先々週に観てきました映画「モーツァルトとクジラ」のことを
お話ししようと思いながら、2週間が経ってしまいましたね…
映画を観終わった時のことを、まだ上手くことばにできないような気がしています。
実は、それがなぜなのか…それすら、ことばにできないくらい…
おそらく、そのお話の中に入り込んでしまって、
登場人物の心理的な状況(のようなものに)に近い心もちに、私自身がなってしまったような…
そんな気がしています。(最近、映画をそんな風に観てしまうことがあるので)
きっと、いわゆるフツウの方々がご覧になったら、
逆に、とても違和感が強かったり、彼らのことを理解しにくかったり…
ということがあるかもしれません。
そんなことを含めても、主人公のふたりの持っている
いわゆるアスペルガー症候群の特徴を、誇張することなく
できるだけ、忠実に描こうとしていたと思います。
ある程度の予備知識をもっている人には、わかりやすい表現になっていたのではないでしょうか。
なるほど「音に対する過敏さ」や「ものごとの変化のもたらす混乱」などが
こんな風に本人には感じられるのかしら~、というように
視覚的に理解できるような気がしました。
人とのかかわりの不器用さをもちながら、
けれど、ふたりで生きていこうとする姿を観て、私もどうしようもなく涙があふれてしまいました。
その前途多難なことは、予想されますが
いろんなことを乗り越えて、できれば前向きに生きていって欲しいなぁ…と、
どこかkirikouたちの未来と、重ね合わせて観てしまいました。
原作の小説も出ていますので、いつか読んでみようと想っています。
ということで、フツウの方々の感想がとても気になるところですが
元々のわかりにくさを、考慮に入れても、やはり機会がありましたら
観ていただけたら…と想っています。
さて、ついでといったら何ですが、ご存知の方も多いと思いますけれど
漫画「光とともに」と「どんぐりの家」のことを、少しだけお話いたします。
私が「光とともに」をはじめて読んだのは、ちょうどテレビドラマが放送された頃で
kirikouが一年生になる年の春でした。
その頃は5巻までしか出ていなくて、今は10巻まで進んで
光君も小学校の卒業が間近になっているようです。
ドラマも、全部通しては観ていませんが
小林聡美さんの演じた里緒 先生がほんとうに素晴らしくって
光君のお母さん役の篠原涼子さんも、若いながらも一生懸命な母親役を演じていました。
そのほかに最近では、私はほとんど観られませんでしたが
草薙剛さんが自閉症の青年を演じたドラマ「僕の歩く道」もありました。
モチロンお話として、どれだけ実際の様子を再現できているのか…
むずかしい点もあるとは思いますが
いろいろな形で取り上げられることで、少しずつでもみなさまの認知がすすめば
誤解や偏見をなくしていくことに結びついていくのではないかしら~と期待しています。
さて、もうひとつの漫画「どんぐりの家」は、先日のスクーリングで
ken先生に、教えていただきました。
たまたま、いつも子育てサロンのお手伝いに行く地区センターの
図書の貸し出しのコーナーで見つけて、早速借りて読みましたが
どうしようもないくらいに、またボロボロと涙があふれてしまいました。
こちらは、ろう重複障害者とその家族と彼らを支える関係者の姿を描いた
実際のお話をもとにしたマンガです。
はじめは「就学猶予」ということで、学校に通うこともできなかったり
社会から見捨てられたかのようにして暮らしていた、子どもたちやその家族が
やがて、ろう学校に受け入れられ、さまざまな困難を乗り越えながら
支えてくれる人たちや、自らも助け合って成長していく様子が描かれています。
さらに、ろう学校などの卒業後も豊かな生き方を切リ開くために
多くの支援を得ながら共同作業所「どんぐりの家」を実現し
さらには、生活労働施設の設立めざし
エネルギーと情熱あふれる活動がくり広げられていく様子には
私も、ほんとうに励まされました。
さまざまな障害という困難を持ちながらも、
「ひとりではない」「みんなで一緒に、できることを積み重ねていく」ことで
「きっと、少しずつでも明るい見通しが開けてくる」ということを
はっきりと、思い描くことができました。
ほかにも、いろいろな番組などで、発達障害だけにかぎらず
いろいろな、困難を抱えながらも、一生懸命に何かに挑戦している方々の姿を
目にすることがあります。
そんな時、それぞれの違いに目を奪われることなく
違いはあっても「少しでもよりよき方向を目指して、できることをしていこう!」
という前向きな気持ちを、大切にしていこうと思っています。
障害があるということだけでなく、いろいろな困難な事情を抱えている方々も
いらっしゃると思います。
それぞれの困難や大変なことに、今すぐに私にできることは、何もないかもしれませんが
そのことを、慮ること…想像することくらいは、できる自分でありたいと想っています。
なにやら、いい子ぶっているようなお話になってしまいましたが…
今はまだ、できていないかもしれないけれど…
そうありたいという願望を、あえてお話させていただきました。
機会があったら、そんなお話に触れていただけたら…
ほんとうにうれしく思います。
お話ししようと思いながら、2週間が経ってしまいましたね…
映画を観終わった時のことを、まだ上手くことばにできないような気がしています。
実は、それがなぜなのか…それすら、ことばにできないくらい…
