Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

こころを見つめて・・・

2006-04-02 02:49:48 | Weblog
タイトルに書いたことに結びつく内容になるかどうかも
心もとないままに、とりあえず書き始めます。


ブログをはじめて、とても楽しく、それなりに満足しており
朝、お気に入りの茂木先生のクオリア日記の
「四弁桜」のお話に感じ入り、コメントなど書いてから
ゆっくりと朝食をいただきました。


毎年恒例になっている家族とのお花見に行こうということで
夫の実家で、おじいちゃんの支度を待って、お昼頃に出かけました。

昨日は、おとといまでの花冷えがうそのように、おだやかで
風もあまりない、とてもあたたかい一日になりました。

子どもが生まれてからの8年あまり、毎年定点観測のように
夫の通った高校のグラウンドの、古くて見事な桜を見てきました。

夫の都合に合わせて、その年その年の開花の様子を見ながら
土曜か日曜に行くことにしていますが

今年は、ちょうど子どもの春休みにあたりました。

グラウンドでは、野球の試合が行われていて
甲子園のそれとは違う風景も、何だかとても懐かしく感じました。

制服姿の高校生の男の子、女の子たちが、陸上の練習場(?)あたりで
集まってお花見する姿も、なんともほほえましいものでした。


帰ってから、子どもは仲良しのお友だちと学校へ遊びに行き
夫と買い物をして帰って、ほっとしてから
PCを開けて、あれこれ覗いておりました。


そこで、びっくりする、そして悲しいお話を知りました。

知らなければ、
それまでの、のんびりした楽しかったお花見の余韻のままの
心でいられたのでしょうが・・・


その内容をここに書くことは、今は少なくともしないつもりですが

もしも、自分の子どもに、そして自分にそんなことが起きたら・・・

と想うだけで、涙があふれ、体の力は抜けて、
どこか心にきりきりする痛みが湧き上がり
目に見える世界の色が、抜け落ちてしまうかの感覚に襲われました。


そんな時、子どもが帰ってきて、気持ちはそのままなのに
「おやつは、手を洗ってから」などと言いながら

こんなわけのわからない『こころ』をもてあまして
その『こころ』を、どこかから見ている自分に気がつきました。

そして思わず、ハルヤンネさまのブログに書き込みをしている自分がいました。


■心を見つめる・・・

知らなかったときの自分のこころ・・・

点と点がつながって、知ったときの驚き
そして悲しさや痛みが湧き上がりました。

こころの変わりようで

世界の色が急に変わって見えます・・・

そのことに、オロオロして

こころというものを、もてあましています・・・

それでも人は生きていくのですよね・・・

つまらないつぶやきで、ゴメンナサイ・・・

ハルさまは、何も言わずに聴いてくださいますか?

TOMOはは (2006-04-01 17:00:06)
■無題

なにも言わず…ということで、レスをしない方がいいかとは、思いましたが…

さように、ココロとは、現象次第で、変化するものです

けれども、逆に言えば、ココロ次第で、現象を変化させることができるということでもあります

ハル (2006-04-01 17:42:34)

とのお返事を、いただいきました。



何度も何度も、こころの中でこの言葉を転がしているうちに・・・

夕飯の支度やら、家族との会話をするうちに・・・

この時間、どこかの場所で
いろいろな人の、いろいろな出来事が起こり、そして過ぎていく・・・


それは、なんとも表現のしようのない感覚?感情?思い?
のようなものでしょうか?


まだこのことを、すぐには整理することはできそうにもありませんが

そのとき心に浮かんだのは

大好きな宮沢賢治の「アメニモマケズ カゼニモマケズ」と

以前から、ずっと気になっている「般若心経」のことでした。




そもそも『こころ』が何なのかも

どこに向かうのかもわからぬままに

この『こころ』を道連れに

『こころ』を見つめて、旅するすることに

どうやらなりそうな予感がします・・・

一人で行かねばならぬ旅かも知れませんが・・・

できれば、みなさまにもご一緒していただけたら心強いです!

