命の危険を抱えた患者だ」と医師たちに忠告する。
そんな中、坂崎の病状が急変し、その姿を見た杏子は・・・


というような内容でした。

うーーーん、私としては今日はイマイチ・・・だったかな
白血病に関しては、これまでドラマでもたくさん描かれてきたし、芸能人の方でも罹った方が何名かいらっしゃってその都度ワイドショーで事細かに説明をしているので、
「簡単な病気ではなくて、いくら最先端の技術を持っている医師であったとしても難しい病気」ということが観ている私の頭にインプットされているから、波多野や荻原たちが杏子に対して声を掛ける言葉の数々が、どうも軽く思えてならなかったというか・・・。
「患者に治療に前向きになってもらうことが大事」ということは分かるのですけどね~。

今回の治療法「臍帯血移植」を用いて強引にブチ込んで関連付けたセリフには、少し興味が出ましたが・・・
「これからの医療は臍帯血、そして歯髄細胞だ」
「生まれたら取りあえず細胞を保管する・・・近い将来世界中で当たり前になる」
「バンクから初期化された細胞を持ってきてもらい、本人の症状に合わせて皮膚、骨、神経、血管、臓器を始め必要な細胞に変化させる、これが医者の主な仕事となる」
「当然再生医療が今後の医療の中核となる」
・・・これらのセリフを入れたくて、白血病の話題を取り入れたのかな~なんて。
でも、乳歯って、これからそういう価値が出てくるのかもしれないんですね・・・私の乳歯は、たぶん実家にはないだろうなぁ。
おととし「親知らず」を抜いた時に、歯医者に「持って帰ります?」と聞かれたけど、私は持って帰らなかったし・・・。
自分に子供が出来たら、取りあえず臍帯血と乳歯は取っておいた方が良いのかしら?なんて思いながら観ていました。

今日はそれ位かなぁ・・・

3時のおやつ、今日は出てきませんでしたね
あっ、最初に「塩大福」とか言っていましたっけ?
(この設定は、やっぱりほとんど意味がないってことでよいのかな?)

今回は1話完結ではなく、「次回に続く」でしたね。
来週はもう少しテンポが良くなるとよいのですが・・・

さて、最後に、今回分かったサイドストーリーのメモと簡単な感想を下に書き出します。

波多野卓巳について
2013年冬、亡くなった斉藤夫妻の息子・斉藤健(高橋一生)の元を訪ねたところ、健は具合が悪くなって倒れ込んだため、健のかかりつけの病院へ連れて行く。
卓巳は、自分の持っている斉藤夫妻についての記憶について健に話し、何か思い当たることがないかを尋ねる。
健は、一つだけ忘れられない記憶として、母が健の手を繋いで病院の屋上の縁に立っていたところを、主治医の波多野邦夫(平田満)が駆けつけて助けてくれたことを話す。
そして健は、自身が「再生不良性貧血」で余命1年であることを卓巳に話す。
その後、卓巳は自分がこれまで見たフラッシュバックのことを育ての父・邦夫に話すが、邦夫はフラッシュバックの内容は現実に起こったことではないと言い張る。
そして、里親に立候補して卓巳を引き取ったことを話して、いままで内緒にしていたことを謝る。
→邦夫は、担当患者だった健を救うために、自身の息子(養子)の卓巳の臓器(遺伝子?細胞?)を使用したってことなのかなぁ?
それとも、手術後に卓巳を引き取った?ということで、卓巳の本当の親はやっぱり斉藤夫妻?
手放したのは手術の前?後??
健の病気は、斉藤夫妻が生存していた時から分かっていた病気なんですかねぇ?

高木淳二(田辺誠一)について
2000年冬、ニューヨークで知り合った医師・大森真治(小木茂光)が日本の帝都大の交換研究員として20年ぶりに日本へ戻ると聞き、「逃げるんですか?」と尋ねる。
→大森は、これからのストーリーにどう絡むんでしょうね。
演じているのが小木さんなので、回想シーンだけでは終わらないと思ったり

古牧について
1994年秋、東京で斉藤健司(神尾佑)と会い、斉藤から「長野国立大学の四十谷先生などと共同研究を行いたいと思っている」と提案されるが、古牧は「誰の手も借りるつもりはない」と言って断り、「一つ聞いておきたい、(かつての斉藤の研究について)重要な点において解析の過程が不明瞭だ」と尋ねると、斉藤は「ここだけの話、偶然の産物から生まれたからですよ」と答える。
そして現在、化学物質の添加による細胞リプログラミングの研究に8割方成功し、ips細胞を超える研究としてマスコミにリリースするべきとの声が上がるが、もう一度検証実験して2か月半後に発表したいと答える。
夜、古牧の打つPC画面には「Clone Human Being」という文字があり・・・
→古牧は、やっぱり息子のクローン人間を作ろうとしているようですね。
斉藤や四十谷も似たような研究をしていたけど、斉藤は事故で死亡し、四十谷は失踪中・・・
古牧が、全部の黒幕だったりするんだろうか?


うーーーん、そろそろ先に進んでほしいなぁ

※これまでの感想
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※公式HPは(こちら
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