おそらく、そのお話の中に入り込んでしまって、
登場人物の心理的な状況(のようなものに)に近い心もちに、私自身がなってしまったような…
そんな気がしています。(最近、映画をそんな風に観てしまうことがあるので)
きっと、いわゆるフツウの方々がご覧になったら、
逆に、とても違和感が強かったり、彼らのことを理解しにくかったり…
ということがあるかもしれません。
そんなことを含めても、主人公のふたりの持っている
いわゆるアスペルガー症候群の特徴を、誇張することなく
できるだけ、忠実に描こうとしていたと思います。
ある程度の予備知識をもっている人には、わかりやすい表現になっていたのではないでしょうか。
なるほど「音に対する過敏さ」や「ものごとの変化のもたらす混乱」などが
こんな風に本人には感じられるのかしら~、というように
視覚的に理解できるような気がしました。
人とのかかわりの不器用さをもちながら、
けれど、ふたりで生きていこうとする姿を観て、私もどうしようもなく涙があふれてしまいました。
その前途多難なことは、予想されますが
いろんなことを乗り越えて、できれば前向きに生きていって欲しいなぁ…と、
どこかkirikouたちの未来と、重ね合わせて観てしまいました。
原作の小説も出ていますので、いつか読んでみようと想っています。
ということで、フツウの方々の感想がとても気になるところですが
元々のわかりにくさを、考慮に入れても、やはり機会がありましたら
観ていただけたら…と想っています。
さて、ついでといったら何ですが、ご存知の方も多いと思いますけれど
漫画「光とともに」と「どんぐりの家」のことを、少しだけお話いたします。
私が「光とともに」をはじめて読んだのは、ちょうどテレビドラマが放送された頃で
kirikouが一年生になる年の春でした。
その頃は5巻までしか出ていなくて、今は10巻まで進んで
光君も小学校の卒業が間近になっているようです。
ドラマも、全部通しては観ていませんが
小林聡美さんの演じた里緒 先生がほんとうに素晴らしくって
光君のお母さん役の篠原涼子さんも、若いながらも一生懸命な母親役を演じていました。
そのほかに最近では、私はほとんど観られませんでしたが
草薙剛さんが自閉症の青年を演じたドラマ「僕の歩く道」もありました。
モチロンお話として、どれだけ実際の様子を再現できているのか…
むずかしい点もあるとは思いますが
いろいろな形で取り上げられることで、少しずつでもみなさまの認知がすすめば
誤解や偏見をなくしていくことに結びついていくのではないかしら~と期待しています。
さて、もうひとつの漫画「どんぐりの家」は、先日のスクーリングで
ken先生に、教えていただきました。
たまたま、いつも子育てサロンのお手伝いに行く地区センターの
図書の貸し出しのコーナーで見つけて、早速借りて読みましたが
どうしようもないくらいに、またボロボロと涙があふれてしまいました。
こちらは、ろう重複障害者とその家族と彼らを支える関係者の姿を描いた
実際のお話をもとにしたマンガです。
はじめは「就学猶予」ということで、学校に通うこともできなかったり
社会から見捨てられたかのようにして暮らしていた、子どもたちやその家族が
やがて、ろう学校に受け入れられ、さまざまな困難を乗り越えながら
支えてくれる人たちや、自らも助け合って成長していく様子が描かれています。
さらに、ろう学校などの卒業後も豊かな生き方を切リ開くために
多くの支援を得ながら共同作業所「どんぐりの家」を実現し
さらには、生活労働施設の設立めざし
エネルギーと情熱あふれる活動がくり広げられていく様子には
私も、ほんとうに励まされました。
さまざまな障害という困難を持ちながらも、
「ひとりではない」「みんなで一緒に、できることを積み重ねていく」ことで
「きっと、少しずつでも明るい見通しが開けてくる」ということを
はっきりと、思い描くことができました。
ほかにも、いろいろな番組などで、発達障害だけにかぎらず
いろいろな、困難を抱えながらも、一生懸命に何かに挑戦している方々の姿を
目にすることがあります。
そんな時、それぞれの違いに目を奪われることなく
違いはあっても「少しでもよりよき方向を目指して、できることをしていこう!」
という前向きな気持ちを、大切にしていこうと思っています。
障害があるということだけでなく、いろいろな困難な事情を抱えている方々も
いらっしゃると思います。
それぞれの困難や大変なことに、今すぐに私にできることは、何もないかもしれませんが
そのことを、慮ること…想像することくらいは、できる自分でありたいと想っています。
なにやら、いい子ぶっているようなお話になってしまいましたが…
今はまだ、できていないかもしれないけれど…
そうありたいという願望を、あえてお話させていただきました。
機会があったら、そんなお話に触れていただけたら…
ほんとうにうれしく思います。
「どんぐりの家」・・・古本を全巻取り寄せたのに、積んだままです(T_T) 某先生が、この本も読んでおくといいと推薦してくださいました。
いつ読めるかなぁ~?
どうしても、当事者としての目線になってしまいますね・・・
そうでない方から観たら、どうなんでしょうか?
そのあたりも、少し気になっています。
そんな障壁など、なくなっていくことが、望ましいとは思いますけれど・・・
それも、きっと少しずつ・・・でしょうね~