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (いちご)
2006-04-02 12:04:09
朝方眠りについて 今さっきおきました。

おはようございます。

ブログは 時々拝見しにきていたのですが

書き込みご挨拶していなくて・・・ごめんなさい。



昨夜あれから 眠れましたか?

朝起きてから 何かたべれましたか?



落ち着いたら 私でよければ

メールしてください。

メールのほうが いいですよね 

URTにアドレス入れときます。

ご無理なさらないで 今日は体をやすめてくださいね。
返信する
Unknown (ぴーまん)
2006-04-02 12:39:05
生まれる時も、死ぬ時も、

人は、『1人』ですよね。

1人は寂しいことではないと思います。

一緒にいても、孤独を感じることはありますし、

一緒にいなくても、孤独を感じることはないです。

毎日、与えられた『相手』を、『時間』を、

ただただ、大事にしていくしかないのだと思います。

そうしているうちに、

同じ心を持つものが、

次第に、知らぬ間に、

近くにいるのではないのかと・・・
返信する
Unknown (ぴーまん)
2006-04-02 16:49:52
よかったら、記事を見にいらしてください^^
返信する
多面体 (hama-wind)
2006-04-02 20:49:47
人生で一番大きくて重い命題にあたってしまったようですね?でもきっとみんな一緒だと思いますよ、気付いているかいないかの差はあるにしても。自分とは何か、心とは…?

人間の心って実は多面体で、不思議なくらいいろんな側面を持っていますよね。どれが本当の自分?でも全部がきっと自分なんでしょう。見極めて育てていくのは、最終的には自分自身ですね。

般若心経もとても参考になると思います。「空」にたどりつけるのは…いつになるのでしょうね…。

返信する
ご心配おかけしました。 (風待人)
2006-04-02 21:53:12
いちご さま



ありがとうございました。



アドレスがつながらないので・・・こちらにお返事します。



自分の気持ちに関わらず、子どもや家族との日常はあるので・・・

何とか持ち直すことはできました。



このところ、自分の振り返りやいろいろなことがあって

チョッと気持ちが不安定なことがあるのかもしれませんね・・・



ぴーまん さま



HPで存じ上げておりましたが、そのことが線になってつながったとき

自分でもどうしてよいかわからないほどのショックを受けてしまいました。



何か、私にできることが見つかったら、お話してみたいと想います。



痛みをこんな風に感じることもあるのでしょうか?



子どもが寝たら、ゆっくりぴーまんさまのところに伺いたいです。



hama-wind さん



実は、若いときも悩みのなかにあって

円覚寺の土日座禅に通っていたことがあります。



そのときは、座りながら

どうしてこんなにも、雑念が後から後から湧いてくるものなのかと



半年ほどして、あきれるくらいに思いました。



理系を学んだのに、精神世界に惹かれていく自分を

半ば隠しながら、20年ほど生きてきて



でもやっぱり、そこに何かを感じずにはいられないことを



この歳になって、まだブログの中ですが

お話してしまいたいと想いました。





とはいえ、科学的思考からも、いわゆる精神論からも



純粋に自由なところに、できれば自然と立っていたいというのが

素直な気持ちかもしれません。



般若心経や宮沢賢治に惹かれるのは



そのことに、きっとリンクしていると直観的に想うからかもしれませんね・・・



言葉にできないことが、ありすぎて・・・



でも、だからこそこんな『こころ』をかかえて

地面をしっかり踏みしめて歩くことを

皆様にもお話しておきたかったんだと思います。



素直に「大丈夫!!」と言える、ささやかな自信がつきましたので



できれば、皆様にも見ていていただけたら、らうれしいです!

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Unknown (ぴーまん)
2006-04-04 06:29:49
長くなるので、私のところにお返事しておきました^^!
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