Haste not, Rest not

二度と返ってこない今の自分の気持ちを積み重ねる部屋。

独り言

2010-08-31 21:54:37 | 仕事
今の職場に拾ってもらって早くも半年。

始めは仕事を覚えるだけで必死だったけれど、

ようやく他の仕事も任されるようになって、

安心したようなちょっとしんどいような。

私の仕事量なんて他の人に比べたら全然なんだろうけど、なんせキャパが狭いもので。



で、5月あたりから日勤リーダーの割り当てが多くなっていて、

業務は主に送迎、荷物チェック、トイレ誘導、日中の記録、各職員への申し送り、家庭連絡。

つまり送迎時以外はほとんど利用者様と絡む時間がない。

しかも運転しながら絡むとか危なくてあまりできない。

耳が遠い方だと大きな声でも車の音で聞こえないし。

入退が多い日は、大袈裟でなく荷物チェックとトイレ誘導と送迎だけで定時を過ぎてしまう。

一日の記録とかはそれからやっと腰を据えてできる感じ。



この業務が月の三分の一を占めている最近。

あとの三分の一が夜勤と明け、
残りの三分の一が早番か遅番。

1番「介護」って感じなのが遅番だけど(入浴介助、食事介助、就寝介助メインだから)、
先月はその遅番が3回しかなかった。

昨日久々に遅番で、体はしんどかったけど(特に腰が…)、久々に仕事が楽しかった。

やっぱり私は荷物相手より利用者様相手に仕事がしたい。



人相手の仕事が嫌になって転職したはずなのだけど、

縁あって今の仕事に就くことになって、

結局自分の中身は今も昔もあんまり変わってないなと昨日しみじみと思った。



オールマイティなんて、都合のいいようにはなかなかいかないけれど、
でもやっぱり偏った経験だけじゃこれからのこと考えても厳しいんじゃないかと思う。

いくら荷物チェック早くても、
利用者様とうまくコミュニケートしたり介助したりできないんじゃ介護職員じゃないじゃない。

私にはそこの経験が足りなさ過ぎる。

それが足りてない私がリーダーばっかり入ってるのはなんか違う気がする。

基本が抜けてる足元は、谷間に薄っぺらいベニヤ板渡してるようなもんじゃないか。

立ってる分には困らなくても、歩いたり走ったりするには頼りなさすぎる。

凍らせたシャボン玉みたいだ。



かといって私のわがままだけで勤務を変えてもらう訳にもいかない。

本気なら休み削ってボランティアやるなりできるのかもしれないけど、
残念ながらそこまでの情熱はない。



仕事なんてそこそこでいい、
自分の生活のために稼ぐ手段でしかない。

という自分が大半を占めてるけど、

やるからにはプロフェッショナルになるべきだ、

と思う自分もいる。

でもそれは楽なことじゃない。

楽じゃないことに堪えられる自信は今はない。

そして十中八九これからも。



じゃあ割り切ればいい。

偽善者ぶらないでなぁなぁでいけばいい。



あー自分面倒臭い。



まぁどうせ今のまま変わらないでしょう。

それなら悩むだけムダ、
思考のスイッチをオフにして、
任せられた仕事を一生懸命やってこう。



そしてお休みの日はあるがままの私人に戻ろう。



そうやってバランスを保っていかないとやっていかれない。



それは二年前に身を以って体感したことだ。



中途半端な責任感ならいっそ捨ててしまおう。



どうせ打たれ弱い人間なんだからさ。



無理して折れてまた周りに迷惑かけるぐらいなら、
今の立ち位置維持しなよ。


自分を買い被っちゃいけない。

人にはどうしたってそれぞれ越えられないキャパがあるんだから。

そのキャパに見合った仕事をしなよ。












そうやって言い聞かせて逃げてる自分が嫌いだ。



こういうことは割り切って生きて行こうと決めたはずなのに、

やっぱり私はなんにも変わっていなくて悲しい。

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