キンモクセイの、甘くてせつない香り。
10月1日。
一年前の今日、
がらんどうのセンターで、
上司と、先輩と、私。
3人で、
よろしくお願いします、
をしました。
私は上履きを忘れて、靴下でした。笑
それまでは顔見知り程度だった先輩と、
車で買い出しに出ました。
まずはトイレを使えるように、
トイレットペーパーと掃除用具を。
朝が早くてまだお店が開いていなくて、
ただただ、周辺把握の名目のドライブになってしまって。
その間に、お互い少し緊張しながら、話をしました。
それまで他人だった私たち3人は、
ハードなオープニング業務に追われながら、
瞬く間に、同士になっていきました。
現地採用のスタッフにも恵まれました。
私のためにと、余ったお昼ご飯を
休憩室に置いておいてくれた厨房さん。
お客様の無茶とも思える要望にも、
融通を利かせてくれて。
いつも美味しいご飯とおやつを、
妥協なしで提供してくれた。
残業中、集中力が切れそうになったとき、
雑談がてら色々なことを教えてくれた上司。
私が苛々したり怒っていたときには、
冗談で笑わせて丸め込んでくれたり。
価値観の違うスタッフに対する私の思いを察して、
ガス抜きをしてくれたり。
公私ともに私の心配を常にしてくれた先輩。
先輩からのLINEで毎日がんばろうと思えた。
私の苦手なレク分野を、
一手に引き受けてくれたデイスタッフ。
体調が悪くても、
人手がないからと出勤してくれた。
そんな中での日々の入浴誘導と介助は、
それまでで一番の阿吽の呼吸だった。
出口の見えないトンネルも、
仲間がいれば前に進める。
陳腐などこかの歌詞のようだけれど、
陳腐なことこそ、
体感するのは意外とギリギリ限界までいかないとできなかったりするのだと、
今だから思います。
あのセンターが始まってから、
まだ1年。
1年も経つ前に、
私たちは、それぞれの事情で、
その職場を離れ、
バラバラになりました。
それでも、今でも。
時折連絡を取り合ったり、
ご飯を食べたり、
飲み会に呼んでもらったり。
ともに過ごす時間の長さなど、
親密になるのには関係ないのだと、
体感した日々でした。
あんなに自分がピタリとはまった上司や先輩、同僚との関係は、
もうないだろうなと、
懐かしく思います。
また会えるから、寂しくはないけれど。
あの頃のことは、
いつまでも私の中でキラキラと輝いています。
もちろん、そう思えるのは、今。
公私ともに、余裕があって、
幸せな証拠なのだと。
それも、忘れちゃいけない一番のこと。
いくら仕事が充実していても、
プライベートがぐちゃぐちゃな時は、
周りから顔が死んでるよと言われてました。
彼あっての、私。
今の環境をくれた彼には、
もちろん感謝しています。
忘れがちだけれど、
普通に違和感なく一緒にいられること、
それがいちばん幸せなこと。
変化に富んだ人生を、
とても、楽しく生きています。
10月1日。
一年前の今日、
がらんどうのセンターで、
上司と、先輩と、私。
3人で、
よろしくお願いします、
をしました。
私は上履きを忘れて、靴下でした。笑
それまでは顔見知り程度だった先輩と、
車で買い出しに出ました。
まずはトイレを使えるように、
トイレットペーパーと掃除用具を。
朝が早くてまだお店が開いていなくて、
ただただ、周辺把握の名目のドライブになってしまって。
その間に、お互い少し緊張しながら、話をしました。
それまで他人だった私たち3人は、
ハードなオープニング業務に追われながら、
瞬く間に、同士になっていきました。
現地採用のスタッフにも恵まれました。
私のためにと、余ったお昼ご飯を
休憩室に置いておいてくれた厨房さん。
お客様の無茶とも思える要望にも、
融通を利かせてくれて。
いつも美味しいご飯とおやつを、
妥協なしで提供してくれた。
残業中、集中力が切れそうになったとき、
雑談がてら色々なことを教えてくれた上司。
私が苛々したり怒っていたときには、
冗談で笑わせて丸め込んでくれたり。
価値観の違うスタッフに対する私の思いを察して、
ガス抜きをしてくれたり。
公私ともに私の心配を常にしてくれた先輩。
先輩からのLINEで毎日がんばろうと思えた。
私の苦手なレク分野を、
一手に引き受けてくれたデイスタッフ。
体調が悪くても、
人手がないからと出勤してくれた。
そんな中での日々の入浴誘導と介助は、
それまでで一番の阿吽の呼吸だった。
出口の見えないトンネルも、
仲間がいれば前に進める。
陳腐などこかの歌詞のようだけれど、
陳腐なことこそ、
体感するのは意外とギリギリ限界までいかないとできなかったりするのだと、
今だから思います。
あのセンターが始まってから、
まだ1年。
1年も経つ前に、
私たちは、それぞれの事情で、
その職場を離れ、
バラバラになりました。
それでも、今でも。
時折連絡を取り合ったり、
ご飯を食べたり、
飲み会に呼んでもらったり。
ともに過ごす時間の長さなど、
親密になるのには関係ないのだと、
体感した日々でした。
あんなに自分がピタリとはまった上司や先輩、同僚との関係は、
もうないだろうなと、
懐かしく思います。
また会えるから、寂しくはないけれど。
あの頃のことは、
いつまでも私の中でキラキラと輝いています。
もちろん、そう思えるのは、今。
公私ともに、余裕があって、
幸せな証拠なのだと。
それも、忘れちゃいけない一番のこと。
いくら仕事が充実していても、
プライベートがぐちゃぐちゃな時は、
周りから顔が死んでるよと言われてました。
彼あっての、私。
今の環境をくれた彼には、
もちろん感謝しています。
忘れがちだけれど、
普通に違和感なく一緒にいられること、
それがいちばん幸せなこと。
変化に富んだ人生を、
とても、楽しく生きています。